ここから本文です。
杉沢堰
最終更新日 2022年4月4日
杉沢堰(登録番号016)2017年登録
杉沢堰について
三保市民の森を源流とする梅田川は、江戸時代から稲作が盛んな地域の重要水資源でした。
水田に水を引くには川を堰き止める必要があり、何か所かの「堰」が作られました。「杉沢堰」もその一つで、江戸時代は木製のものだったと想像できますが、昭和初期に貴重なコンクリート製が完成し、杉沢地域の稲作に貢献しました。
昭和40(1965)年代以降、谷戸付近に徐々に住宅が建ち始め、水田が消失してきたことで堰の役割も失っていきましたが、現在でも西側の谷戸からの流れは、お滝橋を渡り堰に注がれ、昔ながらの姿を残しています。
杉沢堰は、平成11(1999)年に、景観上貴重な歴史的・文化的資産である土木産業遺構として、横浜市の歴史的建造物に登録されています。
▲杉沢堰
所在地
横浜市緑区三保町1427-3付近
このページへのお問合せ
ページID:401-736-125