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ロタウイルスワクチン予防接種について

最終更新日 2023年4月1日

ロタウイルスワクチンの定期予防接種

令和2年10月1日より定期予防接種として市内の協力医療機関にて接種することができます。

※令和2年9月30日より前にロタウイルスワクチンを接種した場合は、定期予防接種ではなく、任意接種となり、無料(公費)接種ではなく、全額自己負担になります。

〇対象者
 令和2年8月1日以降に生まれたお子さんが対象です。
 対象のお子さんへは、生後2か月ごろ、接種に必要な予診票等を個別通知にて送付します。
 ※対象であるのに書類がお手元に届かない場合は、お手数ですが予防接種コールセンター(045-330-8561)までご連絡ください。
  

ロタウイルス胃腸炎とは

口から侵入したロタウイルスが腸管に感染して発症します。感染力が非常に強く、手洗いや消毒などをしっかりしても、感染予防をすることが難しく、乳幼児のうちにほとんどの子どもが感染します。
下痢や嘔吐は1週間程度で治りますが、下痢、嘔吐が激しくなると、脱水症状を起こす場合もあり、乳幼児の急性胃腸炎の入院の中で、もっとも多い感染症です。
一生のうちに何度も感染するウイルスですが、初めてロタウイルスに感染した時は、特に重症化しやすく、まれに脳や腎臓に影響をおよぼすこともあり、注意が必要です。
生後、すぐに感染する場合もあるので、ワクチンの接種は、早い時期に完了させましょう。

予防接種の方法

ロタウイルスワクチンには2種類あり、どちらも生ワクチン(弱毒化したウイルス)で、飲むワクチンです。2つのワクチンに予防効果や安全性に差はありませんが、接種回数が異なりますので、他のワクチンとの接種スケジュールなどを考慮し、医療機関の医師とご相談のうえ、いずれかのワクチンを接種してください。
なお、途中からワクチンの種類を変更することは原則できませんので、最初に接種したワクチンを2回目以降も接種してください。
多くのワクチン【Hib(ヒブ)・小児用肺炎球菌・B型肝炎等】の接種が重なる期間ですので、医療機関の医師とご相談のうえ、他のワクチン接種と合わせて同時に接種することも検討してください。
いずれも、1回目は、標準的な接種期間内【生後2か月から出生14週6日後まで】に接種を完了してください。(出生15週0日後以降の初回接種はおすすめしません。)

また、ロタウイルスワクチンは、接種後に腸重積症のリスクが増加するため、安全性の面から、接種対象となる期間を超えた場合には定期接種・任意接種のいずれも受けることができませんのでご注意をお願いします。

ロタウイルスワクチンについて
ワクチン名

ロタリックス(1価)

【経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン】

ロタテック(5価)
【5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン】

接種対象期間

出生6週0日後から出生24週0日後まで出生6週0日後から出生32週0日後まで
接種回数2回(27日以上の間隔をあける)3回(27日以上の間隔をあける)


ワクチンの副反応

接種当日の重い副反応としてまれにアナフィラキシー症状(ワクチンへのアレルギーによる発疹、呼吸困難など)が起こる可能性があるため、十分な観察を行ってください。
また、接種を受けてから約1~2週間の間は、腸重積症のリスクが通常より高まるとする研究報告もあります。
腸重積症の症状として、「突然はげしく泣く」、「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」、「嘔吐する」、「血便が出る」、「ぐったりして顔色が悪い」などがあります。
これらの症状が一つでも見られた場合やいつもと様子が違う場合は、速やかに医療機関を受診してください。

このページへのお問合せ

横浜市予防接種コールセンター

電話:045-330-8561

電話:045-330-8561

ファクス:045-664-7296

メールアドレス:ir-yobousessyu@city.yokohama.jp

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