災害に備え電気自動車給電訓練を行いました

　11月21日（金曜日）瀬谷区役所において、区職員を対象に電気自動車（EV）を活用した給電訓練を実施しました。
　大規模災害時には、長時間の停電が発生する可能性があります。その際、避難所や公共施設での電力確保は、区民の安心・安全を守るために欠かせません。EVは移動手段であると同時に、非常用電源として活用できることから、災害対応において非常に有効です。

　横浜市では、災害に備え、日産神奈川販売株式会社と協定を締結しています。いざというときには、瀬谷区役所に２台の電気自動車を貸与していただけることになっています。また、瀬谷区では、電気自動車と燃料電池車を公用車として保有しており、災害時には、貴重な電源として避難所を回るなどの対応をすることを想定しています。
　今回の訓練では、神奈川日産販売株式会社瀬谷二ツ橋店様所有の電気自動車をお借りし、外部給電機能を使った実際の給電操作を行いました。職員は外部給電器を用いた給電手順を確認し、災害時に円滑な対応ができるよう知識と技術を習得しました。

　今回の訓練にご協力いただいた神奈川日産販売株式会社瀬谷二ツ橋店の皆様に、心より感謝申し上げます。
　今後も、こうした訓練の積み重ねによって区民の安心・安全を守るためのスキルの向上に努めてまいります。

令和７年12月2日

瀬谷区長 山岸　秀之