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区民ライターによる都筑区の市民活動紹介「ボランティア始めました」

市民ライター養成講座の受講生による身近な市民活動をご紹介します!

最終更新日 2023年5月31日

ボランティア始めました ~ボランティア初心者の先輩方に聞いてみました~

取材・写真・文=区民ライター 緑川可奈子




人生100年時代。
学校、会社、家事、育児、介護ect.慌ただしく過ぎていく毎日。
そんな時ふとこのままでいいのか、という思いがよぎる。
もっと何か違うことができるのでは?
「人はパンのみにて生きるにあらず」
自分のためだけではなく人の役に立つこともやってみたい。
よし、ボランティアをやってみよう。でも具体的に何をどうやればいいの?
そんなあなたに読んでほしい。
一足先にボランティアに踏み出した先輩方をご紹介します。





【内田 園子さん】
NPO法人子どもがかける虹の森ネットワーク所属

 

輝く笑顔が魅力的で活動的な内田さん



緑川:ボランティアを始めたきっかけを教えてください



内田:ボランティアには前から関心があり、ずっとやりたいと思っていました。
人は自分の衣・食・住が満たされると、次に他人に与えたくなります。
でも最初はいざ何をしたらいいか分かりません。
まずは、自分で情報を集めをしているときに、とても良いオンライン講座に出会うことができました。
かながわコミュニティカレッジ主催で興梠寛先生による
「人生100歳時代のライフデザイン 自分探しの旅とボランタリーライフ」という講座です。
この講座の中で、多種多様なボランティアを細かく分類してくれていました。
そのチャートの中から、自分のやりたいことがはっきりしました。
日本にいる「外国人のお手伝いをすること」と「農業」の2点に絞られたのです。
それから都筑区役所内の区民活動センターに行ってみました。
最初はなんだか入りにくくて、何回か前を通り過ぎただけで終わっていましたが
ある時偶然誰もいない時があって、勇気を出して入ってみました。
一歩足を踏み入れてみたら、コーディネーターの青木さんが
「外国に携わることと農業の両方ができるのでは?」と、今所属しているNPO団体を紹介してくださいました。



緑川:活動内容を教えて下さい



内田:なんといっても理念がすごいです。
創設者の方は、国連機関で世界の熱帯雨林の保護に関わっていたのですが
それはもはや無理という現実がある。
それなら未来のある子どもたちの教育から始めようということで
植樹、農業体験を通して、子どもたちとのネットワークを築いています。
私は入会して2年目。月に1回(イベント時は数回)約10名のスタッフが活動中です。
渋沢にある畑で親子の参加者のみなさんと一緒に大豆を栽培し、採れた大豆でお味噌作りや
外国人の先生による親子料理教室のイベントを行っています。
有機栽培なので本当においしいです。




緑川:内田さん、明るい笑顔で生き生きと答えて下さって、ありがとうございました。
畑で栽培した大豆を使ったお料理は本当に美味しそう。ぜひ食べてみたいです。
理念も素晴らしい。すごく共感できます。
未来の地球のためにとてもやりがいがありますね。





(写真提供:NPO法人子どもがかける虹の森ネットワーク)




【光武 徹さん】
KANJIクラブ所属


好奇心旺盛で様々な活動に挑戦する光武さん



緑川:ボランティアを始めたきっかけを教えてください



光武:2022年6月に都筑区民活動センターの自主事業である「市民ライター養成講座」に応募して
幸運にも抽選で参加できたことです。
講座のペアワークの中で、自己紹介やインタビュー記事作りを練習してみなさんの話題作りの上手さに感心しました。
それから実際に3つの施設の取材に行き、都筑区福祉保健の活動拠点である「かけはし都筑」の
担当記事を執筆できたことが自信につながりました。
他の受講生のみなさんとの番外の交流(ランチやお茶)を通して刺激を受けボランティア活動に前向きな気持ちになりました。
さらに9月には日本語ボランティア入門講座に参加しました。
入門講座のグループワークで、ボランティア活動の始め方について
他の受講生と意見を交換するなかで、「まずは見学して始めてみないと分からない」という考えなどが聞けました。
その結果、先輩ボランティアのアシスタントとして学習支援活動を始めました。



緑川:活動内容を教えてください



光武: 外国につながる子どもたちを対象に、毎週土曜日午後の2時間、学校の宿題のお手伝いや
先週の復習と来週の予習などの勉強のサポートをしています。
事前に学校の教科書を読んで、学ぶときのコツを見つける準備をしたり、練習問題を作ったりしています。
毎日24時間の中で、仕事とボランティアの両方を同じように大事に考えて取り組んでいます。
好奇心を感じたら相手先にコンタクトをして、話を聞くのが最初のステップです。
そしてボランティア登録をする時、つづきMYプラザの林田館長さんに言われた言葉が印象に残っています。
「楽しくやってくださいね。楽しくないと続けられないですよ。」
本当にその通りで、始めてからまだ半年ですが、自分に活力が生まれるから毎週教室に通っています。
人の役に立っているのが楽しいので、ひいてはそれが自分のためになっているのだと思います。



緑川: 光武さん、熱い思いを真摯に語って下さって、ありがとうございました。
興味を持ったことがやりがいになり、楽しみながら、人のため、さらに自分のためになっているのが素敵です。





(写真提供:つづきMYプラザ)




アンテナを張っていろいろな情報を集め、自分のやりたいことを明確に絞り込んで探してたどりついた
やりがいのあるボランティア活動。好奇心と情報収集力とそれを実際に行動に移せる行動力が大事。
そして何よりも楽しんでやること。充実しているお二人のお話は大変参考になります。
まずは私も区民活動センターで相談してみようと思います。
いつも通り過ぎていたけれど、一歩中へ入ることで道が開けるのかもしれません。
迷っているあなたも一度お話を聞きに行ってみませんか。




今回掲載された団体に関する情報はこちら

このページへのお問合せ

都筑区民活動センター

電話:045-948-2237

電話:045-948-2237

メールアドレス:tz-katsudo@city.yokohama.jp

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