🌷子育て応援 神奈川区⑧🌷羽沢小学校　地元農家との取り組み

　今月の「区長の人・まち探訪」では、羽沢小学校３年生が地元農家の内田洋幸さんの協力のもとで取り組む、キャベツ栽培と販売についてご紹介します。羽沢小学校では、地元の特産品であるキャベツに親しんでもらうため、毎年、３年生がキャベツの栽培と販売に取り組んでいます。
　キャベツ栽培は夏休みに種から苗を育てるところからスタート。３年生の皆さんは当番で水やりをするなど、キャベツの世話に熱心に取り組んできました。子どもたちからの愛情をたっぷりと注がれたキャベツは、収穫間近の状態まで大きく育っています。

　今年の３年生は、羽沢キャベツをよりおいしく食べてもらおうと、販売時にレシピを配布することも計画しているそうです。伺ったこの日は、キャベツ料理を５種類も試食させていただきました。レシピは給食の調理員さんから教えてもらっています。
　３年生というと、まだ包丁を扱うことに慣れていない年齢です。そんな子どもたちが、地元の野菜の良さを伝えようと一生懸命調理したキャベツは、味付けや加熱時間に工夫が凝らされており、大変おいしくいただきました。

　地元の方々と関わりながら自由にのびのびと学習できる環境があるのは素晴らしいことだと思います。地元の特産品を栽培する経験を通して、子どもたちが地元を愛する気持ちも、キャベツのように大きく実ることを願っています。

令和５年12月

神奈川区長　日比野　政芳

タウンニュース　キャベツの魅力、レシピに（外部サイト）
羽沢小ウェブページ　はざわの時間（外部サイト）
※今年度の「区長の人・まち探訪」は、「子ども」「子育て」をテーマに連載しています