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神奈川県史 通史編2 目次
最終更新日 2024年4月17日
序
はじめに
総説 -幕藩体制の整備-
第一章 徳川氏の関東入封と相武の地
第一節 江戸築城と家臣の配置
一 徳川家康の関東入封
小田原合戦のあと
徳川家康の江戸入城
江戸築城と相武の地
二 相武の直轄領とその支配
相武の知行割り
諸郡の所領構成
広大な直轄領とその設定
直轄領の支配
三 相武の家臣団配置
相模国の旗本領とその村々
武蔵三郡の旗本領とその村々
大名領をめぐって
四 後北条氏の遺臣たち
分散した後北条氏の旧臣
相模国の遺臣たち
武蔵三郡の遺臣たち
土着した遺臣たち
有力農民の系譜
第二節 徳川氏の検地
一 相武の天正検地
徳川氏の検地
天正検地の進展
領主と検地
検地の基準
二 相模国の天正検地
足柄上郡の検地
淘綾郡と大住郡の検地
愛甲郡の検地
高座郡の検地
鎌倉郡の検地
三浦郡の検地
三 武蔵三郡の天正検地
橘樹郡の検地
久良岐郡の検地
都筑郡の検地
四 相武の文禄検地
相模国の文禄検地
淘綾郡と大住郡の検地
愛甲郡の検地
高座郡と鎌倉郡の検地
三浦郡の検地
武蔵三郡の文禄検地
都筑郡の検地
橘樹郡の検地
久良岐郡の検地
第三節 小田原藩の成立
一 大久保氏の入封
合戦後の小田原
大久保氏の領域
忠世の戦績
二 大久保氏の領国経営
天正検地始まる
忠世の民政
忠世の死
第二章 江戸幕府の成立とその支配
第一節 幕府直轄領の支配
一 江戸幕府の成立と直轄地
天下分け目の合戦
江戸幕府の成立
江戸幕府の開設
幕政の展開と二元政治
関東総奉行の成立
関東総奉行と代官頭
関東総奉行の消滅
初期幕政と代官頭
二 代官頭の消滅
代官頭長谷川長綱
長谷川長綱の在地支配
長谷川長綱の死
代官頭彦坂元正
彦坂元正の直轄領支配
彦坂元正の改易
代官頭大久保長安
長安死後と政治事件
大久保長安と伊奈忠次
中原代官たち
三 小泉次大夫と二か領用水
小泉次大夫と二か領用水
元和・寛永政治と直轄支配体制
勘定奉行の成立と関東郡代
第二節 近世前期の藩領とその支配
一 相武の藩領
県内の大名たち
大名とその所領
めまぐるしい転封
二 久世広之とその支配
関宿藩久世氏とその所領
久世氏の支配
第三節 交通路の設定
一 東海道の成立と発展
近世の交通路
宿場町の成立
戸塚宿の成立と初期の交通の様相
箱根宿・川崎宿の成立
交通量の増大
交通路の施設
箱根の石道
宿場の機構
宿場の運営
本陣と脇本陣
旅籠屋
助郷
二 甲州道中の特徴
甲州道中の成立
商業物資の運送
三 脇往還の成立と発展
縦横に走る脇往還
鷹狩りの道中原往還
信仰の道矢倉沢往還
信仰と湯治の道
海防の道鎌倉・三浦往還
四 関所
江戸を囲む関所
関所の成立と機能
由比正雪の乱と関所
箱根関所
根府川関所
矢倉沢関所
青野原・鼠坂関所
関所破り
五 海上・河川交通
相模湾の海上交通
三崎・走水番所
湊争論
相模川水運のはじまり
荒川番所
相模川の高瀬船
第三章 小田原藩政の展開
第一節 大久保氏の改易と阿部氏の入封
一 大久保忠隣の相続
広がる領国
幕政に重きをなす忠隣
二 忠隣の領国経営と失脚
忠隣の民政
忠隣の失脚
その後の忠隣と一族
三 番城時代と阿部正次の入封
小田原城明け渡し
番城時代の小田原
阿部氏五万石
再度の番城時代
第二節 稲葉氏の入封
一 稲葉正勝の入国
幕府の動きと正勝の入国
寛永大地震と正勝の病死
正勝配下の家臣団
二 稲葉正則の襲封
正則の相続
所領の拡大
第三節 稲葉氏の領国経営
一 拡大する領国
関東の雄へ
藩領の構造
城下と城付領
二 藩体制の確立と家臣団
藩制のしくみ
家臣団の構成
領国支配のしくみ
三 小田原藩財政の基礎
高い本年貢
わら・ぬか・薪から梅・柿まで徴収
人馬の徴発
町民の負担
四 藩政の推移
永代日記にみる藩内の動き
寄せ集めの家臣団対策
家臣団の窮乏
民政の推移
第四節 城下と村むら
一 領内の町と村
小田原町の人びと
城付領の村むら
村人の生活
魚・石材・温泉・みかん・ういろう
第四章 旗本知行
第一節 相武の旗本領
一 増加する相武の旗本領
旗本と旗本領
文禄年間の旗本領設定
慶長・元和期の旗本領
慶長元和期の地頭と村落
二 寛永地方直しの実施
寛永の地方直し
相模国の地方直し
武蔵三郡の地方直し
地方直しと村落
三 元禄・宝永地方直しの実施
元禄の地方直し
相武の地方直し
宝永地方直しと村落
地方直しをめぐって
第二節 旗本領の構造と支配
一 旗本領の構造
旗本領と村と農民
さまざまな旗本領
旗本領の組合わせ
分給から分給 分散から分散へ
分郷
知行渡しから分郷へ
二 旗本領の支配と村
旗本の法令土屋之直二十二か条
坂本氏と小笠原氏の法令
幕法と地頭の命令
旗本領の検地
旗本たちの検地
旗本領の年貢率
年貢の取り方
年貢と諸役をめぐって
元和八年萩園村今井領覚書
第五章 近世村落の成立
第一節 村の構造
一 村のはじまり
中世の「村」と近世の村との関係
村の草分
高座郡福田村の草分け
大住郡寺田縄村の草分
足柄上郡赤田村の草分け
座位と草分け
二 検地と村
検地と検地帳
村請制と石高制
古検と新検
村の設定
検地の手続
三 村の機能
村と年貢
境論に見る村機能の発揮
災害と村
村入用
四 村内の構成
小地域組織
五人組
同族組織
講的な組織
階層組織
五 村の秩序
領主支配の村への浸透
村役人
村の秩序
村方出入
六 村人の移動
奉公人
欠落・走り
村からの追放
第二節 入会山と水論
一 村と林野
林野についての村掟
林野についての領主法
山論
山村の生業
二 水論と漁論
用水と村
水論とその裁許
漁村と漁論
第三節 市と町
近世の貨幣経済と市・町
一 市と町の地域的分布
前期村明細帳にみる市と町
小田原と近くの市町
他地域の市場
風土記稿にみる市と町
足柄郡・淘綾郡の商品
大住郡の市と町
愛甲郡の市
高座郡
鎌倉郡
三浦郡
津久井県
武蔵三郡
まとめ
宿駅と市・町
二 当麻市の盛衰
後北条氏と当麻
寛永七年の市祭り
当麻市の衰退
三 久保沢・原宿両市の対抗
両市の取立てと紛糾
続く対立
両市共同戦線をはる
幕末期の両市の概観
四 近世前期の商品流通
各種の産物
柏皮と炭薪の流通
近世後期への展望
第四節 家
一 家についての概観
農業経営と家
宗門人別帳と家
さまざまな家
大きい家
千津嶋村の家
千津嶋村の下人
千津嶋村の家についての要約
牧野村の神原家
神原家の掟
隷属農民の一般的存在
小さい家
二 「下人」から「百姓」へ
名子抜証文
さまざまな「自立」
下人経営の解体
三 分家の成立
赤田村百姓系譜
寺家村座位書付
四 家と小名村と村
家と村
村の中の小地域単位としての小名村
小名村と家
第六章 寺社と庶民の信仰
第一節 寺社と寺社領
一 寺社の概観
地域的分布
宗派別寺院数
寺院の創建年代
幕府の寺社統制
寺院法度
神社法度
修験法度
本末関係
寺請制度と檀家制度
二 寺社領の概観
寺社領の区分
量についての考察
五十石以上の寺社領
鎌倉郡内の永高寺社領
巨大な増上寺領
朱印寺社領の成立
寺社領の配当
第二節 鎌倉郡の寺社
一 鎌倉郡の寺社と寺社領農民
鶴岡八幡宮
由緒
社領
扇ヶ谷村の年貢
社領農民の支配
建長寺
由緒
寺領の配当
門前百姓人別帳をめぐる建長寺と代官所
寺領農民と末寺の支配
円覚寺
由緒
寺領法
年貢減免問題
門前農民の救助
財政
ある僧の日記から
蝦夷厚岸国泰寺のこと
東慶寺
由緒
年貢算出の方式
駆け入り
光明寺
清浄光寺(遊行寺)
由緒
門前町
遊行上人の廻国
江の島
由緒
岩本院支配の成立
猟師町
英勝寺
大長寺
第三節 諸郡の寺社
一 諸郡の寺社と寺社領農民
最乗寺
箱根権現社
早雲寺
大久寺
総世寺
紹太寺
川匂神社
六所明神社
高麗寺
八幡宮
三の宮神社
四の宮神社
大山寺八大坊
縁起
近世大山の成立
薬師堂
八菅山七社権現社
修験の道場
坊中法度
八菅山新田
一の宮神社
無量光寺
功雲寺
川崎大師
瀬戸大明神社
称名寺
増上寺領
特殊な役負担
地方支配の基本と特色
二 寺社祠堂金
遊行寺祠堂金
貸付金規定
庶民金融としての祠堂金
第四節 寺社参詣と庶民信仰
一 寺社参詣の繁栄 -江の島と大山-
伊勢参り
江の島参り
大山参り
大山参りをめぐる争い
大山の収入
二 大山御師の活動
開導記にみる御師の活動
御師村山氏の活動
三 村の小祠と鎮守
数えきれない村の小祠
村の鎮守
鎮守の祭礼
四 民間信仰と講
伊勢講
さまざまな講
小遍路講 -相模国準四国-
富士講
五 道祖神と庚申塔
板碑
道祖神
馬頭観音
庚申講と庚申塔
念仏供養塔
六 祭礼とその取締り
人と祭り
祭りと若者
三の宮のあばれ神輿
祭りの取締り
七 御札降り
御札降りの模様
ええじゃないかの熱狂
喜ぶ下層民
おかげ参りとの関係
なぜ慶応三年に
執筆分担一覧
年表
付表
一 現行市町村別旧村一覧
二 近県国郡表
三 干支順位表
四 度量衡
五 金銀銭の比価
六 月名異称
七 宿駅
八 方位時刻表
九 時刻法
十 年号一覧表
十一 近世の街道
あとがき
口絵
享保十七年(一七三二)鶴岡八幡宮境内図部分(鶴岡八幡宮蔵)
紙本着色石引図屏風部分
相州三浦三崎図(最福寺蔵)
中原御殿跡図
小田原城主大久保忠世画像(小田原市立図書館蔵)
小田原藩主稲葉美濃守正則画像(稲葉神社蔵)
寛文八年(一六六八)江戸より伏見まで(国立国会図書館蔵)
明暦以前東海道神奈川宿の図(三宝院蔵)
明暦以前東海道保土ガ谷宿の図(三宝院蔵)
明暦以前東海道小田原城下町の図(三宝院蔵)
酒匂川の渡と川番所の図(東京大学史料編纂所蔵)
神仏御影降臨之景況
川崎市に伝わる隠れキリシタンの像
武蔵国都筑郡勝田村名主関家母屋
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