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山下公園(中区)
最終更新日 2024年5月9日
関東大震災の震災復興事業で生まれた臨海公園
横浜で最も有名な公園です。関東大震災のがれきを埋め立てて作られました。海への眺望、沈床花壇のバラ、歌碑や記念碑など見どころの多い公園です。
昭和5年3月に開園した山下公園は、横浜の公園の中で一番知られているといってもよいでしょう。関東大震災の復興事業として市内の瓦礫などを大正14年から4年がかりで埋立て、上部を良質な土で覆土して造成が行われ、公園の基本的な形ができあがりました。当時は、現在の沈床花壇の部分が船溜まりになっており、現在も氷川丸の横にある小さな橋がそのなごりをとどめています。開園5年後の昭和10年3月には復興博覧会が行われ、その船溜まりでは鯨が泳ぎ、今でいうパビリオンが建ち並び、たいへんな賑わいを見せたそうです。戦後は米軍に接収されましたが、昭和29年から段階的に解除され、昭和36年には再整備が完了し、ほぼ現在の姿となっています。
その後、昭和63年に行われた横浜博覧会に合わせ、公園の東側に地下駐車場と上部の公園を整備しました。
人形の家の設計を行った坂倉設計の協力により、6つの大陸へのびる道をデザイン化した世界の広場と、バルセロナのグエル公園を想わせるカスケードのある楽しい大階段などが整備され、新しい魅力をつくっています。
山下公園には、数多くの記念碑などがありますが、代表的なものはサンディエゴ市から贈られた「水の守護神」、童謡で馴染みの深い「赤い靴はいてた女の子像」、「かもめの水兵さんの歌碑」などです。
公園の西端には在日インド人協会から昭和12年に寄贈されたインド水塔があります。横浜市の4代目建築課長鷲巣昌氏により設計され、細部まで緻密なデザインのこのモニュメントは、横浜の近代建築として価値の高いものです。
なお、当該公園用地は、国有地の無償貸付を受けております。
バラ園について<未来のバラ園>
平成28年4月1日より再整備工事が終わりリニューアルオープンしました。つるバラやスタンダード仕立てのバラにより、立体的で多様なバラの演出をご覧いただけます。
今までのバラの株を継承し、歴史を受け継ぐとともに、新たに宿根草を植栽することで年間を通して見どころのあるバラの庭園となっています。
バラは手間が掛かるものと従来から言われていますが、来園された方々に、このバラ園をお手本にご自宅でもバラを楽しんでもらえるよう、病虫害に強いバラを採用し、維持管理が行いやすいバラ園を目指しています。山下公園のバラ園は<未来のバラ園>としてバラの歴史の流れを過去から未来へと受け渡す横浜のシンボルガーデンです。
<バラの種類と本数>約160種1,900株
赤い靴履いてた女の子像
インド水塔
当ホームページの写真はご自由にご使用ください
公園について
所在地:中区山下町279
駐車場:有料222台(料金等の詳細は(公財)横浜市緑の協会駐車場のご案内(外部サイト)をご覧ください)
開園:昭和5年3月〈風致公園〉
面積:74,121m2
アクセス(電車):みなとみらい線元町・中華街駅出口「4」徒歩3分
アクセス(電車):JR関内駅南口徒歩20分
アクセス(電車):JR石川町駅中華街口徒歩15分
アクセス(バス)JR桜木町駅前より、本牧車庫行他「8、11、58、148系統」は「中華街入口」で下車徒歩3分
アクセス(バス)JR桜木町駅前より、本牧車庫行他「26系統」は「山下公園前」で下車徒歩すぐ
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このページへのお問合せ
みどり環境局南部公園緑地事務所都心部公園担当
電話:045-671-3648
電話:045-671-3648
ファクス:045-550-3917
メールアドレス:mk-toshinbu@city.yokohama.lg.jp
ページID:590-701-514