区民ライターによる「第28回つづき人交流フェスタレポート その１」

取材・写真・文＝区民ライター　長嶋　佐恭

バンドのモットーは「健康、楽しく、上達」
シニアのバンドは健康には気を遣う。特に記憶の衰えは誰しも感じる。トロンボーン担当の金子さんは「譜面を見てそれを頭の中に入れてから楽器を吹く事が、記憶を維持する良い訓練になる」と話す。「みんなで一緒に合奏する事は、とても楽しみで自分一人で楽器を演奏する何倍もの喜びがある」のはバンドならでは。ただ自分たちが楽しむだけではない。

福祉活動がもう一つの柱
地域のイベントなどで音楽の楽しさを届けている。「自分達の本当に楽しめる事で人の役にたてる、その考え方が音楽を通じた福祉活動を継続していける秘訣かもしれない」

現在実働メンバーは約20名
「入りたい方は拒まず入って頂き、それなりに編成する。うまい、下手、それは気にしない」

金子さんからジャズをよく知らない私に推しの1曲
Latin Jazzの曲、「Blue Spanish Eyes」
ジャズに縁遠い方、聞いてみてください。好きになるかもしれません。

注）つづきジャズ協会が主催するボッシュホールオープン記念コンサート『つづきスプリングジャズ＠ボッシュホール“春ジャズ”』は4月13日の日曜日に開催。詳しくは主催者のWebページやチラシを参照。