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災害時のペット対策(震災)
まず飼い主自身の安全、そして共に避難するペットの安全を確保しましょう。
最終更新日 2022年10月6日
下記をクリックすると各項目に移動します。
1 災害時のペット対策
横浜市の災害時ペット対策については、平成23年5月に「災害時のペット対策~ペットとの同行避難対応ガイドライン~」にまとめています。
「横浜市防災計画(震災対策編)」、「横浜市地域防災拠点開設・運営マニュアル」、「人とペットの災害対策ガイドライン(外部サイト)」(環境省)などを踏まえた内容になっています。
ペットを飼っている人、地域防災拠点を運営する人など、地域の皆様に広く「ペット同行避難」についてご理解いただき、災害発生時に避難先での混乱が生じることがないよう、平常時の備えや取組をすすめていただくための指針としてご活用ください。
なお、環境省ホームページ(外部サイト)にも詳しい情報が掲載されていますのでご参照ください。
災害時のペット対策(令和4年改訂版)
2 ペット同行避難
ペット同行避難とは、被災時に地域防災拠点などの避難所へペットとともに避難することを言います。避難行動を示す言葉であり、避難所内で飼い主がペットを同室で飼育管理することではありません。
ペット同行避難は、動物愛護の観点のみならず、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点からも必要な措置です。
(1)避難先・避難行動について
被災状況等により、①在宅避難(自宅で避難生活を行うこと)、②一時預け先での飼育、③地域防災拠点への避難など、様々な避難行動について、検討・準備しましょう。
(2)震災時における地域防災拠点にペット同行避難する場合の注意点
地域防災拠点では、多くの被災者が共同で避難生活を送る場であり、動物を苦手とする人や、動物アレルギーなどの理由で動物と一緒にいられない人もいます。このような避難者がいることを考慮し、一時飼育場所の設置場所の検討など、地域防災拠点の実状に応じたペット対策を日頃から考えておきましょう。
災害 あなたとペットは大丈夫?【避難生活】編(環境省)(外部サイト)
(3)【動画】横浜市地域防災拠点におけるペット災害対策
これから地域防災拠点でのペット同行避難への対策を検討していただく方に向けて、一時飼育場所や飼育ルールの設定などの事前に必要な準備のポイントや、実際に発災した際の準備~受付の流れを動画にまとめました。すでに取組を進めている地域の方々の経験談やアドバイスも収録していますので、ペット同行避難者の受入れに向けた取組に是非ご活用ください。
- ノーカット版(約20分)
- ダイジェスト版(約4分)
(4) 地域防災拠点運営委員及び飼い主の会の皆様へ
1 「災害時ペットの一時飼育場所設置事例集」及び「ペットの一時飼育場所開設運営マニュアル(案)」について
横浜市では、震災時に各地域防災拠点が円滑に運営をしていただくため、各地域防災拠点運営委員の皆様に、平常時の備えとしてペットの一時飼育場所を設定しておくことやペットの飼育ルールの作成をお願いしています。
また、ペット同行避難者受入の取組を進めている地域防災拠点にご協力をいただき、これまでの活動事例をまとめ、「災害時ペットの一時飼育場所設置事例集」及び「ペットの一時飼育場所開設運営マニュアル(案)」として作成しました。各地域防災拠点運営委員及び飼い主の会の皆様で、一時飼育場所や飼育ルールの検討をしていただくための参考として、ご活用ください。
(1) 災害時ペットの一時飼育場所設置事例集(PDF:2,675KB)
地域防災拠点において一時飼育場所を決定するにあたって参考になるよう、
既に設置場所を決めている地域防災拠点の事例を掲載しています。
(2) ペットの一時飼育場所開設運営マニュアル(案)(PDF:335KB) Word版(ワード:75KB)
ペットの一時飼育場所を開設、運営するマニュアルの一例です。
必要に応じて加除修正を行い、各地域防災拠点のマニュアルを作成してください。
2 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドライン(第2版)について
「新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドライン(第2版)」(令和2年9月7日内閣府作成)に、新たにペット同行避難に関する記載が追記されました(22頁~23頁)。詳しくは下記をご覧ください。
新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドライン(第2版)(内閣府HP)(外部サイト)
3 日頃からの備え
人とペットが安全に避難し、周りの人へ迷惑をかけず、共同生活を送る地域防災拠点などの避難先で過ごすためには日ごろからの心構えと備えが必要です。
飼い主の皆様へ
1 飼い主の明示
災害時の混乱の中では、ペットと離ればなれになってしまうこともあります。大切なペットのために、飼い主の明示を徹底しましょう。
2 しつけ
拠点でのトラブルを防止するためや他の避難者に迷惑をかけないためにも、基本的なしつけをしておきましょう。
① 人や動物との接触に慣らしておく
② 様々な音や物に慣らしておく
③ キャリーバッグやケージに慣らしておく
④ 不必要に吠えない(鳴かない)ようにしておく
⑤ ペットの身体のどこでも触れるようにしておく
3 動物用避難用品の確保
地域防災拠点には、ペットフードやケージ等、ペット用品の備蓄はありません。ペットと避難する際に使用するキャリーバッグやケージとともに、少なくとも5日分以上(できれば7日分以上)の物資を入れた「ペット用非常持出袋」を準備しましょう。
例)フード、水、薬、ペットシーツ、リード、糞尿処理用具、飼育手帳(飼い主の連絡先、ペットの写真等)など
4 健康管理
狂犬病予防接種、ワクチン、ダニやノミの駆除などを日頃から実施しましょう。
5 飼い主同士の協力体制
地域防災拠点にペット同行避難をする場合、ペットの一時飼育場所にいるペットの飼育・衛生管理などは、飼い主が責任をもって行います。防災訓練などの機会を捉えて、飼い主同士で「飼い主の会(仮称)」を組織し、会の代表者を決めるなどして、飼い主同士の協力体制を作ることが大切です。
6 ペットの一時預け先の確保
地域防災拠点への同行避難が困難な場合を想定し、あらかじめペットの一時預け先を確保しておくことが大切です。災害が発生してから一時預け先を探すことは非常に困難なため、事前に調整しておきましょう。
4 チラシ
ペットの飼い主さんへ ~災害に備えましょう~(PDF:475KB)
An important notice for all pet owners ~Be Prepared for Disasters~(英語版)(PDF:621KB)
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