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3月号 災害時に役立つワークショップ体験リポート

横浜市民防災センターでは、さまざまな体験プログラムを通じて、防災・減災についてわかりやすく楽しく学ぶことができます。今回は、「災害時に役立つワークショップ」を体験してきました。

最終更新日 2022年3月1日

「災害時に役立つワークショップ」では、身近にある新聞紙やチラシ、ゴミ袋などを使って、避難所等で役立つグッズの作り方を学ぶことができます。今回は、「ゴミ袋で作る雨がっぱ」の作り方を教えてもらいました。

まず用意するものは、

・ゴミ袋
・マジック
・ハサミ

の3点です。
ゴミ袋のサイズの目安は、子どもであれば45L、大人は70L以上です。
※今回は45Lのものを使用して作ります。

初めに、ハサミで切る位置に目印となる線をひいていきます。

① 袋のフチに沿って口側から底側までをつなぐ線(片側のフチのみ)
② ①の線の反対側から20~30cmの位置に、20cmの線
③ ②の線からさらに5cm移動した位置に、20cmの線
④ ①の線から5cm移動した位置に20cmの線
⑤ ③と④で引いた線の先端をつなぐ線
⑥ ①と④、②と③のそれぞれの先端をつなぐ線

次に、ひいた線に沿って切っていきます。
特に、⑥の部分を切り取ることを忘れないようにしましょう。

全ての線を切ると、このような形になります。

実は、これで完成です!
とても簡単ですね。

それでは、実際に着用してみます。
まずは、開くとフード状になる部分があるので、頭から被ります。
そして、首元と胸元の2箇所に垂れる紐を体の前で結びます。
最後にフードの目にかかる部分を巻き上げるようにして、視界を確保します。

いかがでしょうか。ちなみに、70Lで作ると、女性の場合、手首や腰の位置までカバーできます。

雨をしのぐだけでなく、簡易の防寒着にもなります。

このほかにも、「災害時に役立つワークショップ」では、新聞紙で作る防災スリッパやチラシで作る食器などの作り方を学ぶことができます。

非常時に備えて、防寒着などの必要なものを事前に用意しておくことが望ましいですが、いざという時のために、作り方を覚えておくと安心ですね。

※グッズ制作の希望がある場合は、予約時にご相談ください。また、グッズによって、準備が必要となる物があります。詳しくは、お問い合わせください。


【施設概要】
横浜市民防災センター
神奈川区沢渡4-7

体験プログラムの予約方法(外部サイト)
※体験プログラムは事前予約制となります。
詳しくはお問い合わせください。

このページへのお問合せ

横浜市民防災センター

電話:045-411-0119

電話:045-411-0119

ファクス:045-312-0386

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