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区民ライターによる市民活動紹介「すみっこ部」
市民ライター養成講座の受講生が都筑の市民活動団体を紹介します!
最終更新日 2024年10月18日
「すみっこ部」はゆるい居場所をつくっていく団体である。
取材・写真(借用含む)・文=区民ライター 高松 登茂江
最初は「1人ではできないことをやってみる部」だった
部長の田中さんは2022年に「地域で楽しむ大人の部活動」という都筑区民活動センターの講座に参加したそうだ。地域で何かをはじめたい人たちが集い部活動のように交流しようという講座だ。そしてこの講座から「1人ではできないことをやってみる部」が誕生した。活動していく中で名前を覚えてもらいやすいように変えることになった。
そしてアニメ「すみっコぐらし」(注1)に登場するような個性を秘めた仲間たちをイメージした「すみっこ部」になった。いろんなことができて、自由に話せるゆるい居場所をつくりたいとみんなで決めたそうだ。
ゆるい居場所で何するの?自分たちでやりたことを考える
2023年には「半径5メートルの幸せ」という講座を主催したそうだ。
まだコロナ禍で規制のある中、まず自分の半径5メートルの小さな空間で、心とからだを癒して少しでも幸せを感じてほしいという思いを込めた講座である。
アロマテラピー、薬膳、コーヒー教室とそれぞれの先生を招いての体験型のイベントだ。
活動は月に一度定例会がある。イベントと同日に話すこともある。やってみたいことをメンバーで出し合った中で、今できることは何かを話しあって行動に移す。
今までたくさんの活動をしてきた。崎陽軒工場見学・東京湾クルーズ乗船・丹沢3峰ハイキング・終活講座・山の講座・大人のリトミック講座・薬膳スープ講座参加・チャコ村、大倉山ミエルなどの「居場所」見学など。
「すみっこ部」はやってみたいを実現するきっかけを作っていく場であり、ゆるい居場所と聞いているが、とても活動的だ。
自分の世界が広がっていくのが実感できる
部長の田中さんにインタビューすると、楽しそうにたくさんの思いを語ってくれた
田中さんにここにいたからできたと思うことは何ですかときいた。
それはハイキング。はじめて丹沢三峰を2万歩以上歩けたこと。
そして何より講座を開催したこと。この経験は燃え尽き症候群のような気持ちも体感することになったが、皆で力をあわせて諦めずに何度もピンチを乗り越えていき、達成感を得られた。
いろいろな体験や人とのかかわりの中で、今までの価値観から抜け出して視野が広がり、できないと思っていたことも実現できるようになったという。
また、終活やリトミックの知識のあるメンバーが、自分の得意分野を参加者と共有できたこと。終活エンディングノート作りにはメンバー全員が興味を持って集まり、知らない世界を学ぶ機会につながった。
メンバーは1人でやろうと思えば1人でできてしまう人たちだ。でもふとした瞬間に誰かと気持ちを共有できたらと思うこともある。楽しそうだから、一緒にやってみようと集まれる「すみっこ部」が居心地のよい居場所になっている。
「すみっこ部」はまだスタートしたばかりで、これからをメンバーで作り上げていくところだ。
子育て中のママから70代のシニアまで多世代の仲間が活動中。ただいまメンバー募集中だ。
何かやってみたいけど、どこに行ったらいいの?
楽しいことをやりたいなって思ったら、まずは来てみてほしい。
山に詳しい指導者も同行して安全登山、いざ出発!
「半径5メートルの幸せ」のチラシ。メンバーの「知りたい」が詰まった充実の講座だ。
焙煎されたコーヒー豆の香りが部屋いっぱいに広がって心地よい
(注1)「すみっコぐらし」はサンエックス株式会社のキャラクター
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