令和４年度第３回　国連事務局経済社会局(DESA)高田 実様、国連工業開発機関(UNIDO)飯野 福哉様　講演

≪横浜市国際人材育成プロジェクト≫

―国際連合日本人職員による横浜市内の大学生等向け講演会－

横浜市内大学生等向け国際キャリア講演会（2022年第３回）

横浜市国際局・横浜市立大学共催「気候変動・エネルギーに関する国連の取り組み」

●実施日時：
・日本時間　　　2022年11月26日（土）21:00～21:45
・ウィーン時間　2022年11月26日（土）13：00～14：45
・ＮＹ時間　　　2022年11月26日（土）7：00～8：45

●講演者：
・国連事務局経済社会局(DESA)　エネルギーと気候変動チームリーダー　高田 実様
・国連産業開発機関（UNIDO）産業開発官　飯野福哉様

●実施方法：オンライン

●参加者：横浜市内大学に在籍している学生等　約30名

●講演内容：
・気候変動・エネルギー、国連の役割と今後の展望
・モントリオール議定書・キガリ改正プロジェクト、規制物質と環境への影響
・ご自身のグローバル人材としてのキャリア形成について　　等

　
講演では、講師のお二人から、国連事務局経済社会局及び国連工業開発機関でのご自身の活動をはじめ、国連の取り組みや世界情勢について、ご講演いただくとともに、ご自身の経歴の紹介を通して、国連職員になった経緯などもお話しいただきました。
高田様からは、気候変動の現状や将来に向けた世界各国の取組状況等、飯野様からは、身近な冷蔵庫・エアコンの話からモントリオール議定書・キガリ改正等を中心にお話しいただきました。

質疑応答では、講師のお二人に加え、国連邦人職員会の小野会長、倉持様にもご参加いただき、最新のCOP27の状況を踏まえた質問や、海外のインフラの状況などに関する質問に加え、国連で働くに当たって求められる人材といったキャリア面での質問にもお答えいただきました。
講師の皆さまからは、これまでのご自身の経歴や、現場のご経験を踏まえた具体的なご回答をいただきました。

参加した学生からは、
「国連において求められている力が、柔軟な発想力、そして書く力だという点が印象に残った。論理的思考と柔軟な発想力の両立が重要だと感じた」
「グローバルな規模で活躍されている日本人の方がいるということを実感し、国連でのキャリアに一層関心を持つことができた」
「国際機関の方のお話を直接聞けて、今世界で取り組んでいる問題がより身近に感じられた」
といった感想が寄せられました。