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10月号 地域で取り組む緑化活動

最終更新日 2022年10月1日

 横浜市では、地域の緑化活動に対して支援をする「地域緑のまちづくり」事業を行っています。今回はこの事業を活用し、中区で緑化活動を行っている「元町河岸通りCRG」の皆さんの活動を取材してきました。元町河岸通りCRGは、「河と人、人と人が緑でつながる街づくり」を目標として、現在32人で令和3年度より活動されている団体です。CRGとは「Close to the RIVERGREEN」の略称です。

緑化活動の内容

―どのような活動を実施していますか。
 元町の堀川沿いにある植栽帯の緑化活動を行っています。それ以外には、通り沿いの店先などにハンギングバスケットを設置してもらえるよう、働きかけを行っています。

―活動をはじめたきっかけは何ですか。
 以前は無計画に草木が植えられていましたが、時を経て通りから川が見えなくなるほど大きく成長していたため、通りが暗くなって怖さを感じることや、不法投棄も見られ、人が近づきにくい状況でした。そんな通りを改善したいという思いが、活動を始めたきっかけです。


草木が生い茂っていた頃(ビフォー)


花を植えて川も見え、明るい雰囲気の場所になりました(アフター)

活動の一例

─具体的には植栽帯でどのようなことをされていますか。
 植えた花の手入れ・水やりや雑草取りなどの緑の維持を行っています。


取材日も、撮影のために始めた雑草取りがいつの間にか真剣に…

―活動で意識されていることはありますか。
 団体メンバーは店舗経営者が多いこともあり、全員でまとまって活動することが難しいので、負担をかけず気軽に参加できるようにしています。

―気軽に参加できるように、どのような工夫をされていますか。
 活動日を決めず、それぞれの時間の空いたタイミングで、1人でいつでも手ぶらで気軽に活動が行えるようにしています。道具箱は植栽帯に設置しており、時にはメンバー以外の方が手入れを行ってくれることもあります。周辺に水道が引かれていないため、以前は水やりのために、店舗と植栽帯を何度も往復する必要がありましたが、雨水を利用した貯水タンクを設置したことで、往復する手間を省くことができました。


道具箱の中には、活動に必要なものが揃っています


屋根で雨水を受け、パイプを伝ってこの貯水タンクに溜まる仕組みで、オリジナルで制作しました


植栽帯のパーゴラ付き貯水タンクで水をくめるので、より気軽に水やりができるように

―そのほかに何か意識されていることなどはありますか。
 花の種類や色はあまり多くなりすぎないようにしています。さまざまな色の花を植えるとカラフルになりますが、地域の環境に合わせたさりげない緑を意識して、花の色は多くしないようにしています。今植えているのはタマスダレやローズマリーが中心ですが、タマスダレは球根から育つ宿根草なので植え替えの手間もなく、ローズマリーは虫よけ効果が期待できます。


一列に並んだタマスダレ

―ハンギングバスケットを設置してもらうために、何か行っていることはありますか。
 ハンギングバスケット制作の講習会を行っています。各自でハンギングバスケットを制作し、店先などに飾ってもらうことで、通りが明るくなるだけでなく、身近に緑を感じ、緑に関心を持つきっかけとなります。


講習会


実際に店先に飾られたハンギングバスケット

事業化による変化

―事業として取り組むようになって、変わったことなどはありますか。
 長期にわたる計画を練るようになったことと、助成金がなければできなかったような「オリジナルの雨水貯水タンク装置」の制作も実行することができました。3年という時間は長いですが、実際に通りが変わって行く様子を間近で感じることにより、多くの方に関心を持って参加してもらえるようになりました。

今後の活動について

―今後の活動で考えていることや、通りの緑をどのようにしていきたいかなどはありますか。
 まずは誰でも気軽に活動に参加してほしいと考えています。簡単なことであっても、一度参加することで「自分のところの緑」という意識が生まれ、そこから活動に参加するだけでなく、活動以外の行動を含めて緑を身近に感じることにつながります。活動への参加は緑を守るだけでなく、多くの人と関わるきっかけとなり、地域コミュニティーの活性化にもつながります。今後はより一層、身近に緑を感じ、気持ちよく過ごすことのできる憩いの場としていきたいです。


取材に応じてくださった元町河岸通りCRGの皆さん

 環境創造局の担当者の話によると「地域緑のまちづくりは10人以上参加希望者が集まり、主体的に活動する意欲があれば応募可能です。地域の緑が広がるだけでなく、知り合いが増え、地域とより深く関わるきっかけにもなるので、近所のご友人などを誘っていただき、多くの方のご参加をお待ちしております。」とのことでした。

 短い取材時間でしたが、活動として取り組むのではなく、日々の生活の中で気軽に楽しんで緑と触れあっている、という印象を持ちました。取材中、偶然通りかかった方から声をかけられたり、手を振ったりする場面を何度も見かけ、活動が地域に根付き、緑に関心を持たれている様子を垣間見ることができました。

 「地域緑のまちづくり」についての詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/midori-koen/midori_up/3ryokuka/chiikimidori/chiikimidori2.html

このページへのお問合せ

環境創造局みどりアップ推進課(緑化推進担当)

電話:045-671-3447

電話:045-671-3447

ファクス:045-224-6627

メールアドレス:ks-ryoka@city.yokohama.jp

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