2019年に横浜とリヨンは姉妹都市提携60周年を迎えました

横浜・リヨン姉妹都市提携60周年は、2019年12月25日まで開催された山手西洋館「世界のクリスマス」内ベーリックホールでの展示を最後に無事にフィナーレとなりました。横浜リヨン友好員会、アンスティチュフランセ横浜をはじめ、イベントに協力いただいたみなさんや、横浜・リヨンの歩みに興味を持っていただいた方々、本当にありがとうございました。

リヨン市のジェラール・コロン市長を含む一行が5月22日(水曜日)に横浜を訪問されました。林市長と面会し、
姉妹都市提携60周年をお祝いするとともに、リヨン市名門育種会社「メイアン・インターナショナル社」の新種
のバラ「コケット・ロマンチカ」を横浜市に寄贈いただきました。また、みなとみらい地区にある富士ゼロックス
株式会社横浜みなとみらい事業所の視察を行いました。
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コケット・ロマンチカについてはこちらhttps://www.keiseirose.co.jp/company/news/（外部サイト）
富士ゼロックス株式会社横浜みなとみらい事業所について
平成３１年4月１７日に富士ゼロックス株式会社と横浜市は連携協定を締結しました。https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/keizai/2019/0417keizai.html

11月下旬、荒木田副市長がフランス・リヨン市に横浜市から桜の苗木を寄贈する式典に参加しました。このほか、横浜とリヨンの交流が絹をきっかけとして始まった経緯を踏まえ、絹産業の展示会「シルク・イン・リヨン」、同時開催の「絹の都市国際ネットワーク」の調印式等に参加しました。
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2019年は、横浜とフランスのリヨン市の姉妹都市提携60周年の記念となる年です。横浜とリヨンは、友好委員会をはじめとする市民同士の交流に加え、文化芸術、教育、温暖化対策、経済などの分野を中心に交流してきました。より実質的・具体的な連携および関係強化を目指し、ともに成長するパートナーとして交流を行っていきます。

横浜市とフランス・リヨン市が姉妹都市となったのは、1959年。元々リヨンは、ヨーロッパにおけるシルクロードの最終地点として古くから絹織物産業が発展していました。しかし、19世紀にヨーロッパで発生したカイコの病気がヨーロッパ全体に広まり、絹の入手が困難となりました。その危機を救ったのが、横浜港から輸出された日本の生糸。絹がとりもつ縁によって両市は友好関係を築いていき、姉妹都市として結ばれたのでした。当時の新聞記事は、横浜とリヨンの姉妹都市提携を「おカイコさんのとりもち」という見出しで報じました。
以降、両市の間では、友好関係が築かれています。

リヨンと横浜のこれまでの交流のあゆみ、そしてリヨンについて紹介する内容です。ぜひご覧ください。（PDF：6,066KB）

2018年8月4日から9月30日まで約2か月間開催された、3年に一度のダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018 」では、横浜・リヨン姉妹都市提携60周年のプレ・イヤーとして国際局も参加しました。本イベントでは、リヨンからリヨン・ダンスビエンナーレの芸術監督であるドミニク・エルヴュ氏をディレクターとしてお招きしました。
ぜひ、こちらの動画もご覧ください。動画前半ではダンスプログラムのご紹介、後半では横浜・リヨンの交流の歴史をご覧いただけます。

• 外部サイトYouTubeでもご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=xKC709q63V0（外部サイト）
• 本イベントのダンスプログラムはすでに終了しています。