11月　神奈川区で地産地消！農家直営「きよ・マルシェ」

　11月は地産地消月間です。今回は農家の方々が営む直売所「きよ・マルシェ」へお邪魔しました。
　2012年にオープンし、今年で10年目を迎える「きよ・マルシェ」では、新鮮でおいしい採れたて野菜を週２回販売しています。複数の農家が一緒に運営することで、地域のお客様にたくさんの種類の野菜を買っていただきたい、と始められたそうです。
　私が伺ったのは販売開始の1時間前。代わる代わる農家の方がキャベツや大根など馴染みの野菜や、青パパイヤといった少し珍しい野菜、地域で作られたパンやハチミツを並べでいきます。その間にも開店を待つお客様が次々といらっしゃり、「きよ・マルシェ」の人気ぶりが伝わってきました。
　今回の見学で特に印象に残ったのは農家の皆さん同士がとても仲が良く活発に声を掛け合って、「きよ・マルシェ」全体が明るい雰囲気だったことです。SNSを活用した情報発信や、コロナ禍での予約制の野菜の販売など、新しいことにも次々と挑戦されています。今後も多くの方に新鮮な野菜をお届けしていただきたいと思います。
　神奈川区の西部には農地が広がり、キャベツをはじめとした様々な農作物が生産されています。採れたてのおいしい野菜が食べられるのは、神奈川区民の特権です！
　神奈川区役所では地産地消の魅力を多くの方にお届けするため、区内の新鮮な野菜や果物、花苗を販売する直売所を紹介した小冊子「ベジＭＡＰ ＧＯＧＯ！～神奈川区の直売所探訪～」を作成しています。ぜひ一度MAPを手に、区内の直売所を訪れ、神奈川区産の野菜を味わってみてください。神奈川区のことをもっと好きになっていただけると思います。

令和４年11月

神奈川区長　日比野　政芳