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最終更新日 2024年6月11日

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令和5年度 都筑図書館の目標一覧振り返り

令和5年度、都筑図書館は、以下の目標について特に重点的に取り組みました。この目標は「横浜市中期計画」、「横浜市教育振興基本計画」、各区の「読書活動推進目標」に基づいて策定しています。(令和6年6月)年間振り返りを公表しました。

市民の学びを豊かにする読書活動の推進

取組の視点:読書の日、読書活動推進月間などさまざまな機会を活用した読書活動の拡大

取組

  1. 区役所と連携、市民団体と協働で、秋の読書イベントを行う「つづきブックフェスタ」を実施(11月)
  2. 区内の施設やイベントに出向いて本の紹介やおはなし会を行う「みゃーごとちゅーずのおでかけ図書館」を実施(通年)
  3. 一般、ティーンズ、児童、それぞれのコーナーにおける季節や各種テーマに沿った本の展示(毎月)や企画展示(10回程度)
  4. 広報よこはま都筑区版や図書館ホームページ、Twitterにより、イベント、企画展示等を定期的に情報発信
  5. 都筑区の郷土史関連の講演会や展示会の開催(3月)

年間振り返り

  1. 秋の読書月間に、区役所、市民団体と連携して、「ことばがひらくゆたかな未来~昔話・わらべうた」をテーマとした読書イベント「つづきブックフェスタ」を開催し、小澤俊夫氏(昔話研究家)の講演会やわらべうた、昔話のおはなし会などを実施しました。
  2. 「みゃーごとちゅーずのおでかけ図書館」を16回実施し、延べ745名が参加しました。親子向けの公園イベントや区内商業施設、保育園などを訪問し、おはなし会、絵本展示を実施しました。初の取組として、区内のサービス付き高齢者向け住宅を訪問し(2回)、来館が困難な高齢者を対象に本の展示や紙芝居の実演なども行いました。
  3. 「大人の夏休み」「夜空・月の本」など季節や各種テーマに沿った本の展示を一般、ティーンズ、児童、それぞれのコーナーで毎月実施しました。まちの災害リスクをテーマにした展示「笑顔で住み続けられるまちづくり」(建築局建築防災課連携)や、表紙や装丁、タイトルに惹かれる本の展示「ジャケ借り!」など企画展示を16回実施しました。
  4. 広報よこはま都筑区版では「くまさんのおはなし会」など毎月の事業のお知らせのほか、11月号特集でのPRも行いました。また、図書館ホームページや、X(旧Twitter)では展示やイベントのお知らせ、応募状況や開催後の報告などの情報発信を行いました。
  5. 横浜市歴史博物館との連携事業として、郷土講演会「歴博学芸員が語る~寺院と文化財」(参加者90名)および関連パネル展示を実施しました。

取組の視点:高齢者や障害のある方への読書活動支援

取組

  1. 「都筑区認知症サポート連絡会」に参加し、認知症の予防や啓発に役立つ図書を提供するなど、認知症サポート活動を支援
  2. 高齢者等を対象にした「いきいき音読教室」を実施

年間振り返り

  1. 月例の「都筑区認知症サポート連絡会」に参加し、サポート活動の参考になる図書を提供しました。
  2. 9月に開催された「都筑区認知症フォーラム」にあわせて、展示「知ることからはじめよう~認知症・介護予防の本~」を実施しました。
  3. 「いきいき音読教室」を4回実施しました。
  4. 図書館情報システムリニューアルに伴い、パソコン・スマートフォンの操作に不慣れな市民の方からの相談を随時受け付けました。

子どもの読書習慣の定着

取組の視点:子どもの発達段階に応じた読書活動の推進

取組

  1. 図書館内で親子向けの「くまさんのおはなし会」、子ども向けの「みゃーごとちゅーずのおはなし会」を実施
  2. おはなし会に参加したことのない親子を対象に「はじめてのおはなし会」を実施(年4回)
  3. 地域子育て支援拠点や子育て世帯向けイベントで「みゃーごとちゅーずのおはなし会」を実施
  4. 各小中学校向けの支援プログラムを配布を通して、学校図書館への支援を広報
  5. 小中学生の図書館見学の受入れ(通年)
  6. 特別支援学校生徒等の職業体験、研修の受入(通年)
  7. 「りんごの棚」の蔵書充実
  8. 区内の中学校、高校の生徒が作成したPOP展の開催(1月、2月)

年間振り返り

  1. 「くまさんのおはなし会」を22回実施し、延べ241名の参加がありました。「みゃーごとちゅーずのおはなし会」を12回実施し、延べ60名が参加しました。
  2. 「はじめてのおはなし回」を8回実施し、78名が参加しました。
  3. 地域子育て支援拠点でのおはなし会を11回実施し延べ159名が参加しました。
  4. 各小中学校向け支援プログラムを年度初めに行いました。3校の学校司書から環境整備相談がありました。
  5. 小学生の図書館見学は6校が来館し、168人が参加しました。また、職業体験とインタビューは特別支援学校向けに19回実施し、115人の参加がありました。通常級の生徒に向けても7回実施し、30人が参加しました。それぞれの参加者は、生き生きとした体験ができました。
  6. 学校へ訪問してのおはなし会を1校2学年191人に実施しました。
  7. 中高生POP展を中学生の部を1月24日から2月6日まで、高校生の部を2月7日から2月20日までに実施しました。中学校は5校、高校は2校の参加がありました。POPで紹介された本を展示したところ、中学の部では248冊、高校の部では247冊が貸し出されました。

市民の読書と課題解決に役立つ蔵書の充実

取組の視点:地域のニーズに合わせた図書資料の充実

取組

  1. 児童生徒の調べものに役立つ知識の図書の蔵書充実(140冊程度)
  2. 乳幼児向けの絵本の蔵書充実(280冊程度)
  3. 子どもに長く読み継がれてきた絵本や物語、紙芝居の購入(270冊程度)
  4. 除籍資料やシリーズ、多巻物の欠本把握により図書の買換え促進(215冊)
  5. ティーンズコーナーの外国文学や入門書などの蔵書充実

年間振り返り

  1. 児童生徒の調べものに役立つ知識の図書は、図鑑を39冊、折紙の本を23冊、工作の本を10冊、恐竜の本22冊、乗物25冊、料理の本を18冊、手芸の本を10冊購入しました。
  2. 「初めて出会う絵本コーナー」の蔵書を325冊購入しました。
  3. 過去の除籍資料やシリーズ・多巻物の欠本状況を調べ、270冊の資料を買い替えました。
  4. 200回以上利用されている定番の絵本を91冊、紙芝居を146冊、物語を51冊購入しました。
  5. ティーンズコーナーの蔵書として、定番海外文学の文庫本や入門書を20冊購入しました。

読書活動推進の担い手の拡大

取組の視点:読書活動を支えるボランティアの支援

取組

  1. 学校図書館ボランティア向けの講座開催や読み聞かせボランティアの活動支援(通年)
  2. 学校図書館ボランティアと市民団体との交流促進(学校図書館ボランティア大交流会)

年間振り返り

  1. 学校ボランティアに向けて、修理の講座を実施しました。図書館を会場では15名の参加がありました。学校を会場では2校で合計19名が参加しました。読み聞かせの講座も、図書館を会場では19名が参加し、学校を会場に11人が参加しました。これにより、学校でのボランティア活動に寄与できました。
  2. 学校図書館ボランティア大交流会を10月に実施し、43人の参加がありました。
  3. 今後は、広く市民に広報を行い、都筑区内だけではなく、他の区のボランティアの方々にも参加を呼び掛けていきます。

読書活動の拠点の強化と連携

取組の視点:地域の情報拠点としての図書館機能の強化

取組

学校、読書関連施設等に対するコーディネート力向上や地域の課題解決に対応するレファレンス力向上などの研修参加(一人あたり2回以上)

年間振り返り

司書の能力開発のため、レファレンス実務研修や連携・協働研修など延べ24回の研修に参加しました。

取組の視点:地域のニーズに合わせた図書資料の充実

取組

  1. 区内の市民利用施設における図書の収集や管理についての情報提供の実施
  2. 区内市民利用施設等でおはなし会の実施
  3. グループ貸出や教職員向け貸出の促進

年間振り返り

  1. 都田地区センター図書コーナーの選書支援のため、児童書に関する情報提供を行いました。
  2. 地域子育て支援拠点(11回)、北山田地区センター(1回)、東山田地域ケアプラザ(1回)でおはなし会を実施しました。
  3. グループ貸出に登録している地域の74団体に、5,843冊貸出しました。
  4. 教職員に89件、1,978冊貸出しました。

取組の視点:関連施設との連携強化

取組

  1. 区内市民利用施設等でおはなし会の実施
  2. グループ貸出や教職員向け貸出の促進

年間振り返り

  1. 地域子育て支援拠点(11回)、北山田地区センター(1回)、東山田地域ケアプラザ(1回)でおはなし会を実施した。(再掲)
  2. グループ貸出に登録している、地域の74団体に、5,843冊貸出しました。(再掲)
  3. 教職員に89件、1,978冊貸出しました。(再掲)
  4. 今後、貸出利用の拡大につながるように、教職員の希望やカリキュラムに目配りしていきます。

区の地域性に応じた読書活動の推進

取組の視点:地域状況と活動団体等の把握

取組

自治会、市民団体、学校、区役所及び図書館からなる「読書活動推進懇談会」の実施

年間振り返り

「読書活動推進懇談会」を行いました(書面開催)。

取組の視点:区の地域性を踏まえた活動目標に基づく計画的な読書活動推進

取組

  1. 子育て世代支援の関連図書(50冊)、現役世代向けのビジネス関連図書(60冊)、介護・障害者支援の関連図書(30冊)、高齢者の関心の高い図書(30冊)の購入
  2. ティーンズコーナーの入門書や外国文学などの蔵書充実

年間振り返り

  1. 子育て世代支援の関連図書を55冊、現役世代向けのビジネス関連図書を65冊、介護・障害者支援の関連図書を33冊、高齢者の関心の高い図書を36冊購入しました。
  2. ティーンズコーナーの蔵書として、定番海外文学の文庫本を18冊、挿絵や図を多用した入門書を17冊購入しました。

取組の視点:地域の読書活動推進団体と市民利用施設等との連携

取組

  1. 市民団体(TMEK)との定例会の開催(月1回程度)
  2. 市民団体と共催した読書イベントの実施

年間振り返り

  1. 市民団体と月1回の定例会で情報共有を図り、「つづきブックフェスタ」を協働で開催しました。
  2. 「つづきブックフェスタ」では、講演会や親子向けのわらべうたの会、おはなし会などを実施し、幅広い世代の市民の参加がありました。
  3. ボランティアグループ「つどおうJiJiBaBa 隊」による読み聞かせ「よんであげますよ~」(6回)、都筑区で活動中のボランティアによる「夏の特別おはなし会」を実施しました。

取組の視点:読書活動推進団体のネットワーク化の推進

取組

市民団体の読書勉強会への支援

年間振り返り

  1. 市民の絵本勉強会「マドレーヌ」に毎月出席し、新刊絵本の紹介と読み聞かせのレクチャーを行いました。
  2. 図書館で実施した「わらべうたと絵本の講座」の卒業生を対象に読み聞かせの勉強会を行い、はじめてのおはなし会で補助に入ってもらい、4回支援しました。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局都筑図書館

電話:045-948-2424

電話:045-948-2424

ファクス:045-948-2432

メールアドレス:ky-libkocho14@city.yokohama.lg.jp

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