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第三回第一部 国連オペレーション支援局長室(DOS OUSG)アソシエイトプログラムオフィサー 三輪幸代様 講演(令和3年3月31日(日本時間))

最終更新日 2021年4月12日

≪横浜市国際人材育成プロジェクト≫

―国際連合日本人職員による横浜市内の大学学生向け講演会-


第三回第一部 国連オペレーション支援局長室(DOS OUSG)アソシエイトプログラムオフィサー 三輪幸代様 講演

(令和3年3月31日(日本時間)(概要))


●実施日時:
日本時間 令和3(2021)年3月31日(水)09:00~11:10
(NY時間 令和3(2021)年3月30日(火)20:00~22:10)

●講演者:
国連オペレーション支援局長室(DOS OUSG)
アソシエイトプログラムオフィサー 三輪幸代様

講師写真1
2019年7月 国連PKO参謀長会議で訪れた湯浅陸上幕僚長とカレ国連事務次長との会談にて(国連事務局勤務の邦人職員と)(於:国連本部(NY))(左から2番目が三輪様)

講師写真2
2020年1月 カレ国連事務次長(オペレーション支援担当)及び同僚と(於:国連本部(NY))(右から2番目が三輪様)


●実施方法:オンライン

●参加者:横浜市立大学国際総合科学部、国際教養学部の学生計11名

●担当教員:横浜市立大学 国際教養学部 瀬田 真 准教授
同 国際商学部 吉永 崇史 准教授

●講演内容:
①「国連オペレーション支援局(DOS)」
②「局長室の業務」
③「国連平和活動について」
④「国連職員になるために必要なこと」

講演会の様子1
オンライン講演会の様子① 画面左上(黄枠)が三輪様          

講演会では、三輪様から「国連での仕事と国連平和活動について」をテーマに、ご自身のキャリア経験についてお話しいただいた後、所属機関である国連オペレーション支援局(DOS)の役割や主要業務、局長室での担当業務、国連平和活動等専門分野についてお話しいただきました。

まず、キャリアに関しては、国連職員を目指すきっかけや、目標の実現に向け、学生時代からどのような分野に取り組んできたのか、また、インターン、民間企業及び国連ボランティア等におけるご経験とこれらの経験が現在の担当業務においてどのように活きているのか等についてお話しいただきました。

続いて専門分野に関して、所属されているオペレーション支援局(DOS)が、国連全体の物資に係る調達、保管、輸送に係るサプライチェーンマネージメント、フィールドの国連職員向け新型コロナウイルス感染症ワクチンの手配や当該感染症に関する人事医療に係るガイダンス、PKOミッション等の新規フィールドミッション立上げ、縮小、清算に係る対応や国連事務所等の設備管理等、国連のオペレーションにとって必要不可欠な業務を担っていること、さらに、DOS業務の5つの柱(サポートオペレーション、サプライチェーンマネジメントなど)及び局内課室の具体的所掌事務やオペレーション支援局長室(OUSG)における業務等について具体例を交えながら解説していただきました。
また、国連平和維持活動(PKO)については、PKOの原則、歴史、任務、要員、殉職者等、活動の概要についてお話しいただいたほか、PKOに係る近年の取組としてグテレス事務総長(SG)が立ち上げたイニシアティブである「PKOのための行動(A4P)」及びその一環として日本が、スイス、ブラジルなどの国とともに支援している「三角パートナーシップ」について説明していだだきました。


専門分野に係る質疑応答では、参加学生から、「日本紛争予防センター(JCCP)ケニア事務所勤務時の地域にコミットした活動と比較して、現在、国連という立場からしかできないと感じたことがあればその具体的内容と理由について伺いたい。」「PKOに関して、オペレーション支援局が実施しているモニタリングシステム如何。」「国連事務局と、総会及び安保理との連携の有無等を含めた三者の関係性如何。」「三角パートーナーシッププログラムにおける支援国のメリット及び支援国を増やすための施策如何。」
などの質問がありました。

また、キャリアに関する質疑応答では、参加学生から「民間企業を辞職する際や外国の大学院進学など、人生の大きな転換点となる決断をする際に考慮してきた点や決断時の心境如何。」「民間企業や国連ボランティアなどにおける経験がその後のキャリアに与える影響如何。」「国連の採用応募書類や面接において、ご自身の専門性や職務遂行に関連する能力をどうアピールしたか。」
などといった質問がありました。

今回の講演会には、横浜市立大学国際総合科学部及び国際教養学部から計11名の学生が参加しました。

後日、学生からは、
「PKO受入国では、政治的不安定が続いているという話を聞いて、PKOのサポートの必要性について改めて考えさせられた」、
「三角パートナーシッププログラムは、軍事援助的な形でなくとも、支援国が国際平和に貢献できる機会を提供する優れたプログラムであることが理解できた。」、
「自分のキャリアについて考える際、長期的な目線が必要であるということを実感できた。」
「国連職員になるには確かなキャリアを積んでいくことが必要だと学び、受け身になり学ぶのではなく自分の中で常に目的を持ちながら行動していくことで目標が定まり、自身に還元されるのではないかと感じた」、
「『どこに就職したかよりも何を経験して何のスキルを得たかが大事』と仰っていた部分も印象的だった。」
などの感想がありました。

このページへのお問合せ

国際局総務部政策総務課

電話:045-671-4710

電話:045-671-4710

ファクス:045-664-7145

メールアドレス:ki-somu@city.yokohama.jp

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