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市長定例記者会見(令和3年8月4日)
最終更新日 2021年9月7日
令和3年8月4日(水曜日)14:00~市庁舎9階レクチャールーム
※質疑内容の要旨については、読みやすさを考慮し、政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。
テーマ資料
質疑要旨
1 テーマ
新型コロナウイルスワクチン接種について
(2 その他にて質問あり)
2 その他
記者:
新型コロナウイルス感染症について、政府が(感染者の)療養方針について、重症以外は原則自宅療養という方針を打ち出していますが、市長の受け止めと、横浜市としてはどうするのかお聞きします。
市長:
まだ国から基礎自治体にそのようなお知らせはいただいていませんが、横浜市では、神奈川県の入院優先度判断スコアを活用しながら、Y-CERTが、今回は特別チーム(を編成しています)が、患者さんの症状に応じて入院調整を行っています。国はシンプルに言っていますが、横浜市はきめ細かく、この対応を行ってきています。今後も、医師が入院治療の必要があると診断した方が速やかに入院できるように、病床の確保を行います。現在、自宅療養されている市民の方は3,500人を超えており、1週間前の7月27日は1,600人でしたので、約2.2倍と急激に増加しています。自宅療養者の方には、神奈川県と連携しながら、療養中の症状の悪化等に対応するため、パルスオキシメーターの配布、保健師等による毎日の健康観察、体調不良等緊急時の相談対応を行っています。これを更に強化します。自宅療養の方が(1週間前の)約2.2倍ですので、人員を強化してきめ細かく見ていかないと(いけません)。急激に悪化する方が出ることは大変危険で、市民の皆様の健康と命を守るという点でも、きわめて重大な仕事です。第三波の経験を踏まえ、各区福祉保健センターや健康福祉局に応援職員、会計年度任用職員約80人の配置、人材派遣による看護師等約100人の増員を行っています。更に増える自宅療養者への対応を、庁内でしっかりと応援体制を組んで行っていきます。(自宅療養者が1週間前の)約2.2倍で、急激に増えています。爆発となると大変な状況になるので、市民の皆様にお願いですが、今回の緊急事態宣言の間はご自身を守ることを行っていただき、不要不急の外出は控えていただきたいです。オリンピックがまだ続いており、これからパラリンピックもありますが、是非ご自宅で観戦していただきたくお願い申し上げます。
記者:
先日、(新型コロナウイルスワクチンの)大規模接種会場を北部方面にも追加するという話があったかと思いますが、その後、具体的に進んでいますか。
市長:北部方面に追加の設置をしたいと申し上げましたが、これはワクチン接種を加速させたいという思いで申し上げました。しかし、国からのワクチン供給がまだ見込めません。情報がしっかり入ってきていませんので、今の時点では一旦見合わせている状況です。
記者:
(横浜市長)選挙前最後の定例記者会見になるのではないかと思いますが、これまでの12年間で数えきれないほどの記者会見に臨まれたかと思いますが、記者会見はどのような場であったのか、また、ご自身の可能性もありますが、次の市長に記者会見をどのような場にして欲しいか、お聞きします。
市長:
現場の方たちというか市民の皆様の声が、記者さんを通じてきめ細かく、横浜市を歩いてご取材いただいていると思います。様々な心配事や不満なども入ってきますし、逆に、様々な取材を通して、随分細かいところまで、地域の皆様が地域のために行っているようなことの報道もしていただき、そのような意味では、私自身の市政を、何と言いますでしょうか、お世話になっているというか、ごめんなさい、うまく言えません。約12年間(市長を)やって、様々な国の仕事も行っていたり、海外出張もありましたので、(定例記者会見が毎週)できないときは皆様にお願いをして中止や延ばしていただいたりしていましたが、途中で記者さんもお変わりになりますが、毎週ほぼお目にかかっていると、何でしょう、一緒に横浜市で生きている、一緒になって横浜市のためにやってくださっているという、皆さんに対して友情を強く感じるとか甘く考えているということではないですが、やはり人間はそのようなものがあるのではないかと思います。IRの時、私が2年前に発表した時は厳しい質問がほぼ毎週ありました。それは皆様にとっての使命で、毎回毎回お尋ねになっていたと思いますし、今となっては私自身の行政を行う上での姿勢、政治姿勢とまで言うべきものか分かりませんが、そのようなものを正す、反省する機会でもありました。また、毎週お顔を見ていると嬉しい、いらっしゃらないと寂しいということもありました。また転勤されるとすごく寂しくなったりします。特に、厳しく言っていた方が一番寂しくなるというのは、不思議な感情だと思います。答えにくくてすみません。少し恥ずかしいことをお話していますが、今日は、そのようなご質問を受けると感慨深く感じます。
いずれにしても、(定例記者会見は)横浜市にとって必要な場であると思います。できるだけ、次の市長になられる方は、非常に大事にしていただきたい。私自身は本当にできるだけ丁寧に話し合いをしようとしていたので、途中で遮るなど、たまにそのような事例がありますが、行うつもりもなかったです。お答えが長くて取材しにくい対象だったかもしれません。キャッチーなことをパンっと言えた方が書きやすかったかもしれませんが、(定例記者会見は)自分の思いを語る場でもあったかと思います。大変厳しく自分を律することができる場でもあったと思いますし、大変皆様には感謝しています。できるだけオープンに、お互いに言えることをしっかり言える、特に記者さんは遠慮せずにどんどんぶつけてくれる場であって欲しいと思います。
記者:
コロナ禍における選挙について、教えてください。緊急事態宣言下での市長選になります。選挙活動や投票に関しては不要不急の外出には該当しないと承知していますが、緊急事態宣言下における選挙について、市長はどのように受けとめていますか。また、そのような状況の中で、様々な制約も出てくるかもしれませんが、どのようなことが想定されて、またそれをどのようにして克服するのか、特に投票率をいかに高めていく努力を期待されているのか、教えてください。
市長:
コロナ禍ですので、平時のときの選挙とは同じ形ではできないと思います。特に市長候補として、どのような思いで立候補したか、どのような政策を行っていきたいか、現下の状況の中で何をするべきなのか、横浜の将来に渡ってどのようなことを考えているのか、政策的にしっかりと意見をお伝えできる、分かりやすくお伝えできる場にしたいのですが、なかなか環境が許さないかもしれません。これまで過去経験してきた3回の選挙とは違った形になると思いますし、模索をまだ続けているところです。現在、かなり(新型コロナウイルスの)感染者が増え、ここから先、(選挙戦が)スタートしたときにどのようになるのかが全く見えませんので、模索をしているところです。しかし、全く私が何をしているのか分からない状態は絶対避けなければなりませんので、かなり距離を置いてでも、私の考えは、政策的にもお伝えできるように考えています。
何よりもお願いしたいことは、投票率が市長選は良くないです。基礎自治体が非常に低いです。国政選挙は開票日もずっと、様々な各党派が行っていますが、基礎自治体は、基本的に目指していることは一つなので、党派での戦いとは少し違うと思っています。やはり市民のために何をするかですので、極めて具体的な政策で、理念や理想を語るものではないと思います。言葉だけの勝負でもなく、政党色があまり出ないのものだと思っています。むしろ市民の皆様のお気持ちを表す場なので、是非投票所で、どのように役所が市民の皆様にお仕事を提供しているか、そのことのお気持ちを表す場であって欲しいと思います。
様々厳しい状況ですが、投票所ではアルコール消毒液を用意し、パーテーションの設置など、感染症対策をしっかり行うということなので、安心して投票所に足を運んでいただきたいと思います。本当に1人でも多くの有権者の皆様がご意思を出される場で、特に若い方も是非、投票行動に参加していただき、投票率が上がることが大変素晴らしく、良いことだと思います。例えば、立候補される方が私を含めて今回多いですが、当事者として、立候補される方も投票率が低いというのはがっかりされると思います。それぞれ一生懸命、市民の方にお話、説明すると思いますが、それで投票率が低いのは本当に寂しいものです。暑く大変だと思いますが、是非投票所に足をお運びいただきたい。期日前投票もあります。パラリンピックが始まりますので、それも楽しみにしながら、投票の方もよろしくお願いできればと思います。何より投票所に行っていただきたいというお願いです。
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