令和５年度　保土ケ谷図書館の目標一覧振り返り

令和6年度のエレベーター改修に向けた関係者との事前調整

6月に関係者と打合せを実施し、来年度更新に向けたスケジュールと、今後調整が必要な事項を確認しました。関係者との調整の結果、3月に再度打合せを実施し、令和6年度の施工が確定しました。

1. 区役所、市民団体等と連携して、「ほどがや花フェスタ2023」でブックマーケットを実施（5月）
2. 区役所と連携して読書活動推進講演会を実施（2月）
3. 大人向け企画展示コーナーの運営（毎月）

1. 5月に開催された「ほどがや花フェスタ2023」で、区役所や市民団体等の関係者で構成される読書活動推進会としてブックマーケットを実施しました。786名が来場し、約850冊の本を配布しました。
2. 読書活動推進講演会は、1月に実施し540人が参加しました。参加者の満足度は高く、「講演の内容がとても魅力的だった。さらに著書を読んでみたい」、「著書を購入しようと思う」などの感想もあり、新たな読書活動のきっかけを提供することができました。
3. 「本の本あつめました。」や「認知症 ともに暮らそう」（協力：保土ケ谷区高齢・障害支援課）など、12回実施しました。
4. 「大人向け図書館ツアー」（対象：一般市民）を9月に実施しました。定員は15人で、参加者の満足度は高く、「説明が丁寧で、バックヤードの苦労が分かり、有難いと思った。これからも地元の人に愛される図書館を目指して頑張ってほしい。」などの感想もあり、図書館に愛着をもってもらうことができました。

1. 「新型コロナウイルス感染拡大予防のためのガイドライン」の変更に合わせ、対面朗読室の利用環境を整備（4月）
2. 高齢者向けの読書活動支援イベントを実施

1. 感染対策のために什器のレイアウト変更等の環境整備を実施し、対面朗読室を再び利用できるようにしました。（4月）
2. 「声を出そう！音読の会」を12月に実施しました。現代詩や文語文の詩、漢詩、古文、昔ばなしなど、司書が選んだテキストを声に出して読み上げることで、日本語の名文を楽しむとともに、心身の健康づくりに寄与することを図りました。

1. ボランティア団体等と連携した事業の実施及び調整
2. 市民団体等と連携し、区民まつりで子ども向けのイベントを実施

1. 読み聞かせボランティアと連携し、新たな子ども向けイベントとして、絵本や紙芝居を楽しむ「春の特別おはなし会」を2回、「土曜日のおはなし会」を9回実施しました（対象：幼児から小学生まで）。また、大人向けイベント「大人のためのおはなし会」を10月と2月に実施しました。
2. 区民まつりでの子ども向けイベントは、10月に実施しました。

1. 子どもの発達段階に合わせたおはなし会の実施
2. 子どもの発達段階に合わせた業務体験イベントの実施（7月、8月）
3. 児童向け企画展示コーナーの運営（毎月）
4. ティーンズコーナーの運営

1. 読み聞かせボランティアと連携し、新たな子ども向けイベントとして、絵本や紙芝居を楽しむ「春の特別おはなし会」（対象：幼児から小学生まで）を2回、「土曜日のおはなし会」（対象：幼児から小学生と保護者まで）を9回実施しました。（再掲）
2. 絵本や紙芝居を楽しむ「子どもおはなし会」（月1または2回、対象：幼児から小学生まで）を22回、「親子おはなし会」（毎月第3木曜日、対象：0から2歳までの子どもと保護者）を12回実施しました。
3. 「図書館のお仕事体験」（対象：小学校1年生から4年生まで）を7月に3回実施しました。定員27人に対し、106人の申込みがありました。参加者の満足度は非常に高く、「前よりも図書館のことが好きになった」などの感想もあり、図書館への親しみを深めてもらうことができました。
4. 「図書館の仕事体験」（対象：中学生から高校生まで）を8月に2回実施しました。定員は8人で、参加者の満足度は高く、「自分の将来の職業を考える上での参考にしたい」などの感想もあり、図書館への関心を深めてもらうことができました。
5. 「ふしぎふしぎ　たくさんのふしぎ」や、「はの本」（協力：保土ケ谷区福祉保健課）など、11回実施しました。
6. 社会状況や話題性に留意しつつ、ティーンズコーナーの資料27冊を新たに受け入れました。

区内各校の事情に応じた学校支援事業の実施（学校司書研修、レファレンス、教職員向け貸出、学校図書館環境整備）

1. 6月に開催された学校司書研修で、区内の学校司書28人に「学校図書館の利用環境の整備」をテーマに講義を行ったほか、日々の運営について個別の相談に応じました。
2. 教職員からのレファレンスを18件受け付け、回答しました。
3. 教職員向け貸出を56件941冊実施しました。
4. 学校図書館の利用環境の整備について、当該校に出向いての相談対応を2件実施しました。
5. 児童の図書館見学の依頼を2件91人受け付け、当館の特徴や図書館の使い方について説明しました。
6. 中学生の職業体験を1件3人受け入れました。

1. 年間資料収集計画にそった蔵書の構築
2. 寄贈図書を活用した蔵書の構築

1. 〈一般書〉工業、産業、芸術、語学、文学分野の基本書と、各分野の参考図書を合わせて66冊購入しました。また、歴史学・伝記関係の調査研究に役立つ図書を151冊購入したほか、英語、中国語、朝鮮・韓国語の外国語図書を75冊購入しました。寄贈資料は1,617冊受け入れました。
2. 〈児童書〉物語の本を読み慣れていない子ども向けに、「はじめて物語コーナー」の図書を84冊購入しました。寄贈資料は278冊受け入れました。

1. 郷土資料の収集及び保存
2. 区役所、行政書士会と連携し、空き家対策講座を実施（下半期）

1. 郷土資料は、一般書と児童書を合わせて40冊を購入し、寄贈資料として160冊を受け入れました。
2. 神奈川県行政書士会及び保土ケ谷区区政推進課と連携し、「空き家対策講座」を2月に実施し、20人が参加しました。参加者の満足度は高く、「行政の取組や助成制度がよく分かった」、「まず空き家にしないことの重要性が理解できた」などの感想もあり、区民の課題解決の一助となりました。

1. ボランティア向けのストーリーテリング連続講座の開催
2. さらなる技術習得に向けた、ストーリーテリング講座受講者による勉強会の継続開催

1. ストーリーテリング連続講座は、11月に全3回で開催し、各回11人が参加しました。参加者のほとんどが初体験でしたが、「おはなしを覚えられるか不安だったが、覚えられて自分でもおどろいた」、「繰り返し練習しているうちに、いろいろな発見があった」などの感想もあり、将来の地域の読書活動の担い手としての活躍が大いに期待されます。
2. 昨年度のストーリーテリング連続講座受講者向けの勉強会を6回実施し、各回7人参加しました。

1. 区役所の事業と連携した企画展示の実施
2. 区役所と連携し、『広報よこはま ほどがや区版』での児童書紹介及び紹介図書展示を実施（毎月）
3. 環境創造局と連携し、夏休みの子ども向けイベントを実施（8月）
4. 環境創造局と連携し、子ども向けに「生きもののおはなし会」を実施（3月）
5. 利用者向けにオンラインデータベース活用講座を実施（下半期、1回）
6. ホームページに加え、各種広報媒体を通じた図書館事業の情報発信
7. 司書のスキルの継承と共有化のため、研修等への参加推進
8. 館内環境の向上

1. 保土ケ谷区高齢・障害支援課と連携し、「認知症 ともに暮らそう」と題した展示を9月に実施しました。
2. 『広報よこはま　ほどがや区版』で児童書を6回紹介し、紹介した児童書を6回展示しました。展示した本は、約150冊貸出しされました。
3. 環境創造局と連携し、「図書館deYES　せっけんづくり」（対象：小学校4年生から6年生まで）を8月に実施しました。
4. 2月に新聞記事データベースの使い方を学ぶための講習会を実施しました。外部講師を招いてデータベースの概要や基本的な利用方法、検索のコツなどを解説してもらうとともに、図書館で利用できるその他のデータベースについてもPRを行いました。
5. 保土ケ谷区役所X（旧Twitter）にイベント・企画事業の情報掲載を2回行いました。さらに、保土ケ谷区版タウンニュースでイベント情報が6回掲載されました。横浜ケーブルビジョンでは同局の『地域情報便　じもっと！！』で２つの事業の様子が紹介されました。
6. 「横浜市の図書館の未来を語るワークショップ」や「連携・協働基礎研修」など、8回の研修に参加しました。
7. 2階閲覧席の利便性を向上するためレイアウト変更を行い、利用者用コピー機の近くに新聞閲覧席を移設し、新たに新聞閲覧席を1席増設しました。また3階閲覧席の利便性を向上するためレイアウト変更を行い、電源付きのパソコン専用席を4席増設しました。

団体貸出及びグループ貸出の利用促進

1. 団体貸出は、長期間利用のない8団体に連絡して再度の利用を促し、その結果5団体が利用を再開しました。
2. グループ貸出は、サービス内容を知らずに来館したグループに新規登録の働きかけを行い、その結果新たに8グループが登録しました。

区役所と連携し、保土ケ谷区読書活動推進会を運営（年2回）

5月に第1回を開催し、11月に第2回を開催しました。

市の読書活動推進計画改定に合わせ、区役所と連携して区の読書活動推進目標の改定を検討

市の読書活動推進計画の改定状況を注視し、継続して改定を検討しています。

区内読書関連施設の相談・連携体制の構築への調整

10月に保土ケ谷区地域振興課が開催する区内市民利用施設の指定管理者連絡調整会議で、相談・連携体制の構築に向けた事前調整を実施し、今年度から概ね3か年で段階的に相談・連携体制を構築することで合意が得られました。その後、12月までに区内の全地区センター4館に出向き、現況についてヒアリングを実施しました。

保土ケ谷図書館懇談会の開催（2月）

関係者との調整の結果、3月に開催しました。