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区民ライターによる区民利用施設紹介『都田地区センター・地域ケアプラザ』

市民ライター養成講座の受講生による身近な市民活動をご紹介します!

最終更新日 2023年7月31日

新しい地域交流の拠点、誕生! 都田地区センター・都田地域ケアプラザ

取材・写真・文=区民ライター 光武徹



2022年6月、長年待ち望まれた施設が、都筑区内5館目の地区センター、6館目の地域ケアプラザとしてオープンしました。横浜市地区センター81館整備計画における最後の81館目の施設です。オープンして1年が経過した2023年6月に第1回目のフェスタが開催されました。




〇施設の特徴

都筑区初の地区センターと地域ケアプラザが一体化した施設。
サークルなどの自主的な活動ができる地区センターの機能と、身近な福祉・保健の拠点として
さまざまなサービス・相談が受けられる地域ケアプラザの機能の両方を兼ね揃えています。
横浜環状北西線トンネルの上部に立地しており、遠くの景色が見渡せる高台にあります。
市営地下鉄ブルーライン仲町台駅発のコミュニティバス600系統に乗って約10分
施設の入口前に止まるのでとても便利です。
バスの出発時刻は毎時00分、平日・土曜9時~20時、日曜・祝日11時~18時です。
都筑スポーツセンターなどを通って龍雲寺からはフリー乗降区間、バス停以外でも乗り降りできる便利なバスです。







入口を入ったところに情報ラウンジがあります。
どなたでもくつろげる広々とした応接スペースで、外の明るさが入り開放的な雰囲気があります。
友達同士で勉強したり、読書したり、ゆっくりとおしゃべりしたり、さまざまなことに利用できます。
1階には図書コーナー、幼児が遊べるプレイルーム、工芸室のような各種の多目的室があります。
2階には体育施設のような多目的室(大)(中)(小)と料理室、ロッカー室もあり
スポーツやレクリエーション、講演会、サークル活動などの自主活動はできます。
また、地域ケアプラザとしては身近な福祉保健の拠点として福祉サービスが提供されています。




〇都田地区センター・都田地域ケアプラザができるまで

フェスタ開会式でお祝いの言葉を述べられた都田地区センター・地域ケアプラザ運営協議会会長の村田さんから
施設実現までのご苦労や今後への期待についてお話を伺いました。
25年~30年前の市内81か所に設置する地区センター81館整備計画にそのお話はさかのぼりました。
都田地区での地区センターは当初、東方池や川向町などが候補地にあがりましたが
工事費の観点などから見送りとなり、適した立地場所が見つからない期間がありました。
その後、現在地に建設することに決まり、2017年から行政と建設懇談会を重ね
2022年に地域住民の要望を取り入れた施設が完成しました。
今後はバス便など交通の便や施設のサービスの向上などを通じて
住民が来やすい場所になるようにとの期待感をお話されました。




〇都田地区センター・地域ケアプラザ フェスタ

2023年6月17日(土)10時~14時
前日までの雨も上がり、朝早くから真っ青な空のお祭り日和になりました。
入口前にはテントが張られ、出店の準備が始まりました。
開会前にも関わらず、お子さん連れやシニアの方、さまざまなお仲間連れの楽しそうな姿がありました。







開会のアナウンスがあり、2階に上がりました。
2階の多目的室(大)にはいす席の後ろにもたくさんの立ち見の方がおられて
これから始まるステージをワクワクしながら待っている様子がうかがえました。







開会の挨拶では、都田地区センター・地域ケアプラザ施設長の桑島さんが
地域の皆さんのお力添えでフェスタ開催ができることの喜びと感謝を述べられました。
次に、都田地区センター・地域ケアプラザ運営協議会会長の村田さんからお祝いのお言葉があり
この施設はこの地域に暮らす方たちの長年の希望が実現したものとお話されました。
また、ステージでは40人以上のユニフォーム姿の都田中学校吹奏楽部の演奏があり、司会は生徒さんがつとめました。
ドラえもんや美空ひばりの唄の歌唱付きなどバラエティのある演奏でした。
都田中学校は吹奏部コンクールに向けて猛練習中で、すばらしい演奏とお子さんにもシニアにも
なじみのある選曲で幅広いお客さんの皆さんを楽しませてくれました。







屋外では、地場野菜販売、民生委員児童委員協議会のお赤飯、連合町内会の焼きそば
地元子ども会は提供するスーパーボールすくいなどのゲームがありました。
1階は、特定非営利活動法人都筑むつみ会の作る手作りアクセサリーの販売コーナーで賑わっていました。
地域の健康づくりサポーターである都筑区保険活動推進員が健康測定コーナーを出しており、お試ししてみました。
テーブルのBCチェッカー(Blood Circulation Checker)に手の指先をのせると末梢血管の血管年齢が判定されます。







情報ラウンジでは、コーヒーの甘い香りがし、一杯いただきました。
「平成カフェつづく」によるボランティアサービスです。
コーヒー原産国のエチオピアとブラジル産のコーヒー、お湯を細くして注いで蒸らす、を
繰り返して丁寧にハンドドリップ、約5分でできあがりました。
平成カフェつづくは2019年に都筑区民活動センターの呼びかけで発足し
コーヒーを通じて地域や人をつなぐ活動をしています。
今日のフェスタでは、2階ステージとなった体育室(大)各種の模擬店やお楽しみコーナーとなった
1階情報ラウンジや図書コーナー、娯楽コーナーなど地域の皆さんがお祭りを楽しめる場所となっていました。
それに加えて職員の方々の温かいサポートにより、フェスタに訪れた方々が今日のプログラムを楽しんでいると感じました。
都田地区センター・地域ケアプラザは2023年6月で2年目に入りますが
地域の皆さんが日常的にこの施設を利用し、より安心して暮らせるまちづくりの中核となっている様子を見守っていくと思います。







【information】

都田地区センター・都田地域ケアプラザ

ホームページ https://www.shuhokai.or.jp/office/tsuzuki-ku/tc-tsuda.php

[所在地] 横浜市都筑区東方町655番の4

[電話番号] 都田地区センター045-945-0075)/都田地域ケアプラザ045-945-0076

[アクセス] 仲町台駅から循環バス600系統で都田地区センター・ケアプラザ(入口前) まで約10分

新羽駅から28・96系統で東方町バス停下車、徒歩5分

[利用時間] 月曜~土曜 午前9時~午後9時

日曜・祝休日 午前9時~午後5時

[休館日]年末年始・施設点検日(毎月第3月曜日)



このページへのお問合せ

都筑区民活動センター

電話:045-948-2237

電話:045-948-2237

メールアドレス:tz-katsudo@city.yokohama.jp

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