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第20回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(平成25年8月19日開催)
最終更新日 2020年2月25日
第20回 横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録
議題 | 1 みなとみらい21新港地区における都市景観協議について(報告) 2 その他 |
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日時 | 平成25年8月19日(月曜日) 午後4時15分から午後4時45分 |
開催場所 | 横浜みなとみらい21プレゼンテーションルーム (西区みなとみらい2丁目3番5号クイーンズスクエア横浜クイーンズモール3階) |
出席者 (敬称略) | 委員:金子修司(部会長)、加藤仁美、国吉直行、高橋晶子、中津秀之 |
欠席者 (敬称略) | なし |
開催形態 | 公開(傍聴者なし) |
決定事項 | 議題1 なし(報告) |
議事 | 1 みなとみらい21新港地区における都市景観協議について(報告) 資料を用いて関係局から説明を行った。○金子部会長 本件は協議不調という大変大きな話題になったことでもありますし、横浜のデザイン行政に対して大変な大事なところだということで、報告をいただいているわけです。 プロムナード自体が10メートルございますけれども、この10メートルのうち南側の約6メートルが官民境界です。ですから、そういった意味では、かなり海側に官民境界があるという形になります。 ○金子部会長委員の皆さんからいろいろとご意見を賜りたいとは思いますが、今回新任の委員として国吉専門委員が委員ということになりましたが、この景観アドバイザー制度で国吉委員がいろいろとご苦労なさったあたりのお話をちょっとお聞かせいただけるとありがたいです。 ○国吉委員全体の骨格については、大筋で変えることはできないという状態の中で、角の部分にある教会風の建築形体をやめてもらって、シンプルな形にしてもらうというような工夫は前回のときに報告したとおりです。そういう方向で、ヨーロッパの南仏風といいますか、そういうものを少し軽減していくという工夫を全体としてお願いしてきたわけです。 ありがとうございました。もう一つ質問で、これは全体でどのくらいできているのですか。躯体は終わっているのですね。 ○事務局躯体が終わって外壁、屋根が出来つつあります。 ○金子部会長オープンはいつでしたか。 ○井上課長11月竣工でグランドオープンが2月ということです。 ○金子部会長2月ですか。せっかくできるのだから、ちゃんとにぎわいを持ってうまくいってもらいたいと思うところがあります。委員の皆さんに少しご意見を頂こうと思います。 ○高橋委員最初、フェンスの話だとは知りませんでした。ぱっと見たときに何だろうと思いました。逆にフェンスに絞ってみると、どんなフェンスなのかというのが気になります。というのは、仕様がわからないので、もう少し決まっていたら教えていただいたほうがいいかなと。高さはわかりました。 ○井上課長今考えられている仕様を含めて資料を回覧します。 ○国吉委員カフェ部分のフェンスの仕様は入っていますか。 ○事務局入っていません。外周の縦格子部分のみになります。 ○国吉委員いや、ここの部分とは違うでしょう。場所によって違うのです。だから、大半がそういう縦格子のもので、このカフェのところは何かフラットバーみたいなものでシンプルにやっているので。 ○高橋委員形状もそうなのですが、体に触れるところというのは、基本的に安いものはすぐわかってしまう。これは誰にでもわかるものなので、できるだけ地上部にいい意味でお金をかけていただくといいなと。同じ材料でもいい塀に見える、フェンスに見える場合と、「ああ、そうか」と思う場合とあります。 ○金子部会長国吉委員にアドバイザーとしてしっかり目を光らせてご指導願うということしかないのでしょうかね。 ○高橋委員はい、よろしく。 ○金子部会長だから、せっかく10メートルのプロムナードがあって、官民境界の内側にこうやってこの植栽があるので、これは上手に使えば非常によくなるのだろうと思うのですが、この辺もいろいろ工夫をしていただくといいのでしょうね。 ○国吉委員ある程度進んだ段階での協議なので、完璧にはできないところもありますけれども、向こうが気づいていないようなことはできるだけ申し入れて、このプロムナード沿いの南西の角の部分、これはちょっとこの写真は出ていないのですけれども、このあたりの雰囲気などももう少し豊かにしてもらえないかというような申し入れなども今、しています。一つ一つを全部チェックするという体制ではないので、主要なものについて見せていただく。素材を見せてもらったり、計画は一緒に歩いてもらって、気づいたことを一緒に申し入れたり、そんな形で少しでも質を高めていくようにしたいという感じでやっています。 ○金子部会長加藤委員はどうですか。 ○加藤委員この写真を見ましたときには、桟が入っていなくていいなと思ったのですけれども、カフェ部分以外は桟があるということで、ちょっとがっかりしたのです。でも、植栽でかなり軽減されるなというふうに思いましたのでよろしいかなと思います。 それは何も入っていません。 ○加藤委員そうですか。非常に変な話で、ここはくぐれるということですね。 ○国吉委員だから、意思表示でもあるのです。ここは内側ですよと。 ○高橋委員確信犯だったら入れるということですね。 ○国吉委員厳密に言うと、敷地というのは植栽のところから敷地なのです。けれども、ある程度敷地に侵入した人だというふうに言えるような状態をつくっていないと防犯上も協力できませんというふうに警察から言われたのでしょうね。 ○加藤委員これは扉が閉まるということですよね。 ○国吉委員閉められるときは閉めると。 ○加藤委員ということですね。やはり国吉委員にお願いして、できる限り詳細にわたってご指導いただけるといいかなと思っています。 ○金子部会長参考資料である24年8月の記者発表資料の内容と一部違ったことをやるので、ここに報告をしようということだと思うのです。願わくは本日の報告を受けて、またいつかどういうふうになりましたという報告が簡単にでもあるといいなという気持ちは、私は個人的にはありますけれども、いかがでしょうか。 ○塚田書記機会があった中でご報告させていただきたいと思います。 ○金子部会長そうですね。それともう一つは、一度景観協議の中で調整ができなかったという経緯というのは、やはりオープンになっているわけですから、それは全部完成したときに一連の資料として残るようにしておいたほうがよろしいのかなと思います。 ○塚田書記都市美審関係については、事務局としてホームページ等も載せておりますし、その後の対応についても、所管課としてはきちんと記録を取っていくということはやっております。 ○金子部会長いや、あえて言えば、ああいうことで一旦これは違うだろうというジャッジがあって、そこにアドバイザーが入って少し直してよくなったというか、それでよしということにしたという途中経過がありながら、無事に完成したというプロセスがちゃんと見えてこないといけないのではないかと。だから、都市美で一度はネガティブなことになったわけですから、それはその経緯をきちんと残しておくべきではないかと思います。 ○塚田書記経緯の内容についても整理した段階で改めてご紹介させていただきます。 ○金子部会長そのほうがいいと思います。中津先生どうですか。 ○中津委員ちょっとこの部会の意図が全くわかっていないので。これはもしかして、このフェンスがこうなったということを都市美審に報告して、これは承諾されたというふうにこの業者は使うのですか。 私は今日の趣旨は報告ということで聞いています。報告であれば、この24年8月の調整結果についてというプロセスが書いてあり、これらがきちんと残っていく。全部100%皆さんがオーケーしたということではないのは、都市美審の中で既にわかっていて、これは不調であるというプロセスがあり、そして、アドバイザーに入っていただいて、うまくこれをやっていくということを都市美審が了承したわけです。ですから、その結果として、今こうなっているという報告を受けたと思っています。ただし、以前説明したことと違う部分はちゃんと報告をしているということになるのだろうと、私は思っていたのです。ですから、それがにぎわいの創出であるとか、そういうところにつながっていく話と直接リンクしていない。すりかえではないと思いますけれども。 ○中津委員これは、一目見て、どんどんクローズにしようという意図が見えているではないですか。いいですよ。それは報告だから、報告を聞きましたということであって、別にこれは承認されたとか、承諾されたとか、認められたとかというふうに業者が使わないようにちゃんと監視しないとまずいのではないですか。この会がどんどん使われてしまいます。非常に残念です。 ○塚田書記事務局として前回の都市美審本会のときも、これまで景観審査部会で議論になった内容については、機会があれば報告をしてもらいたいというご意見がありましたので、それを含めて、ここにありますように、前回と少し違う点も出てきたところがありますので、ご報告という形で本日確認していただこうと思ったところでございます。過去の経緯も含め、整理をして改めて示させていただければと思います。 ○金子部会長私もそういうことではないかと。国吉委員はいかがですか。 ○国吉委員相手との協議は基本的に港湾局とか、都市デザイン室とか、実際の担当のところでやっていくのが普通ですから、なかなかいい返事がもらえないというようなときに少し応援していくという立場でやっています。けれども、こういう協議というのは、申し入れが全部通用するわけではないわけです。でも、そのプロセスは全部できるだけやってきた内容を部会に報告しましょうということになっていたので、報告するということになったのだと理解しています。 報告ということで、いろいろなご意見もありますが、今回は報告をいただきましたということにしておきたいと思います。それから、この記録といいますか、プロセスについては、やはりきちんと出していきたい。これは、この最後のところでその他で4カ月努力していただいた結果、デザインを大幅に修正されたことについては、十分とは言えないけれども、一定の評価をしなければならないと。さまざま先生のコメントがありますが、やはり、こういうことも含めて流れをきちんとオープンにしておきたいと思います。それでは、これで報告を受けましたということにしたいと思います。 2 その他○金子部会長 では次に事務局のほうから何かありますでしょうか。 ○塚田書記その他の案件については特にありません。 ○金子部会長ありがとうございました。それではこれで本日の予定された議事は以上で終了いたします。本日の内容につきまして、事務局から確認をお願いします。 ○塚田書記本日ご報告させていただいた内容については、いろいろ経緯がある中で、それを整理させていただいて、また、機会があった中でご提示していきたいと思いますので、よろしくお願いします。もちろん、今回、継続的に国吉委員にアドバイス等を受けた中で、港湾局のほうも事業者と今後とも調整をしていくということですので、その辺の進め方も詰めていきたいと思います。 閉会○金子部会長 それでは、これにて第20回の景観審査部会を終了いたします。 ○塚田書記本日の議事録については、条例に基づき部会長の確認を得て公開します。ありがとうございました。 |
資料 | 第20回景観審査部会配布資料(PDF:1,368KB) |
特記事項 | ・本日の議事録については、部会長が確認する。 |
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