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Last updated date:2024/10/3
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3月 ① 自治会町内会(じちかいちょうないかい)と防災(ぼうさい) ➁ 英語(えいご)による こみゅにけーしょん をより豊(ゆた)かに ③ ちょこっと、おてつだい
中区役所で配っている情報紙「広報よこはま なか区版」の内容を、やさしい日本語にしました。(日本語の「広報よこはま なか区版」は別ページ(べつぺーじ)へ。やさしい日本語の「広報よこはま 市版」は市(し)からのおしらせへ。)情報は発行した時のものです。内容が変更されている場合があります。注意してください。
①自治会町内会と防災 ~いつものコミュニケーションで、助け合う関係を作りましょう~
【といあわせ】中区役所 地域活動担当 TEL 045-224-8132 FAX 045-224-8215
自治会町内会では、お祭りや運動会、『子育てサロン』、ひとりで住んでいるお年寄りを呼んで食事会をするなど、住んでいる場所でたくさんのことをしています。
その中から防災のための地域の活動について連合町内会長のみなさんと一緒に紹介します。
阪神・淡路大震災では、倒れて壊れた家の下で倒れた人の約80%を家族や隣近所の人が助けました。災害が起きたすぐ後では、すぐに助けることは難しいです。非常時に一緒に助け合える「共助」の関係を、いつも作っていくことが大切です。
神田会長(第1北部地区)
自治会町内会の防災活動ってどんなことをやっているの?
自治会町内会では、消防署などと一緒に、『救命講習』や火事が来た時のことを考えて『初期消火訓練』などを行っています。
また、食べ物、飲み物、電気を作る機械などを置いておく『防災備蓄倉庫』を自分たちで用意している自治会町内会もあります。
『救命講習』
自治会町内会の『防災備蓄倉庫』
災害時、避難所(逃げるところ)は誰がつくるの?
避難所(逃げるところ)は、近くに住んでいる人たちがみんなでつくります。避難所をつくるためには、逃げて集まった人みんなが参加することが大切です。
【防災訓練の様子】
避難所のテントを作る
コロナ禍での受付練習
隣近所の人といつもあいさつや会話をすることで、逃げる時に誰か逃げ遅れている人がいないかどうかや、心配な時に安心することができるようになります。
丹羽会長(本牧・根岸地区)
小島会長(第4南部地区)
防災に関するといあわせは 中区役所 庶務係 TEL 045-224-8112 FAX 045-224-8109
近所で知っている人をつくるにはどうしたらいいの?
例えば、自治会町内会が近くで行っているイベントや防災訓練などに行きます。そうすると、知っている人が増えて、安心できるようになります。
【顔の見える関係を作ることで…】
災害時だけでなく、子どもの安全のためにも、近所の人が危ないことに気が付きやすくなります。
依田会長(石川打越地区)
近所のたくさんのことを知ることができるようになります。
花井会長(第1中部地区)
自治会町内会ではこんなことをしています
災害が起きた時の準備
近くに人と人が会話できる場所を作ること
子どもを育てる時に助けること
お年寄りが安全かどうか見ること
町を掃除すること
防犯・交通安全
⇒ 自治会町内会(じちかいちょうないかい)は、近所(きんじょ)のみなさんの住(す)みやすさを作(つく)っています!(外部サイト)
➁英語によるコミュニケーションをより豊かに ~中区内の中学校5か所で英語を勉強する方法として『横浜ラウンド制』を使っています!~
【といあわせ】中区役所 学校連携・こども担当 TEL 045-224-8139 FAX 045-224-8159
『横浜ラウンド制』という英語を勉強するやり方を知っていますか?中区では、2016年から横浜吉田中学校がこのやり方を始めて、その後、本牧中学校が始めました。2022年からは中区の中学校5か所全部で使っていて、1か所ずつ英語を学ぶ時の工夫をしています。
外国の人や外国に近い人が多い中区での、中学校の英語の勉強のやり方について紹介します。
『横浜ラウンド制』とは・・・『5ラウンドシステム』+αの英語を勉強するやり方です。
『5ラウンドシステム』とは
1年間の英語の授業で1冊の本を5回、やり方、見方や考え方などを変えて何度も読みます。何度も勉強することで、いろんな英語力を高めます。
ラウンド1 リスニング
音や声を聞いて話の内容が分かるようにします。
ラウンド2 音と字の一致
音や声を聞きながら本の字が一緒かどうか見ます。
ラウンド3 音読
何度も同じ文を声に出して練習します。
ラウンド4 穴あき音読
文の一部分が空いている問題文を使って声に出して読みます。
ラウンド5 リテリング
本の内容を、自分の言葉を使って説明します。
「+α」とは
『5ラウンドシステム』を元に、先生が学校の生徒が勉強しやすいように、回数ややり方を工夫したり、変更したりしています。
具体的な工夫
・英語を使って考えや気持ちを話す
・先生と生徒、生徒たちの間のコミュニケーションを多くする(二人一組で話したり、数人で話したりなど)
・生徒が自分で考えながら勉強できるような教え方
・1人1台コンピューターを持って使う
など
横浜吉田中学校の+α
わかりやすいことを大事に『ペア会話活動』
授業の時間を前半分と後ろ半分にします。前半分では、いつも良くする話を英語で会話する『スモールトーク』をします。後ろ半分では、『5ラウンドシステム』をします。
『スモールトーク』では、生徒が英語を使って伝えたいことを自分から話せるよう、本で出てきたトピックスやいつも良くする話など、生徒たちが興味を持てる内容を使います。中国やフィリピンなど、いろんな国のお正月の話などを元に、英語を話すことだけでなく、友達が住んでいる国の文化にも興味を持てるよう工夫をしています。
横浜吉田中学校
『檜槇 恵美』教論
このやり方をしている学校のみなさんに聞いてみました
英語を学校のみんなが使える言葉に
横浜吉田中学校は全部の生徒の中で大体半分が外国の人・外国に近い生徒です。また、そのうちの大体半分が日本語をあまり話すことができません。そのため、言葉が分からず、生徒たちがなかなかなかよくなれませんでした。そこで、英語の授業で生徒たちがコミュニケーションをできるようにしたいと思い、ここでの授業を始めました。生徒の話す言葉が変わったり、授業での反応、英語の試験の成績などを見て、生徒たちの関係が良くなっていることが分かります。
横浜吉田中学校
『米盛司』校長
英語で自分から呼びかける力を付けて、環境問題(SDGs)の解決にかかわりたい!
二人で本を読みあったり、会話をたくさん行ったりするので、コミュニケーション能力がよく身に付いたと思います。外国の人や外国に近い友達との、体を動かすことなどでの会話が、英語での会話に変わりました。そして、自分の伝えたいことも少しずつ分かってもらえるようになりました。
横浜吉田中学校
『小松璃海』さん
休み時間には友達と楽しく話しています
英語の授業
③多文化共生コラム ちょこっと、おてつだい
【といあわせ】中区役所 企画調整係 TEL 045-224-8127 FAX 045-224-8214
ペットの災害対策編
災害時にペットを飼っている人が準備しておくことはもちろんですが、ペットを連れて逃げるやり方については近所の人も知っておく必要があります。
『吉田さん』(日本人)
スウェーデンでは、バスや電車に乗る時、ペットの犬をかごに入れなくても乗ることができると聞きました。
『アンナさん』(スウェーデン出身)
はい。ペットを飼っている人は犬についての学校に何度も行って、教え方を勉強します。
犬がマナーを分かっていて、周りの人もそれを知っているので、一緒に乗っても大丈夫なんです。
『近所の山下さん』(お世話好き)
犬にマナーを教えておくのは災害の時にもとてもいいでしょうね。
日本の災害にはどう準備したらいいのでしょうか?
横浜市の避難所(逃げる場所)では、ペットをかごに入れる必要があります。災害時にペットをどうするかについての案内や、ペットを飼っている人用の外国語の案内があるので、見てみるといいですね。
ペットを飼っている人もそうでない人も、みんなが安心できると嬉しいですね。
⇒ 災害時(さいがいじ)のペット対策(ぺっとたいさく)(『動物愛護センター』)
⇒ 『地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)』における災害時(さいがいじ)のペット対策(ぺっとたいさく)(区役所環境衛生係)
ページID:409-286-122