2024年に横浜とリヨンは姉妹都市提携65周年を迎えました

2024（令和６）年は、1959年に横浜とフランス・リヨンが姉妹都市として提携してから65周年を迎えます。

ヨーロッパにおけるシルクロードの最終地点として古くから絹織物産業が発展していたリヨンは、19世紀にヨーロッパ全体に広まったカイコの病気が原因で、絹の入手が困難となりました。その危機を救ったのが、横浜港から輸出された日本の生糸。開港当初から戦前まで、横浜は日本の生糸の主力輸出港だったのです。絹がとりもつ縁によって両市は友好関係を築いていき、姉妹都市として結ばれたのでした。当時の新聞記事は、横浜とリヨンの姉妹都市提携を「おカイコさんのとりもち」という見出しで報じました。
以降、両市の間では、提携以降、経済、文化、市民交流などを中心に友好関係が深められてきました。
この65周年という節目を契機に、これまでの交流の歴史・成果を振り返るとともに、結びつきや連携を一層深め、今後の両市の成長につなげていきたいと考えます。
このウェブページ上では、記念イベントの情報を随時ご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

ロゴマークは、横浜市及びリヨン市を中心とした日本及びフランスの友好交流・相互理解促進に寄与するイベント等で、一定の基準を満たし、かつ、令和６年12月31日までに横浜を中心に実施されるものについて使用できます。使用にあたっては申請が必要です。詳細は、下記の「使用取扱要綱」及び「（別添）使用ガイドライン」をお読みください。

• 「横浜－リヨン姉妹都市提携65周年」を表すロゴマーク使用取扱要綱（PDF：184KB）
• （別添）使用ガイドライン（PDF：3,803KB）
• （様式）ロゴマーク使用承認申請書（ワード：17KB）

チラシ（PDF：5,904KB）
※無断転用・転載を禁じます。

横浜市役所１階アトリウムにおいて、横浜市とリヨン市の姉妹都市交流について市民の皆様に広く知っていただくとともに、
リヨン市についてより関心や親しみを持つきっかけとなるイベントを開催しました。
当日はたくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございました！

●開 催 日：令和６年10月11日(金曜日)　
●場　　所：横浜市役所１階アトリウム　　
●実施主体：主催 横浜市　 共催 横浜リヨン友好委員会　後援 在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ　協力 リヨン市
●概　　要：

リヨン市のグレゴリー・ドゥセ市長から、65周年を祝うビデオメッセージをいただき、本イベントのオープニングセレモニーでご紹介しました。

横浜市とリヨン市の交流やリヨン市を紹介するパネルの展示
　
●開 催 日：令和６年10月８日(火曜日)～14日(月曜日)
●場　　所：横浜市役所１階　展示スペースＡ
●実施主体：主催 横浜市　 共催 横浜リヨン友好委員会　　

横浜市とリヨン市の交流やリヨン市を紹介するパネル・物品のほか、姉妹都市65周年を祝うテーブル装飾の展示を行いました。
　
●開 催 日：令和６年11月15日(金曜日)～26日(火曜日)
●場　　所：山手111番館（横浜市中区山手町111）
●実施主体：主催 横浜リヨン友好委員会／公益財団法人　横浜市緑の協会　共催 横浜市国際局　　

５月25日(土曜日)放送のテレビ神奈川（tvk）「ハマナビ」で、横浜フランス月間やパリオリンピック・パラリンピック等の開催に際し、横浜にあるフランス縁のスポットや取組が取り上げられました。
その中で、姉妹都市提携65周年についても紹介されました。
放送内容はこちらのページ（外部サイト）からご視聴いただけます。

７月12日(金曜日)の横浜市中学校給食において、リヨン市との姉妹都市提携65周年と、パリオリンピック・パラリンピック開催に合わせ、リヨンにちなんだ料理を含むフランス料理が提供されました。

＼献立／

・白身魚フライ（ホキ）・ラタトゥイユ（夏野菜を煮込んだフランスの家庭料理の一つです。）
・ポテトリヨネーズ（玉ねぎが多く採れるリヨンならではの、玉ねぎの甘みを活かしたジャガイモ料理です。）
・ラ・フランスコンポート
・豆ツナサラダ
・ジュリエンヌスープ（フランス語で千切りを意味する「ジュリエンヌ」。千切りの食材を使用したスープです。）
・ソフトフランスパン
・牛乳

横浜市中央図書館では、８月20日(火曜日)から９月16日（月・祝）まで、１階展示スペースにてパネル展示を行いました。
期間中は、パネル展示のほか、中央図書館で借りることのできる、リヨンやフランスにまつわる本も紹介されました。
また、９月11日(水曜日)には、３歳から小学生までのお子さんを対象にした、おはなし会が開かれ、フランスに関する絵本の読み聞かせや、フランスの文化やリヨンについての紹介が行われました。

緑区にある中山地区センターでは、９月12日(木曜日)と10月10日（木曜日）に乳幼児と保護者を対象とした絵本の読み聞かせと工作を行う、「おはなしおもちゃばこ」が開催されました。
読み聞かせでは、リヨン出身であるサン＝テグジュペリの代表作、「星の王子さま」の絵本が取り上げられました。
読み聞かせの後、９月12日には折り紙でバラの花を、10月10日にはハロウィンの黒ねこちゃんを作る工作が行われました。
９月12日のイベントの様子はこちらのページ（外部サイト）から、10月10日のイベントの様子はこちらのページ（外部サイト）からご覧いただけます。

鶴見図書館では、10月11日(金曜日)から11月10日（日曜日）まで、横浜リヨン友好委員会主催でパネル展示「横浜のともだち　リヨンのこと」が行われました。
期間中は、パネルや関連図書が展示されました。
また、11月７日(木曜日)には、３歳以上のお子さんを対象にした、おはなし会が開かれ、フランスに関する絵本の読み聞かせや、クイズなどが行われました。

港北図書館では、10月16日(水曜日)及び11月20日（水曜日）に、３歳から６歳までのお子さんを対象にした、ひろばおはなし会が開かれ、フランスに関する絵本の読み聞かせが行われたほか、図書館内でもフランスに関する本が紹介されました。

・リヨン市（外部サイト）
・リヨン観光局（外部サイト）