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アフリカ地域への協力事業

最終更新日 2019年6月20日

現在、横浜市水道局ではアフリカ地域への協力として、主にふたつの事業を進めています。ひとつはアフリカ地域の水道技術者を対象にした研修員受入事業で、毎年、「アフリカ地域都市上水道技術者養成」コースを実施しています。もうひとつは水道局職員のアフリカ地域への派遣事業として、JICAのボランティア制度を活用したマラウイへの職員派遣を実施しています。

「アフリカ地域都市上水道技術者養成」の実施

横浜市水道局では、平成20(2008)年5月に横浜で開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)を契機として、JICA課題別研修「アフリカ地域都市上水道技術者養成」コースの受入を開始しました。約1か月のコースで、平成30(2018)年度までに12回実施し、29か国から125人を受け入れています。

アフリカでは、現在も多くの国で水道事業に関する課題を抱えており、アフリカ開発会議でも毎回テーマとして取り上げられています。参加国の多くは、お客さまに配っている水のうち30~50%が漏水や盗水などで収入に結びつかないなどの課題に直面しています。

水道局では、浄水処理や水質管理、水圧・水量・水質などの配水管理、水道計画、施設管理などの技術面に加え、料金管理や顧客管理、顧客サービス、経営計画など、水道事業全般の講義を行っています。参加者は、講義や実習で学んだことを踏まえて研修の中で自らの課題解決のための活動計画を策定し、自国に持ち帰って自らの取組みに繋げます。

ボランティア制度を活用したマラウイ国への職員派遣

現在、横浜市水道局では、JICAボランティア制度を活用して、毎年、マラウイ国のブランタイヤ水公社に職員を派遣しています。なお、マラウイ国ブランタイヤ水公社への職員派遣は平成26(2014)年度に開始しました。

これまで、平成26(2014)年度から28(2016)年度までの3年間でブランタイヤ水公社に9名の職員を派遣し、漏水管理や料金徴収の改善等に関する協力を行ってきました。その後、ブランタイヤ水公社から派遣の継続に対する強い要望を受け、平成29(2017)年4月27日に新たな3年間の事業についてJICAとの覚書を締結し、29、30年度で各4名(計8名)を派遣しています。

ブランタイヤ市内のChiwembe地区をモデル地区に無収水(漏水や盗水などで収入にならない水)の測定や削減の手法を指導し、無収水率を69.3%から35.8%まで削減しました。また、同地区で顧客満足度調査を実施し、ブランタイヤ水公社の給水サービスに関わる課題を抽出し、ワークショップを開催しています。現在は施工監理マニュアルや料金管理マニュアルなどの整備、出前水道教室の実施手法の指導などを進めています。

JICAのボランティア制度を活用したアフリカ地域への職員派遣は、マラウイ国だけではなく平成24(2012)年度にタンザニア国ザンジバル水公社に4名の職員を派遣しています。

記者発表資料

その他のアフリカ地域への職員派遣

その他にも、アフリカ地域への貢献として、平成21(2009)年度には、タンザニア国ザンジバル水道公社でのJICA技術協力プロジェクトに料金実務の短期専門家を2名派遣しました。また、昭和52(1977)年にJICA上水道計画調査団に参加して以降、平成16(2004)年度まで、ケニア国水資源省に職員を計17名派遣し、水道計画・設計等の技術移転を行うなど、古くから各地に職員を派遣してきた実績があります。

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