🌷子育て応援 神奈川区⑥🌷～読み聞かせボランティア「かなぶっく」～

　今月の「区長の人・まち探訪（外部サイト）」では、読み聞かせボランティア「かなぶっく」の皆さんの活動をご紹介します。
　「かなぶっく」は、区内の公共施設などさまざまな場所で活動している絵本の読み聞かせのグループです。神奈川図書館・地域子育て支援拠点「かなーちえ」の協力を受け、０歳児を中心に読み聞かせを行っています。

　この日は、かなーちえサテライト（外部サイト）で開催された読み聞かせ会「０歳のおひざに抱っこのおはなし会」にお邪魔しました。臨場感あふれる読み聞かせに赤ちゃんたちが注目している姿が印象的でした。神奈川図書館の司書、中尾さんによると、絵本は生後5～6ヶ月ごろから楽しめるようになるそうです。赤ちゃんたちは、絵本の絵や声、さまざまな音に興味を持っている様子でした。

　読み聞かせ会の最後は、「かなぶっく」の皆さんと参加者の交流の時間でした。「どんな絵本を選んだらいいの？」という参加者の質問に、ご自身の子育ての実体験を交えながらアドバイスされていました。「かなぶっく」の皆さんは、この交流の時間を大切になさっています。読み聞かせ会を親子ですごす居場所の一つにしてもらいたいと考えているからだそうです。読み聞かせは絵本を楽しむだけではなく、親子のふれあいの時間になったり、日頃の子育ての悩みを相談できる場になったりしているのだと感じました。

　「かなぶっく」の皆さんの目標は、区内に45地区47会場もある「かめっ子」に出掛け、「出前読み聞かせ会」を開催することだそうです。これからは区内のあらゆる場所で「かなぶっく」の皆さんの活動に出会えようになると思うと、とても楽しみです。

令和５年10月

神奈川区長　日比野　政芳

※今年度の「区長の人・まち探訪」は、「子ども」「子育て」をテーマに連載しています