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8月 世代問わずどなたでも利用できる集いの場「てんこもりのわ」
最終更新日 2022年9月28日
今月の「区長の人・まち探訪」では、松見町にある地域の居場所「てんこもりのわ」の活動をご紹介しています。
「てんこもりのわ」は、子どもから高齢者まで、世代を問わずどなたでも利用できる集いの場です。私が伺った日も、近所のお子さんが庭先で水遊びをしたり、高齢者が折り紙で作品を作っていたり、利用者とスタッフが談笑したりと、それぞれ思い思いの過ごし方をされていました。水遊びが盛り上がってきて、お子さんが部屋の中に向けて水鉄砲を発射し、スタッフがびしょ濡れになるというハプニングもありましたが、お子さんを注意しながらも温かい眼差しで接していらっしゃるスタッフのみなさんの姿が印象的でした。子どもたちが大きな声で遊んでいるので、ご近所から苦情がないのか心配になりましたが、活動をご理解いただいている方々に支えられていることに安心しました。
運営者である主任児童委員の加山さんのお話しでは、誰もがいつでも利用できる、実家のような安心感を大事にしているとのことでした。近所の人がパンを焼いて持ってきてくれたりすることもあるそうです。新型コロナウイルスの影響により、現在は予約制にするなど以前より利用人数を制限せざるをえない状況が続いていますが、だんだんとできることから再開してきており、この夏はスイカ割りをする予定ということでした。
今後は配食支援やカフェなども行いたいとのことで、活動の場となっている築50年の戸建てを改修するため、「ヨコハマ市民まち普請事業」に挑戦しています。1次コンテストを満点評価で通過され、2次に進んでいます。
また、学校に行くことができない子や、家庭の事情で居場所がない子など、様々な事情がある子どもたちの受け入れにも積極的です。いずれは学習支援や、高齢の男性が参加できるような取組なども考えていらっしゃるようで、まさに“てんこもり”な想いにあふれた地域の居場所です。
「てんこもりのわ」スタッフの方と
「てんこもりのわ」外観写真
令和4年8月
神奈川区長 日比野 政芳
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