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よくある質問(FAQ)
GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)について、よくあるご質問を掲載しています。本ページは事業の進捗に応じて、随時更新を行います。
最終更新日 2024年8月19日
Q1.なぜ上瀬谷でGREEN×EXPO 2027を開催するのでしょうか。
GREEN×EXPO推進課
GREEN×EXPO 2027の会場となる上瀬谷地区は戦後まもなく米軍に接収され、約70年もの間、地権者の土地利用などが制限されてきました。
地元の皆様の思いや期待を受け、平成27年(2015年)6月に上瀬谷地区は返還されました。
首都圏でも貴重な広大な土地について、基地跡地の平和的利用の象徴的先例として、国際的な祭典であるGREEN×EXPO 2027を開催し、その後の横浜市西部の活性化につながるまちづくりを進めます。
Q2.GREEN×EXPO 2027の開催意義を教えてください。
GREEN×EXPO推進課
GREEN×EXPO 2027は、私たちの生活に大きな影響をもたらす気候変動に着目した、環境と共生し市民の皆様と共につくる、「環共」をテーマとする日本で初めての国際博覧会です。
世界中の花や緑で囲まれながら、気候変動や食料危機などの世界的な課題を“自然の力”、“グリーンの力”で解決し、環境にやさしい未来の暮らしを市民の皆様と一緒に考え、新しい社会の姿を横浜から世界に発信していきます。
なお、正式略称『GREEN×EXPO 2027』は、「植物」「花」「緑」を総称する言葉であり、「自然」、「環境にやさしい」という意味を持つ「GREEN」と、国際的に共通する課題の解決に寄与する国際博覧会「EXPO」という語を掛け合わせることで、SDGsの達成やGXの実現に貢献する博覧会として、これからの自然と人、社会の持続可能性を追求し、世界と共有する場であることを表現しています。
<参考:開催概要>
名称:2027年国際園芸博覧会
(International Horticultural Expo 2027, Yokohama, Japan)
正式略称:GREEN×EXPO 2027
テーマ:幸せを創る明日の風景
開催場所:旧上瀬谷通信施設(神奈川県横浜市)
開催期間:2027年3月19日(金)~ 2027年9月26日(日)
博覧会区域:約100ha(内、会場区域約80ha)
有料来場者数:1,000万人以上
Q3.GREEN×EXPO 2027の会場計画を教えてください。
GREEN×EXPO推進課
GREEN×EXPO 2027では、上瀬谷の広大な里山を舞台に、起伏のある地形や川の源流などの自然を生かし、市民や企業が出展する5つの「Village(ビレッジ)」と、花や緑の美しい風景が楽しめる3つの「ゾーン」を設けます。
具体的な会場計画の内容やコンテンツなどについては、現在、検討中であり、今後、市民の皆様をはじめ多くの方々にお示ししてまいります。
Q4. GREEN×EXPO 2027の開催規模は適切なのでしょうか。
GREEN×EXPO推進課
GREEN×EXPO 2027は、気候変動や食料危機などの世界的な課題に対し、“自然の力”、“グリーンの力”で課題を解決し、環境にやさしい未来の暮らしを市民の皆様と一緒に考え、新しい社会の姿を横浜から世界に発信する大切な機会です。
世界中から多くの方々をお迎えし、5つのVillageと3つのゾーンを展開するにあたり必要な会場計画や運営計画などを検討していきます。
Q5. 公式マスコットキャラクターのデザインはどのように選定されたのでしょうか?
GREEN×EXPO推進課
公式マスコットキャラクターのデザインは、今後の更なる活躍が期待される気鋭のキャラクターデザイナーやアーチスト、絵本作家等に参加いただき、令和5年10月に指名コンペティションを博覧会協会において実施しました。その後、知的財産権調査、最終候補作品3作品に対する意見募集を経て、博覧会協会が選任する10名の選考委員により採用作品が決定し、博覧会開催3年前にあたる令和6年3月19日にデザインが発表されました。
採用作品の作者は映像ディレクター・アートディレクターの牧野 惇(まきの あつし)さんです。
Q6. 公式マスコットキャラクターの名前「トゥンクトゥンク」はどのように選ばれ、どのような意味や思いが込められているのでしょうか?
GREEN×EXPO推進課
公式マスコットキャラクターの名前は、開催3年前、令和6年3月19日のデザイン発表と同時に開始した一般公募により集まった 6,076 件の中から、北原やえさんの作品「トゥンクトゥンク」が選出され、開催1000日前にあたる6月22日に開催された記者発表会で発表されました。
「トゥンクトゥンク」は、人といろんな命が共鳴して、つながっている状態を表しています。このマスコットを通して、人間が万物への想像力や調和の心をとりもどすことの大切さが広がってほしい、という想いが込められています。
Q7. 子どもや若者の参画に向けて、どのような取組を行っているのでしょうか?
GREEN×EXPO推進課
GREEN×EXPO 2027は、私たちの生活に大きな影響をもたらす気候変動に着目した日本で初めての国際博覧会として、将来の社会を担う子どもや若者の皆様に、ご来場いただくとともに、積極的な参加を期待しています。
そのため、GREEN×EXPO 2027の開催を契機に設置した「ヨコハマ未来創造会議」を通じた連携や、子どもや若者の皆様に適した広報プロモーション・参加プログラム等を検討していきます。
Q8.地域に対しては現在、どのように説明を行っているのでしょうか?
GREEN×EXPO推進課
現在、順次各区で開催している地域説明会は、令和6年3月29日に横浜市町内会連合会から市長に対し、GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の開催に向けた市民の皆様の機運醸成を積極的に行ううえで、「地域において自然環境の保全などに取り組んでいただいている公園愛護会など様々な団体などへの説明も進めてほしい」というご意見をいただき、地域で環境活動にご尽力いただいている公園愛護会、水辺愛護会、ハマロードサポーター、環境事業推進委員などの皆様に丁寧に説明することとしたものです。
市民の皆様の日ごろの環境活動は、EXPOの開催意義・理念との親和性が高いため、当該団体の皆様には積極的にご参画いただきたいという趣旨から、EXPOの意義や皆様の活動とのつながりをお伝えするものです。
なお、今後もすべての市民の方にEXPOを知ってもらい、共感をいただけるよう、事業の進捗に応じて、対象者の皆様ごとに適した様々な機会(手法)での広報や情報発信、プロモーションを行っていきます。
Q9.GREEN×EXPO 2027の跡地はどうなるのでしょうか。
上瀬谷公園企画課、総務局防災企画課
GREEN×EXPO 2027の会場跡地は、「環境」と「防災」をテーマにした公園を計画しています。整備にあたっては、GREEN×EXPO 2027の開催に伴い建設する施設や建物などを、できるだけ効率的に公園で活用していきます。
また、市民の皆様の安全・安心な暮らしを守る、本市で初めてとなる広域防災拠点を整備していきます。
Q10.GREEN×EXPO 2027の開催後、どのような広域防災拠点を整備するのでしょうか。
総務局防災企画課、上瀬谷交通整備課
広域防災拠点には、大規模災害時に、全国から集まる消防・警察・自衛隊などの応援部隊を受け入れるベースキャンプ機能や、市域の避難所に物資をいち早く送り届けるための拠点機能を持たせます。
さらに、広域防災拠点の機能を最大限に発揮するため、旧上瀬谷通信施設地区と東名高速道路を直結する新たなインターチェンジの整備に向けた検討を進めます。
Q11.郊外部の新たな活性化拠点の形成に向けて、交通ネットワークの充実はどのように図るのでしょうか。
上瀬谷交通整備課
市内西部地域では、南北方向への移動手段が少ないという課題があります。
そこで、瀬谷と上瀬谷間での新たな輸送システムの導入や、周辺道路を活用した複数の鉄道路線とつながるバス路線の充実などにより、交通ネットワークを新たに構築し、誰もが移動しやすいまちの実現を目指します。
Q12.物価高騰や人件費の上昇などが生じている中で、現在公表されている事業費は適切なのでしょうか。
GREEN×EXPO推進課
現時点の「資金計画」は、開催主体である博覧会協会が昨年1月に公表した基本計画で「会場建設費」、「運営費」をお示ししています。会場建設費は、国、地方自治体、民間がそれぞれ3分の1ずつ負担し、運営費は、入場料収入や出展料等で賄うことになっています。
近年、資材・物品の価格や人件費などが大きく上昇していますが、コスト抑制にも取り組みながら、会場計画や実施内容の具体化に向け、検討を進めています。
また、この博覧会では脱炭素や生物多様性、循環経済について、新しい時代の人々の生活や社会の在り方をお示ししていく予定であり、会場計画や実施内容の実現にむけて、博覧会協会に働きかけています。
Q13. 会場周辺の渋滞対策はどのように考えているのでしょうか。
GREEN×EXPO推進課、上瀬谷整備推進課
上瀬谷周辺では、八王子街道と環状4号線が交差する目黒交番前交差点などで、慢性的な交通渋滞が発生しています。渋滞の解消や、会場への円滑なアクセスルートの確保を図るため、GREEN×EXPO 2027の開催までに、目黒交番前交差点の環状4号線立体化、八王子街道を2車線から4車線に拡幅するなど、多くの来場者を快適にお迎えできるよう環境を整えていきます。
また、自家用車で来場される皆様には、交通情報を発信していくことで最適なルートをご案内するとともに、多くの来場者が予測される日には、パークアンドライドを実施することも検討しています。
Q14. 上瀬谷において、自然環境との調和や生態系の保全をどのように行っていくのでしょうか。
上瀬谷整備推進課
公園地区を中心に、相沢川の原風景が感じられる水辺空間の整備を行うとともに、和泉川の源流部については、現在の地形や自然環境を保持し、GREEN×EXPO 2027において新しい里山の景観を創り出していきます。
さらにこれらの水辺空間において、重要な動植物を移動・移植するための生息・生育環境を創出し、生態系の保全を図っていきます。
Q15. GREEN×EXPO 2027の会場で砲弾調査を行っていると聞きましたが、状況と今後の安全対策について教えてください。
上瀬谷整備推進課
GREEN×EXPO 2027の会場エリアについては、米軍に接収される前から旧日本海軍が使用していた経緯を踏まえ、砲弾調査を行っています。
これまで調査において砲弾が発見されていますが、いずれも爆発を引き起こす装置がついていない筒状の金属であり、危険性がないため、自衛隊により即日回収されています。また、周辺地域にも速やかに報告し、情報を共有しています。
安心して博覧会が迎えられるよう、引き続き、しっかりと調査を行っていきます。
Q16. 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA等)の対応について教えてください。
上瀬谷整備推進課
有機フッ素化合物は報道等によると、国内では現在米軍基地となっている場所や空港、工場周辺の地下水などから検出が報告されています。
排出源としては、有機フッ素化合物含有の泡消火剤を保有・使用する施設、有機フッ素化合物の製造・使用の実績がある施設や廃棄物処理施設、下水道処理施設等があります。
現在、国が専門家会議を設置し、暫定目標値の取扱い等の検討が進められているため、こうした国の動向を注視しながら、調査の必要性が生じた場合には、適切に対応していきます。
なお、横浜市では、平成23年度以降、有機フッ素化合物のPFOS及びPFOAについて、市内の3浄水場の水道水及び水道原水(浄水処理を行う前の水)を測定しています。これまで水道水、水道原水ともに暫定目標値を超過したことはありません。
このページへのお問合せ
脱炭素・GREEN×EXPO推進局GREEN×EXPO推進部GREEN×EXPO推進課
電話:045-671-4627
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脱炭素・GREEN×EXPO推進局上瀬谷交通整備部上瀬谷交通整備課
電話:045-671-4607
電話:045-671-4607
ファクス:045-550-4106
メールアドレス:da-kamikou@city.yokohama.jp
脱炭素・GREEN×EXPO推進局上瀬谷公園企画部上瀬谷公園企画課
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電話:045-671-4615
ファクス:045-550-3586
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脱炭素・GREEN×EXPO推進局上瀬谷整備事務所上瀬谷整備推進課
電話:045-900-0594
電話:045-900-0594
ファクス:045-550-4098
メールアドレス:da-kamisui@city.yokohama.jp
総務局危機管理室危機管理部防災企画課
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