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🌷子育て応援 神奈川区⑩🌷こんにちは赤ちゃん訪問員
最終更新日 2024年3月28日
今月の「区長の人・まち探訪」では、「こんにちは赤ちゃん訪問員」の定例会にお邪魔しました。
こんにちは赤ちゃん訪問は、生後4か月までの赤ちゃんがいるご家庭にうかがって、地域の子育て情報をお届けしたり、同じ地域に住む者同士の顔の見える関係をつくることで、孤立予防につなげることを目的に行っています。訪問員は、地域で活動している民生委員・児童委員や主任児童委員、子育て支援の経験がある人から現在約900人が市長の委任を受けており、神奈川区では59人の方が活動しています。
毎月の定例会では、訪問に必要な書類の受け取りなど、訪問に役立つミニ講座として研修を行っています。この日は、「子ども虐待」がテーマの研修でした。講師からは、訪問に関する悩みや不安は1人で抱えないで良いことや、「今後も“地域の赤ちゃんを育てる家庭の応援団”として、保護者に寄り添った訪問をお願いしたい。」との話があり、質問も飛び交うなど、熱心に講義を受けている様子が伝わってきました。
定例会終了後、三役の方にお話を伺いました。みなさんは、いくつも地域の活動を担い、ご家庭の都合などもある中、合間を縫って訪問活動を続けていらっしゃるそうです。「周りからは、大変そうと言われますが、でも、赤ちゃんはやっぱり癒しになりますよね。月に数回ですが、会うのが毎回楽しみです!」と笑顔でお話しされていたのが印象的です。
訪問した家庭の親御さんから、「あの時訪問してくれましたよね。」と声をかけられたりする、訪問から数年後に、赤ちゃんだった子が学校などで、お兄ちゃん、お姉ちゃんとして下級生のお世話をする姿を見かけたりするなど、感慨深く思うこともあるとのことです。みなさんのお話を通じて、訪問活動は喜びや充実感、次の活動へのモチベーションにつながっていることを感じました。
三役の方は訪問員のベテランで、定例会の時間を活用し、情報交換やコミュニケーションを取るようにしながら、経験年数の異なる訪問員同士のつながりも大切にされているとのことです。
子育て中は何かと不安になったり、周りに知り合いがいなく、話し相手も少なかったり、という方もいらっしゃいます。訪問員さんの活動は、保護者の方のこうした不安を和らげ、地域とつながるきっかけになる大切な役割を担っています。
子育てがしやすい環境を整え、“子育てにやさしいまち神奈川区”を目指していきたいと思います。
令和6年3月
神奈川区長 日比野 政芳
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