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早期に当院を退院した脳血管障害患者の高次脳機能障害の生活への影響の調査
最終更新日 2022年6月7日
研究課題名
早期に当院を退院した脳血管障害患者の高次脳機能障害の生活への影響の調査
研究の目的・方法
目的
脳卒中は運動機能障害など、様々な後遺症を来す疾患です。脳卒中に罹患した患者様の中には、運動麻痺は比較的軽度だが将来的に高次脳機能面で支援が必要になる可能性がある患者様が存在します。
本研究は当院から早期に自宅退院した脳卒中患者様を対象に、高次機能障害および生活の困難さに関するアンケート調査を実施します。そのことにより、1.早期自宅退院した脳卒中患者様が高次脳機能障害により生活の困難さを感じているかどうかを確認すること、2.高次脳機能障害による困難さを感じている患者様が存在した場合、その患者様の入院中の臨床的特徴を明らかにすることを目的とします。
本研究により、早期退院可能だが、高次機能障害による生活の質が低下する可能性のある脳卒中患者様の特徴が明らかになります。将来的に、脳卒中患者様に対する早期医療に加え、地域生活のために適切なサポートが明確となり、脳卒中患者様の退院後の生活の質の向上に貢献できる可能性があります。
方法
2020年1月から2021年12月の間に脳血管障害に対し当院で診療を受け、作業療法を実施し入院後30日以内に退院した患者様のデータを後方視的に検討します。
併せて、対象者に対してアンケート送付を行い返信内容のデータ収集・分析を行います。
研究の対象
2020年1月から2021年12月の間に脳血管障害に対し当院で診療を受け、作業療法を実施し入院後30日以内に退院した患者様
研究期間
許可日から2023年3月31日まで
研究に用いる試料・情報の種類
入院時のデータとアンケート調査の返信内容を使用します。
試料・情報の取得と保管
情報は、少なくとも本研究の終了日から5年後又は本研究の結果の最終の公表について報告した日から3年後のいずれかの遅い日までの期間厳重に管理します。保管の方法は、パスワードを設定した電子ファイルで、横浜市立脳卒中・神経脊椎センターのネットワークから独立したPCで保存します。このPCが保管されている部屋は、入室が管理されており第三者が立ち入ることはできません。本研究によって得られた情報も対応表と同様に管理します。また情報は、研究終了後データの抹消という方法ですみやかに廃棄処分します。
研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益
本研究では入院時のデータ使用とアンケート調査であり通常の経過観察で行なわれる検査及び治療目的の範囲を越えず、それによって研究対象者に本研究への参加による大きな不利益が生じることはありません。また、本研究の観察項目は即座に対象者へフィードバックされるものではなく、利益も生じません。
お問い合わせ先
本研究に関するご質問・ご相談等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することができますので下記連絡先まで電話またはFAXでお申出ください。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者様もしくは患者様の代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者様に不利益が生じることはありません。
研究責任者(研究への利用を拒否する場合の連絡先)
〒235-0012 神奈川県横浜市磯子区滝頭1-2-1
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター リハビリテーション部
石渡 大地
電話番号:045-753-2500(代表)
このページへのお問合せ
脳卒中・神経脊椎センター管理部総務課
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メールアドレス:by-no-somu@city.yokohama.lg.jp
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