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横浜は大都市でありながら、市民生活の身近な場所に樹林地や水辺など、さまざまな自然があります。こうした場所にはどんな生き物がいるのでしょうか。今回は、戸塚区にある「舞岡公園」に伺い、環境創造局の担当者の案内のもと、生き物を探索してみました。
最終更新日 2022年5月1日
まず初めに遭遇したのは、数種類の鳥たちでした。
春の喜びを表現するかのように、軽快な声で我々を出迎えてくれました。
草やぶが大好きなアオジ
繁殖期の春以外は「チッ、チッ」と鳴くウグイス
歩みを進めていくと、数々の植物や昆虫、野鳥と出会いました。
文字通り、「数歩進むごと」に新たな生き物との出会いがあり、普段何気なく過ごしている中でも、実は多くの生き物とすれ違って過ごしていたことに気づかされました。
森林や山野の湿った場所に自生するヒトリシズカ
スプリングエフェメラル(春の妖精)、スミレの仲間
山の植物、ムラサキケマン
日当たりのよいふかふかした土を好む、トウダイグサ
同じ種類でも色合いが異なるナミテントウ
背中のハートが可愛らしいエサキモンキツノカメムシ
明るい開けた場所を好むモンシロチョウ
水に浮きながら泳ぐ妙技の使い手、ナミアメンボ
このほかにも、ここでは紹介しきれないほど数多くの生き物と出会い、「舞岡公園」の生物多様性の豊かさに改めて驚かされました。
また、「舞岡公園」から田園地帯を抜け、市営地下鉄の舞岡駅まで続く水辺「舞岡町小川アメニティ」沿いでは、また違った生き物を見ることができました。
タビラコは春の七草、これはオニタビラコ
実はシダの仲間で花の咲かない植物、ツクシ
ペンペングサでお馴染みのナズナ
幼虫は水の中で暮らすカワゲラの仲間
ホタルの幼虫がエサとして好む巻貝、カワニナ
流れのある綺麗な小川に暮らすシマアメンボ
豊かな水辺の環境は、人だけでなく、多くの生き物の憩いの場になっていました。
今回は、豊かな緑が残された環境で生き物を探索しましたが、このような環境に限らず、生き物は私たちが住んでいる街にも多く生息し、私たちの暮らしとつながっています。
ビジネス街でも見ることができるアオスジアゲハ
白と黒の毛並みが綺麗なシジュウカラ
梅雨の時期以外でも咲いているツユクサ
環境創造局の担当者に話を伺ったところ、
「『生物多様性』はなかなか聞き慣れない言葉ですが、食材や衣服、薬の原材料など、『自然の恵み』という形で私たちの暮らしを支えています。生き物たちがいると、こうした恩恵を受け続けることができます。まずは、生き物たちの暮らしている環境が身近にある、ということに気づいていただきたいです。Twitter『#ヨコハマいきものがたり』(外部サイト)がその入口になったら嬉しいです。」
とのことでした。
今回の探索を経て、豊かな自然から私たちが住んでいる街まで、多くの生き物が暮らしていることを改めて実感しました。
この「生物多様性」を未来につないでいくために、私たちに何ができるか、考えていきたいですね。
私たちができる「行動」について、詳しくは以下のページをご覧ください。
環境にやさしい行動
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