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山田右京之進城跡碑
最終更新日 2022年10月20日
山田右京之進城跡碑(登録番号015)2017年登録
山田右京之進城跡碑について
山田右京之進城跡碑は、三保町の久保山舊城寺にあります。この地は大昔、山田右京之進の居城があったと言われています。
室町時代に、自然の丘陵地を利用して上杉憲清(うえすぎのりきよ)が築いた城は、榎下城と言われていました。榎下城は、憲清の子で当時城主であった憲直(のりなお)が永享の乱に敗れて金沢称名寺で自決して以来、城主は不明ですが、小田原北条氏の時代にも小机の出城の役目を果たしていたとも考えられています。
その後、慶長19(1614)年に久保村の長の遺言により、舊城寺が創建されました。
この場所は市内でも数少ない中世の城郭遺構を残す、貴重な歴史遺産で、森林は県指定天然記念物に指定されています。
なお、山田右京之進城跡碑は、昭和初期(1935年)に横浜貿易新報社(現:神奈川新聞)が開催した県下名勝史蹟四十五佳選の当選記念として贈呈されたものです。
▲山田右京之進城跡碑
所在地
横浜市緑区三保町2038 舊城寺内
(境内に弓道場がありますのでご注意ください)
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