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特定健診・特定保健指導 制度について
最終更新日 2024年4月1日
特定健診・特定保健指導を
あなたの健康づくりにお役立てください
目次
少子高齢社会を迎え、高齢者人口の増加とともに全体の医療費は増え続けています。この対策として、医療費高騰の原因の一つである高血圧・糖尿病などの医療費を抑えるために、国を挙げて生活習慣病予防に取り組むため、平成20年4月から国民健康保険や健康保険組合といった医療保険者へ、40歳以上の加入者を対象とした特定健康診査、特定保健指導の実施が義務付けられました。
このため、横浜市国民健康保険においても、平成20年度より特定健康診査・特定保健指導事業を実施しています。
疾病全体に占める虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病の割合は年々増加しています。現在、横浜市国民健康保険における医科総医療費において生活習慣病(悪性新生物を除く)の占める割合は約2割となっています。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の考え方が導入されます。
内臓脂肪の蓄積した「内臓脂肪型肥満」が、生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病など)の共通の原因であるとされています。この「内臓脂肪型肥満」に加えて、高血圧・高血糖・脂質異常などに関連する危険因子を複数あわせもち、生活習慣病が引き起こされる確率が高い状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼びます。
メタボリックシンドロームはこうして進行します!
特定健康診査は、生活習慣病予防のため、メタボリックシンドロームの該当者や予備群を早期に発見するための健診で、内臓脂肪型肥満を見つけるための腹囲測定や心臓病や脳卒中などの危険因子を判定する検査項目を実施しています。
特定保健指導は、健診結果に応じてご本人が自らの健康状態を理解し、生活習慣改善のための自主的な取組を継続的に行うことができるよう、専門家(医師・保健師・管理栄養士等)による生活習慣改善等のサポートを行います。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の日本国内の判断基準
現在の国内における診断基準は、次のようになっています。
- お腹の周囲径の計測
男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、内臓脂肪が蓄積していると判断して、2へ進む。 - 1に該当する人で、さらに下記3項目のうち2項目以上が該当する場合に、メタボリックシンドロームと診断
(1) 血清脂質
「高トリグリセライド(中性脂肪)血症」(トリグリセライド150mg/dl以上)か、「低HDLコレステロール血症」(HDLコレステロール40mg/dl未満)のいずれか、または両方があてはまる。
(2) 血圧
収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上のいずれか、または両方が当てはまる。
(3) 血糖値
空腹時高血糖が110mg/dl以上(HbA1c6.0%以上に相当)
各医療保険者は、健診・保健指導の実施方法や実施率、メタボリックシンドロームの対象者の減少率の目標を定めた「特定健康診査等実施計画」を5か年又は6か年ごとに策定し、着実な健診・保健指導の実施に努めていきます。
特定健康診査・特定保健指導のQ&A
平成20年4月から医療保険者に特定健診・特定保健指導を行うことが義務づけられたことに伴い、今までの基本健診は廃止されました。このため、ご自身が加入している医療保険者が実施する健診を受けることになります。
特定健診の健診項目が含まれた事業主健診や人間ドック等を受けている場合は、横浜市国民健康保険が実施する特定健診を受ける必要はありませんが、横浜市国民健康保険として加入者の健診状況を把握する必要があります。
お差し支えなければ、予めお電話で御連絡の上、事業主健診等の結果をお住まいの区の区役所保険年金課保険係へ提出してくださいますようお願いいたします。
このページへのお問合せ
健康福祉局生活福祉部保険年金課
電話:045-671-4067
電話:045-671-4067
ファクス:045-664-0403
メールアドレス:kf-hokennenkin@city.yokohama.jp
ページID:380-402-546