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3年に1度の日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2022」が開幕します。そこで今回は、数ある催しのうちのひとつ「横浜18区コンサート」に出演(9月21日〈水〉)する、ヴァイオリニストの大江馨さんにインタビューしました。
最終更新日 2022年9月1日
すべての街のすべての人に音楽を届けたいという思いから、2016年の「横浜音祭り」で生まれたコンサートです。各区の区民文化センターや公会堂などといった身近なホールで、横浜ゆかりの一流アーティストの演奏を、気軽に堪能できることが魅力です。今回は大江さんが出演された7月20日開催の回に取材に伺いました。
© Shigeto Imura
仙台市出身。桐朋学園大学ソリストディプロマコースに特待生として入学。
同時に慶應義塾大学法学部にて学び、卒業後、ドイツ・クロンベルクアカデミーを修了。
2019年レオポルトモーツァルト国際ヴァイオリンコンクール第3位ならびに委嘱作品賞受賞。
2013年日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞他全賞受賞等、国内外にて数々の受賞。
これまでに尾高忠明、山田和樹、川瀬賢太郎各氏等の指揮でNHK交響楽団、ミュンヘン放送管弦楽団ほか数多くのオーケストラと共演を重ねる。
使用楽器は株式会社文教楽器より、G.Cappaを貸与されている。
リハーサル時の様子 共演者の東京フィルハーモニー交響楽団メンバーと、演奏後に互いに拍手し合っていたのが印象的でした
-音楽の勉強をしながら、大学で法学部にも通うという、大変な努力をなさったと思いますが、どんな思いでされていましたか。
時間のやりくりなどには苦労しましたが、いろんなことに興味があったことと、ひとつのことに集中するより、いろいろなことを並行してやるほうが気分転換になり、楽しくできました。
-横浜文化賞文化・芸術奨励賞も受賞されていますが、大江さんにとって、横浜とはどんなところですか。
好きな街です。仙台から横浜の綱島に来ましたが、横浜は仙台よりも都会のイメージを持っていたので、全然違う世界が広がっているのではないかと期待を膨らませていました。5年間過ごしましたが、出会うものや人の全てが新しくて刺激的でした。
また、都会的なだけでなく、身近に自然や商店街があり、海も近いなど、横浜には仙台から来て、安心できる要素も多くありました。
綱島から大学のある日吉までの道のりが思い出の場所です。綱島には桃畑があったことも印象に残っています。
-2016年に始まった18区コンサートの初回から出演されていますが、楽しみにしていることなどはありますか。
企画が毎回ユニークで楽しみにしています。
photo:おおたこうじ 横浜音祭り2019出演時の様子
2016年 | ショートフィルム&コンサート(別所哲也プロデュース) |
---|---|
2019年 | リサイタル(独奏会) |
2022年 | 弦楽五重奏との協演 |
-コロナ禍でこのコンサートに限らず、いろいろな面で苦労があると思いますが、準備など、どのようにしていますか。
普段から体調管理は大切に考えていますが、これまで以上に気を遣うようになりました。そして、コンサートが無事に開催されるかどうかというなかで、より一つひとつのコンサートに懸ける想いが増しました。
また、このような状況下で開催するには、裏方の皆さんの仕事も増えるので、コンサートができることへの感謝の気持ちも一層持つようになりました 。
©藤本史昭 コンサート本番での熱演
©藤本史昭 穏やかで優しい人柄が伝わる繊細な音色の中に、力強く伸びやかな演奏が繰り広げられ、心震わせます
-クラシックは聴き馴染みのない人からすると難しそうと思われてしまいがちですが、これからチャレンジしてみたい人に聴きどころやポイントなどアドバイスはありますか。
行ったことのない会場に行くのはハードルが高いですが、18区コンサートは身近な施設で開催されるため、行きやすいのでおすすめです。
事前に一切情報をいれずに、本番で初めて聴くのも楽しいし、予習してから行くのも楽しいですが、おすすめは、一度聴いてみて、その曲の作家が伝えたいストーリーを考えてから行くことです。
ストーリーを考えることでその曲に感情移入しやすくなります。また、弾き手によってそのストーリーの捉え方が変わってくるため、例えば、ストーリー上の設定として泣いている場面だったとき、大声で泣いているのか、堪え泣きなのか、変化する表現の違いを楽しむことができます。
楽しみ方は人それぞれですので、皆さんの街でぜひ気軽にお楽しみください。
大江さんを始め、気鋭のヴァイオリニストやピアニストなど、世界で活躍する実力派アーティストの演奏を身近で堪能できる「横浜18区コンサート」。皆さんもお住まいの近くで、音楽に浸るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
「横浜18区コンサート」(大江馨さん公演)
日時:9月21日 (水) 開演時間:15時(90分予定・途中休憩を含む)
会場:アートフォーラムあざみ野 レクチャールーム
出演:大江馨(ヴァイオリン)×小林海都(ピアノ)&神奈川フィルハーモニー管弦楽団メンバー(弦楽四重奏)
曲目:J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004/ショーソン:ヴァイオリンとピアノと弦楽四重奏のためのコンセール
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