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B型肝炎予防接種について
最終更新日 2023年4月1日
B型肝炎とは
B型肝炎ウイルスに感染すると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合もあります。一部劇症肝炎といって、激しい症状から死に至ることもあります。
また、症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓の中に潜み、年月を経て慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどになることがあります。ことに年齢が低いほど、急性肝炎の症状は軽いかあるいは症状はあまりはっきりしない一方、ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染の形をとりやすいことが知られています。
感染は、肝炎ウイルス(HBs抗原)陽性の母親から生まれた新生児、肝炎ウイルス陽性の血液や体液に直接触れた場合、肝炎ウイルス陽性者との性的接触などで生じます。
予防接種の方法
B型肝炎の予防接種は、27日以上の間隔で2回(標準的には生後2か月、3か月)接種し、さらに、1回目の接種から139日以上の間隔をおいて(*)1回(標準的には生後7~8か月)の計3回接種をします。
※HBs抗原陽性の妊婦から生まれたお子さんで、母子感染予防のためにB型肝炎ワクチンの接種を受けている場合は、定期予防接種の対象外となります。引き続き、健康保険の適用によるワクチン接種を受けてください。
【標準スケジュール】(標準的な接種年齢は、生後2か月、生後3か月、生後7~8か月)
1回目、2回目:1回目を接種したのち、27日以上の間隔をおいて2回目を接種します。
3回目:1回目の接種から139日以上の間隔をおいて(*)、3回目をします。
【無料で受けられる年齢】
生後0か月以上1歳未満(1歳の誕生日の前日まで)
ワクチンの副反応
副反応としては、接種部位の発赤(赤み)・腫脹(腫れ)・硬結(しこり)・痛み、発熱、倦怠感、頭痛などがみられることがあります。また、極めてまれですが、重い副反応として、アナフィラキシーや急性散在性脳脊髄炎(ADEM)が報告されています。
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