水道に関するお問合せは、水道局お客さまサービスセンターへ
電話:045-847-6262 ファクス:045-848-4281
※おかけ間違いのないようご注意ください
ここから本文です。
最終更新日 2024年7月8日
横浜市水道局は、横浜ウォーター株式会社(外部サイト)と連携して、JICA開発計画調査型技術協力「ファイサラバード上下水道・排水マスタープランプロジェクト」(2016(平成28)年7月~2019(令和元)年6月)を進める中で、ファイサラバード上下水道局(WASA-F)から自治体間の連携の強い要望を受けました。相互の人材育成と水ビジネスの推進に資することから、2019(令和元)年10月に技術交流の覚書を締結しました。
その後、横浜ウォーター(株)は、「マスタープランプロジェクト」において提言した、給水サービス向上、財務改善、従量制移行等を達成するためのJICA技術協力「ファイサラバード水道事業経営改善プロジェクト」(2022(令和4)年2月から2026(令和8)年2月まで)を受託し、技術交流の覚書事業との連動を図っています。
調印者 | ファイサラバード上下水道局及び横浜市水道局 |
---|---|
目的 | 相互の人材育成と水ビジネスの促進を図る。 |
期間 | 2025(令和7)年3月末まで |
内容 | ・ファイサラバード上下水道局からの研修員受入(4人2週間程度) |
この覚書に基づいて、横浜において、次の研修を実施しました。
日時 | 2019年(令和元)年9月30日~10月5日(7日間) |
---|---|
参加者 | ファイサラバード上下水道局総裁、副議長(計2人) |
研修内容 | ・配水管理、料金管理等の講義 ・覚書締結式(10月2日) ・横浜水ビジネス協議会会員企業5社にビジネスマッチングの機会提供 |
覚書締結式の様子
メーター器差試験の実演
配水管理模型の実演
日時 | 2020(令和2)年1月19日~2月1日(14日間) |
---|---|
参加者 | ファイサラバード上下水道局 課長2人、職員2人(計4人) |
研修内容 | ・配水管理、料金管理、浄水処理等の講義 ・横浜水ビジネス協議会会員企業5社にビジネスマッチングの機会提供 |
漏水調査の実習
浄水処理の講義
日時 | ・2021(令和3)年2月14日~15日(2日間) |
---|---|
セミナー内容 | ・「浄水処理・浄水場の維持管理」「料金・顧客管理」「配水管理・給水サービス」等についての情報共有・意見交換 |
2021(令和3)年意見交換
2021(令和3)年現地の参加状況
パキスタン国ファイサラバード市では、十分な水道料金収入がないため、水を届けるのに必要なポンプ等を動かすための費用が賄えず、給水時間を1日6時間に制限しています。
また、全市的に水圧が低く、蛇口からは少量しか水が出ないため、このような状態に満足できない市民が多く、水道契約者は市民の4割にとどまります。
これらの課題を解決するため、JICA技術協力プロジェクトに横浜ウォーター株式会社が参画し、横浜市水道局も、職員派遣及び研修員の受入を通して、同社の活動を支援しています。プロジェクトでは、給水サービスの改善によりお客さま満足度が向上すると、水道料金収入の増加につながることを実証し、そのために必要な技術を指導しています。
JICAウェブページ参照:ファイサラバード水道事業経営改善プロジェクト | 技術協力プロジェクト | 事業・プロジェクト - JICA(外部サイト)
現地での技術指導
来日研修
電話:045-847-6262 ファクス:045-848-4281
※おかけ間違いのないようご注意ください
水道局事業推進部国際事業課
電話:045-671-3080
電話:045-671-3080
ファクス:045-212-1169
メールアドレス:su-kokusaijigyo@city.yokohama.jp
ページID:409-002-375