このページへのお問合せ
道路局計画調整部企画課
電話:045-671-4086
電話:045-671-4086
ファクス:045-651-6527
メールアドレス:do-barrierfree@city.yokohama.jp
概要版
最終更新日 2020年7月21日
横浜市では、平成18年12月の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」の施行を受け、基本構想の策定など様々なバリアフリー施策を推進しています。
これまで12地区(関内駅、鶴見駅、横浜駅、新横浜駅、三ツ境駅、戸塚駅、上大岡駅・港南中央駅、都筑区タウンセンター、星川駅、本郷台駅、大口駅・子安駅、二俣川駅の各駅周辺地区)を対象に基本構想を策定し、鉄道駅等の公共交通機関と駅周辺の歩行空間等のバリアフリー化に向けた環境整備を進めています。
このたび、泉区の生活拠点として公共施設、文化施設、福祉施設、商業施設等の不特定多数の人が利用する施設が集積しているいずみ中央駅・立場駅周辺地区を対象に、「バリアフリー基本構想」を策定しました。
いずみ中央駅及び立場駅からの徒歩圏と考えられる駅から概ね半径500mの範囲には、「泉区総合庁舎」、「いずみ中央地域ケアプラザ」、「立場地区センター」などの公共施設や福祉施設、その他複数の商業施設や金融機関が立地しています。
これらの主要な施設を含む範囲を重点整備地区に設定し、バリアフリー基本構想を策定しました。
- 参考 -
バリアフリー法とバリアフリー基本構想について
1.バリアフリー法とは
高齢者、障害者、妊婦、けが人などの、移動や施設利用の利便性と安全性の向上を図るため、次の2つの大きな柱によりバリアフリー化を推進するものです。
(1)公共交通機関、建築物、公共施設等のバリアフリー化の推進
公共交通機関(駅・バスターミナルなどの旅客施設、鉄道車両・バスなどの車両)、並びに特定の建築物、道路、路外駐車場及び都市公園を新しく建設・導入する場合、それぞれの事業者・建築主などの施設設置管理者に対して、施設ごとに定めた「バリアフリー整備基準(移動等円滑化基準)」への適合を義務づけます。また、既存のこれらの施設等について、基準適合するように努力義務が課されます。
(2)重点整備地区のバリアフリー化の推進
市町村は、鉄道駅等の旅客施設を中心とした地区などで、高齢者、障害者などが利用する施設が集まり、施設間の移動が通常徒歩で行われる地区(重点整備地区)において、公共交通機関、建築物、道路、路外駐車場、都市公園、信号機などのバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、「バリアフリー基本構想」を作成することができます。
2.バリアフリー基本構想とは
重点整備地区において、鉄道駅等の公共交通機関、道路や公園等の公共施設、高齢者、障害者などが利用する公共的な建築物等のバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、重点整備地区の範囲、バリアフリー化を図る経路(生活関連経路)、バリアフリー化のために実施すべき事業(特定事業等)の内容などを定めるものです。
なお、基本構想策定後は、各事業者が基本構想に基づき具体的な事業計画を作成し、重点整備地区内のバリアフリー化を実施することになります。横浜市では、原則、基本構想策定から5年後を目標に事業を実施していきます。
バリアフリー基本構想では、高齢者、障害者等が日常生活または社会生活において利用する旅客施設、官公庁施設、福祉施設などの施設を生活関連施設として設定します。 主として、高齢者や障害者等を含む不特定多数の人が利用する施設であること、かつ、その施設へ至る手段が、主に二俣川駅からの徒歩によることという条件を満たす施設を生活関連施設として設定しています。
また、生活関連施設を結ぶ経路でバリアフリー化を図る経路を生活関連経路として設定しています。 横浜市では生活関連経路をAとBの二種類に分類しています。
生活関連経路(A)は、法に基づく移動等円滑化基準及び横浜市福祉のまちづくり条例の整備基準に沿った整備を実施する経路、または、すでに両基準に沿った整備がなされている経路のことです。
生活関連経路(B)は、地形や市街化の状況等、その地域固有の制約のため、生活関連経路Aに設定できないが、経路の道路機能・役割を考慮し、可能な限り法に基づく移動等円滑化基準等に沿った整備を実施する経路のことです。生活関連経路Bは、横浜市独自の取り組みとして設定しています。
本基本構想の生活関連施設及び生活関連経路の事業の内容は、次の通りです。
生活関連施設の事業内容
【公共交通特定事業】
いずみ中央駅
いずみ中央駅前広場
立場駅
立場駅前広場
【道路特定事業】
経路1:泉公会堂前
泉区総合庁舎前交差点から泉公会堂までの経路です。
経路2:いずみ中央駅前
泉中央駅入口交差点からいずみ中央駅までの経路です。
経路3:長後街道
泉中央駅入口交差点からいずみ中央地域ケアプラザまでの経路です。
経路4:長後街道
泉中央駅入口交差点から泉団地入口交差点までの経路です。
経路5:長後街道
泉団地入口交差点から谷戸入口交差点までの経路です。
経路6:長後街道
谷戸入口交差点から立場交差点までの経路です。
経路7:かまくらみち
立場交差点からイトーヨーカ堂立場店までの経路です。
経路8:長後街道
立場交差点から立場駅北口までの経路です。
経路9:立場地区センター前
立場駅北口から立場地区センターまでの経路です。
【交通安全特定事業】
生活関連経路全般
経路4:長後街道
泉中央駅入口交差点から泉団地入口交差点までの経路です。
経路5:長後街道
泉団地入口交差点から谷戸入口交差点までの経路です。
経路6:長後街道
谷戸入口交差点から立場交差点までの経路です。
【建築物特定事業】
いずみ中央駅前広場
泉区民文化センターテアトルフォンテ
いずみ中央地域ケアプラザ
泉公会堂
泉区総合庁舎
JA横浜和泉支店
横浜銀行和泉支店
横浜信用金庫和泉支店
イトーヨーカ堂立場店
(1)その他検討を要する経路
「かまくらみち」は、いずみ中央駅・立場駅周辺地区部会において、「歩行者が多いものの現状で歩道が整備されていない」等の問題点が多く挙がりました。しかし、歩道を設置するためには用地買収を伴う大規模な整備が必要であり、現状を踏まえると早期の解決は難しい状況です。このため、立場駅から立場地区センターまでの生活関連経路は、経路7から経路9を通るルートを設定し、「わかりやすい案内板の設置」を事業として位置づけました。
今後、バリアフリー化された経路を確保するために、並行する都市計画道路の整備の進捗を踏まえて検討していきます。
(2)建築物のバリアフリー
建築物内のバリアフリー化については、建築物の所有者、管理者、占有者(テナント)の三者が協力してバリアフリー化する必要があり、建替え等の大規模な改修の機会でなければ整備が実施できない等のケースもあります。
そのため、本基本構想において生活関連施設として設定した建築物については、建築主等が建築物移動等円滑化基準の考え方を十分認識の上、できるところからバリアフリー化を図っていきます。また、建替え等の大規模な改修等の機会を捉えて、同基準へ適合するよう検討を行います。
横浜市では、学識経験者、高齢者・障害者等の市民の方々、関係する事業者・行政機関等から構成されるいずみ中央駅・立場駅周辺地区部会を設置し、検討を進めてきました。
これまでの流れ
第1回地区部会(平成23年8月30日)
第2回地区部会(平成23年11月21日)
第3回地区部会(平成24年7月18日 )
第4回地区部会(平成24年12月18日 )
基本構想策定後は、各事業者が基本構想に基づいて事業計画を策定し、原則、平成29年度までを目標に事業を実施していきます。
お問い合わせ先
横浜市道路局計画調整部企画課
住所: 〒231-0005 横浜市中区本町6丁目50番地の10 22階
電話: 045-671-4086
FAX: 045-651-6527
Eメール: do-barrierfree@city.yokohama.jp
泉区役所区政推進課 企画調整係
住所: 〒245-0024 横浜市泉区和泉中央北五丁目1番1号 泉区役所3階
電話: 045-800-2332
FAX: 045-800-2505
Eメール: iz-kusei@city.yokohama.jp
道路局計画調整部企画課
電話:045-671-4086
電話:045-671-4086
ファクス:045-651-6527
メールアドレス:do-barrierfree@city.yokohama.jp
ページID:420-723-035