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概要版
最終更新日 2020年7月21日
横浜市では、平成18年12月の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」の施行を受け、基本構想の策定など様々なバリアフリー施策を推進しています。
これまで11地区(関内駅、鶴見駅、横浜駅、新横浜駅、三ツ境駅、戸塚駅、上大岡駅・港南中央駅、都筑区タウンセンター、星川駅、本郷台駅、大口駅・子安駅の各周辺地区)を対象に基本構想を策定し、鉄道等の公共交通機関と駅周辺の歩行空間等のバリアフリー化に向けた環境整備を進めています。
このたび、旭区の生活拠点として行政施設、文化施設、福祉施設、商業施設などの不特定多数の人が利用する施設が集積している二俣川駅周辺地区を対象に、「バリアフリー基本構想」を策定しました。
二俣川駅からの徒歩圏と考えられる駅から概ね半径500mから1,000mの範囲には、「神奈川県ライトセンター」などの福祉施設や「神奈川県運転免許試験所」などの公共施設、「神奈川県立がんセンター」などの医療施設などが集積しており、多くの人々が活動する地域となっています。
これらの主要な施設を含む範囲を重点整備地区に設定し、バリアフリー基本構想を策定しました。
-参考-
バリアフリー法とバリアフリー基本構想について
1.バリアフリー法とは
高齢者、障害者、妊婦、けが人などの、移動や施設利用の利便性と安全性の向上を図るため、次の2つの大きな柱によりバリアフリー化を推進するものです。
(1)公共交通機関、建築物、公共施設等のバリアフリー化の推進
公共交通機関(駅・バスターミナルなどの旅客施設、鉄道車両・バスなどの車両)、並びに特定の建築物、道路、路外駐車場及び都市公園を新しく建設・導入する場合、それぞれの事業者・建築主などの施設設置管理者に対して、施設ごとに定めた「バリアフリー整備基準(移動等円滑化基準)」への適合を義務づけます。また、既存のこれらの施設等について、基準適合するように努力義務が課されます。
(2)重点整備地区のバリアフリー化の推進
市町村は、鉄道駅等の旅客施設を中心とした地区などで、高齢者、障害者などが利用する施設が集まり、施設間の移動が通常徒歩で行われる地区(重点整備地区)において、公共交通機関、建築物、道路、路外駐車場、都市公園、信号機などのバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、「バリアフリー基本構想」を作成することができます。
2.バリアフリー基本構想とは
重点整備地区において、鉄道駅等の公共交通機関、道路や公園等の公共施設、高齢者、障害者などが利用する公共的な建築物等のバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、重点整備地区の範囲、バリアフリー化を図る経路(生活関連経路)、バリアフリー化のために実施すべき事業(特定事業等)の内容などを定めるものです。
なお、基本構想策定後は、各事業者が基本構想に基づき具体的な事業計画を作成し、重点整備地区内のバリアフリー化を実施することになります。横浜市では、原則、基本構想策定から5年後を目標に事業を実施していきます。
バリアフリー基本構想では、高齢者、障害者等が日常生活または社会生活において利用する旅客施設、官公庁施設、福祉施設などの施設を生活関連施設として設定します。 主として、高齢者や障害者等を含む不特定多数の人が利用する施設であること、かつ、その施設へ至る手段が、主に二俣川駅からの徒歩によることという条件を満たす施設を生活関連施設として設定しています。
また、生活関連施設を結ぶ経路でバリアフリー化を図る経路を生活関連経路として設定しています。 横浜市では生活関連経路をAとBの二種類に分類しています。
生活関連経路(A)は、法に基づく移動等円滑化基準及び横浜市福祉のまちづくり条例の整備基準に沿った整備を実施する経路、または、すでに両基準に沿った整備がなされている経路のことです。
生活関連経路(B)は、地形や市街化の状況等、その地域固有の制約のため、生活関連経路Aに設定できないが、経路の道路機能・役割を考慮し、可能な限り法に基づく移動等円滑化基準等に沿った整備を実施する経路のことです。生活関連経路Bは、横浜市独自の取り組みとして設定しています。
本基本構想の生活関連施設及び生活関連経路の事業の内容は、次の通りです。
生活関連施設の事業内容
二俣川駅
旭警察署
障害者地域活動ホームふたまたがわ
西友二俣川店
二俣川駅北口共同ビル
アルコット二俣川
横浜二俣川郵便局
みずほ銀行二俣川支店
三菱東京UFJ銀行二俣川支店
三浦藤沢信用金庫
二俣川ステーションプラザ
二俣川駅北口バスターミナル
グリーングリーン
その他の事業
次の施設は大規模な事業計画があり、抜本的な改善が予定されており、バリアフリー法に基づく基準等に沿った整備を実施します。
その他の生活関連施設
次の施設は生活関連施設に設定されていますが、予定されている事業はありません。
生活関連経路の事業内容
経路1:試験場通り
運転試験場入口交差点からニュータウン通りとの交差部までの経路です。
経路2:試験場通り
ニュータウン通りとの交差部から神奈川県ライトセンター前までの経路です。
経路3:試験場通り
神奈川県ライトセンター前から神奈川県運転免許試験場(計画)前までの経路です。
経路4:フェニックス旭前
試験場通りからフェニックス旭前までの経路です。
経路5:厚木街道
横浜二俣川郵便局前から運転試験場入口交差点までの経路です。
経路6:厚木街道
運転試験場入口交差点から本村インター交差点までの経路です。
経路7:厚木街道
本村インター交差点から旭警察署前までの経路です。
経路8:障害者地域活動ホーム前
本村インター交差点から障害者地域活動ホームふたまたがわまでの経路です。
経路9:自然公園通り
二俣川南口交通広場から西友二俣川店までの経路です。
生活関連経路全般
その他検討を要する経路
「試験場通り南側の経路」は、二俣川駅周辺地区部会において、「歩行者(二俣川駅から「神奈川県ライトセンター」や「神奈川県運転免許試験場」への往来者)が多いものの、現状で歩道が整備されていない等の問題点が多くあります。
しかし、歩道を設置するためには用地買収を伴う大規模な整備が必要であり、現状を踏まえると早期の解決は難しい状況です。
このため、まずは、路側帯のカラー化することにより、歩行者が通行帯への意識や車両の歩行者に対する注意喚起が期待できる「あんしんカラーベルト事業」等の事業実施の検討を進めていきます。
建築物のバリアフリー
本基本構想では、建築物特定事業を位置づけていますが、建築物内のバリアフリー化については、建築物の所有者、管理者、占有者(テナント)の三者が協力してバリアフリー化する必要があり、建替え等の大規模な改修の機会でなければ整備が実施できないなどのケースもあります。
そのため、本基本構想において生活関連施設として設定した建築物内のバリアフリー化については、建築主等は建築物移動等円滑化基準の考え方を十分認識の上、できるところから既存施設のバリアフリー化に努めるとともに、建替え等の大規模な改修時などの機会をとらえて、同基準に適合するよう検討の上、整備することが必要となります。
横浜市では、学識経験者、高齢者・障害者等の市民の方々、関係する事業者・行政機関などから構成される二俣川駅周辺地区部会を設置し、二俣川駅周辺地区バリアフリー基本構想の検討を進めてきました。
これまでの流れ
第1回地区部会(平成22年8月5日)
第2回地区部会(平成22年9月29日)
第3回地区部会(平成23年1月13日 )
第4回地区部会(平成23年8月3日 )
第5回地区部会(平成23年12月21日 )
基本構想策定後は、各事業者が基本構想に基づいて事業計画を策定し、原則、平成29年度までを目標に事業を実施していきます。
お問い合わせ先
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