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9月 未来の自治会のかたち?情報伝達のデジタル化に取り組む町内会

最終更新日 2022年9月29日

 9月は防災月間。今月は、地域の防災・減災について考える中で、「デジタル化」にたどり着き、取組を始めている大口仲町池下町会にお邪魔しました。

 大口仲町池下地区は、標高差最大30メートルの斜面がひな壇状に宅地造成されている地域です。狭い急坂と急こう配の階段が多い地域の特性を踏まえた「要援護者支援」を考えるため、町会は2015年に災害時支援チームを結成しました。
検討と試行を重ね、支援チームがたどり着いたのは、安否確認機能のある「結(ゆい)ネット」。災害時に登録メンバーの安否をリアルタイムに確認でき、被害状況などの情報も瞬時に共有できるアプリケーション・ソフトです。
「結ネット」が選ばれたもう一つのポイントは、「普段は町会の連絡ツールとして活用できる」こと。日頃から使い慣れていてこそ、いざというときでも慌てずに使うことができる…ということでした。
アプリの活用というだけでも一歩先を行く取組なのですが、驚いたことに、「結ネット」の導入をきっかけに、役員会や子ども会のペーパーレス化、リモート会議、支援チーム員の相互交流…と普段の町会の活動にもICTの導入が進められていました。町内会の行事のお知らせを作る。回覧板をまわす。参加申込書を回収し、参加者の集計をする。…こうしたいくつもの過程がアプリを活用することで省力化され、役員の方々の負担軽減につながっているそうです。

 災害時の備えを考える中で始まった大口仲町池下町会のデジタル化の取組は、日々町内のコミュニケーション手段として使われる中で、少しずつ、でも確実に育っています。自身を「アナログ派」とおっしゃる石渡祥男会長は、「まずは使ってみて。自分も最初は不安だったけれど、みんなのサポートもあって使うことができている。慣れですね」とにっこり。今はまだ全世帯が登録しているわけではないので、従来のやり方も併用しているとのことですが、近い将来、もっと身近な取組になる…そんな予感がしました。

 みなさんのお話をうかがった帰り道、大口仲町池下町会の高台からみた夕陽はとてもきれいでした。この眺めと穏やかな時間がいつまでも続くことを願いつつ、いざというときのために区としてもしっかり備えていこうと、改めて感じた一日でした。


大口仲町池下町会のみなさんと(左から山本副会長、日比野区長、石渡会長、岩並さん、八木さん)

令和4年9月

神奈川区長 日比野 政芳

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