令和4年度「港北地域学」講座　第4回地域学のはじめ方　むら・まち・くに　開催報告

最終更新日 2023年3月22日

開催概要

山下氏
山下祐介氏

【内容】地域学のはじめ方　むら・まち・くに
【日時】令和5年3月2日(木曜日) 13：30～15：30
【会場】港北公会堂1号会議室
【講師】山下　祐介　氏（やました　ゆうすけ）氏　東京都立大学　人文社会学部教授

講座内容

地域を知ることは自分を知ること。逆に自分を知るためにも地域を知ることが不可欠です。しかし現代では地域が見えにくくなっている―――。『地域学をはじめよう』（岩波ジュニア新書）『地域学入門』（ちくま新書）の著者である東京都立大学　人文社会学部教授の山下祐介氏が、地域をとらえるための基礎的な考え方についてお話ししていただきました。

区民活動支援センターから

港北公会堂１号会議室は１つの机に椅子３脚ずつで、ほぼ満席の４１名参加でした。今回は、地域学とはどういうことかという根本的な学習でした。「港北区のあれこれを学ぶ」とは視点が少し変わって、学問的な内容となりました。
最後に人口減少に触れ、「地域なしに国家もありえない。国家を知るには、身近な地域をきちんと理解することが必要。人口減少は地域の再生が必要と説かれ、地域を知ることは自分を知ることである。」と結ばれた。（横浜市は港北区などが人口増加となっているものの、２年連続人口減少となっています。）
過去の「港北地域学」の動画配信については資料をお渡ししました。
「今後も地域学を続けて欲しい。今日はいい勉強ができた」と声掛けをしていかれた方がいました。