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Last updated date:2024/10/3
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9月 マンション(まんしょん) に住(す)んでいる人(ひと)も、災害(さいがい)への準備(じゅんび)をしてください
中区役所で配っている情報紙「広報よこはま なか区版」の内容を、やさしい日本語にしました。(日本語の「広報よこはま なか区版」は別ページ(べつぺーじ)へ。やさしい日本語の「広報よこはま 市版」は市(し)からのおしらせへ。)情報は発行した時のものです。内容が変更されている場合があります。注意してください。
マンションに住んでいる人も、災害への準備をしてください
【といあわせ】中区役所 庶務係 TEL 045-224-8112 FAX 045-224-8109
マンションなどの鉄筋コンクリートでできた建物は、地震が起きたとき、倒れて潰れることは、あまりないといわれています。しかし、マンションに住んでいても、いざというときのために、準備をしてください。
マンションでも、災害への準備は必要です
過去に起きた災害では、高層マンションに水が入り、電気設備が壊れました。そのため、エレベーターが使えなくなったり、水をポンプで上にあげることができず生活用の水を手に入れることができなくなりました。また、給排水設備(水を流す設備)を一緒に使っているので、設備が壊れているときに、1世帯が正しくない使い方をして、多くの世帯に影響しました。さらに震災の時に建物が壊れなくても、大きくゆっくりした揺れの「長周期地震動」が起こり、家具が倒れてケガをすることがあります。
危険なことを知って、事前に準備してください!
マンションで起きる被害と、事前の準備の方法を知ってください
1 揺れによる被害
高い階では、大きくゆっくりした揺れである「長周期地震動」で、家具や家電が倒れたり、大きく移動したりして、危険です。
事前の準備
・「心張り棒」や「L字金具」など、家具が倒れないように器具を付ける
※横浜市による器具の取り付けの手伝いがあります。(条件あり)
⇒家具転倒防止対策(かぐてんとうぼうしたいさく)(日本語)
・ガラスが飛び散らないように「飛散防止用フィルム」を貼る
・戸棚の扉が開かないように、「留め金」をつける
L字金具
心張り棒
留め金
ガラス飛散防止フィルム
2 給排水設備(水を流す設備)の壊れ
水道が止まると、トイレを流すことができません。排水管(水を流す管)が壊れているときに、風呂に残っている水などを使ってトイレを流すと、汚れた水が漏れたり、逆に流れたりします。下の部屋に汚れた水が漏れると、住んでいる人とトラブルになります。
事前の準備
・トイレパックを用意しておく
・飲み水や生活用の水を多めに用意しておく
・住んでいる人たちで相談して、災害の時のトイレの使い方を決めておく(例:排水管が壊れていないことがわかるまで、トイレパックを使い、水を流さない、など)
3 電気が止まり、エレベーターが止まる
電力会社から電気が届かなくなると、エレベーターが止まり、安全なところに逃げることが難しくなります。大きな地震のあとは、小さな地震があるかもしれないので、エレベーターが動いていても使わないで、階段を使って逃げてください。エレベーターの中にいるときに災害がおきたら、全部の階のボタンを押して、止まった階で降りてください。
事前の準備
・特に高い階に住む人の移動や、物を運ぶことなどが難しくなるので、事前に各家庭で必要なものは多めに用意しておく
・エレベーターの中に閉じ込められた時のために、事前にエレベーターの中に水やトイレパックなどを用意しておくことを考える
住んでいる人の協力が大切です
共同の住宅では、同じ階に住んでいる人たちなど、隣や近所の人との協力が大切です。設備の点検や防災訓練(災害から守る練習)のお知らせなど、管理組合からの連絡を知ってください。
・その階の家族の数や、どのくらいの年齢かなどを知って、管理組合と協力し、災害の時の動き方を考えてください
・まちの防災のグループで行う準備や、自分でできる防災の準備をしてください
私たちはこんな取り組みをしています パークシティ本牧自治会会長 坂東 久雄さん
左:伊藤 勝さん
(パークシティ本牧管理組合理事長)
右:坂東さん
パークシティ本牧では、災害の時に、住んでいる人が危険にならないように、定期的に防災訓練をしたり、災害の時のためのマニュアルや道具の準備などをしています。また、高齢の人や小さい子どもなど、災害の時に逃げるのに時間がかかりそうな人(災害時要援護者)がいるかを知って、災害が起きたときに無事かどうかの確認や逃げる手伝いができるように準備しています。マンションの自治会だけでなく、管理組合にも協力してもらい、マンションの災害への準備をしていきたいです。
実際に準備していること
防災訓練
1年に1回、自治会と管理組合と一緒に、災害から守る練習をします。練習には、全部の住んでいる人に声をかけて、消防署も協力します。
マニュアル
私たちのマンションでは、災害の時のためのマニュアルを作っています。マニュアルでは、災害が起きた時と、災害が起きた後にどう動けばよいかということや、日ごろから準備しておくことなどについて、実際の例を見せて、教えています。
用意している物
マンションには、食べ物、手当するための医療品、簡単に使えるトイレなど生活で使う物や、電源、電気を起こす機械、車いすなどの道具を用意しています。住んでいる人に、用意している物を知らせて、道具はいつでも使えるように準備していきます。
地域防災拠点
大きな災害が起きた時、自分の家に住むことができないことがあります。横浜市では、近くの市立の学校などを逃げる場所に指定しています。地域防災拠点には、防災のための物を準備しておく場所があり、防災の道具・食べ物を用意しています。また、家で避難している人に物やお知らせを渡したり、人を助けたりする時にも使う場所です。地域防災拠点は震度5強以上の地震が起きた時に、住んでいる人たちが開きます。自分の家に住むことができない時は、そこに逃げることができます。住んでいる人たちで使えるようにするので、そこに逃げるときは、協力してください。
⇒地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)(日本語)
災害の時はお知らせを集めることも大切です!
■ 横浜市防災情報(よこはましぼうさいじょうほう)Eメール(めーる)(日本語)
地震震度情報、気象警報・注意報など防災のお知らせをEメールで届けます。お知らせを、早く手に入れてください。
■ マリン(まりん)FM 86.1MHz(外部サイト)(日本語)
中区のコミュニティ放送局「マリンFM」では、災害の時に中区役所と協力して、中区の災害のお知らせなどを伝えます。
■ 横浜市避難ナビ(よこはましひなんなび)(日本語)
「横浜市避難ナビ」は、一人ひとりの逃げるための動きを、普段の「いま」から災害の時の「いざ」まで、まとめて手伝うアプリです。
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