閉じる

最終更新日 2021年7月29日

ここから本文です。

市長定例記者会見(令和3年7月21日)

令和3年7月21日(水曜日)15:00~市庁舎9階レクチャールーム

※質疑内容の要旨については、読みやすさを考慮し、政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。

テーマ資料

質疑要旨

1 テーマ
新型コロナウイルスワクチン接種について

記者:
7月末で高齢者の接種がほぼ完了し、次の段階として64歳以下の一般接種がメインになると思います。モデルナ社製ワクチンの供給状況とも関連するかと思いますが、現在運用している集団接種会場やハンマーヘッドの大規模接種会場が、今後どのような扱いになるのか、見通しについて教えてください。

市長:
モデルナ社製ワクチンの調整状況ですが、神奈川県を通じた調整の結果、7月26日に60箱を納品いただくことになりました。これを受けて、7月31日までにご予約いただいた全ての方に接種することができます。当初は、納品後の27日から31日までの接種に必要な180箱を希望していましたが、手持ちの全ての在庫を使用し、予約枠と同数を頂くことになりました。ワクチン接種については情報が二転三転することがありましたが、これは現場の混乱につながりますので、是非、国には現場の状況を聞いていただき、確実な供給、そして情報をお願いしたいと思います。
64歳以下の接種の準備状況ですが、予約を8月から頂きますが、高齢者接種で対応した集団接種、大規模接種、個別接種の3つの接種手法をベースに、利用しやすい場所や時間を考慮して、具体的な手法を検討中です。重ねて皆様にはお願いですが、8月中に改めて予約についてお知らせしますので、どうぞお待ちいただきたいと思います。
集団接種会場は8月以降も接種を行い、当面は、今回拡大した優先接種対象者の接種を行います。ハンマーヘッドの大規模接種会場で高齢者接種を行っていますが、7月末で一旦止めます。8月以降は、接種会場として活用できるよう調整を進めています。

記者:
モデルナ社製のワクチン供給ですが、国から県に対する通知が二転三転し、このことについて、理由の開示は国側からあったのか、また、こうしたことが今後常態化すると、体制を整える基礎自治体からすれば、本当に整えて良いのか、例えば大規模接種を用意するかどうか、そのようなことにもつながると思いますが、今回の二転三転したことについて、率直な感想をお聞きかせください。

市長:
国も、ワクチンの職域接種が行われたことにより、想定以上に(ワクチンの)使用数が多かったことはあると思います。国にとっても初めての経験ですから、多少の行き違いはありうることだと考えています。今回のことによって混乱する可能性もあるので、このような経験を基に、是非(ワクチンの)手配と正確な情報をお願いしたいということが、改めての私どもの要請です。今回は、状況的には想定以上の接種が進んだためではないかと考えていますが、国からは、こういう状況だという話はありません。

記者:
優先接種の拡大についてお聞きします。今回、保育士と教職員の方を優先接種の対象に加えたということですが、改めて優先接種の対象に加えた狙いと、今後別の業種を優先接種の対象にする考えがあるかどうか、お聞かせください。

市長:
とにかく感染拡大を抑えるのが重要であり、直接、人に接する仕事の方にはできるだけ接種を進めていきたいと考えています。ワクチンの予約状況や(供給)数にもよりますが、また検討しながら、必要な方たちに拡大できればしていきたいという気持ちはあります。今回、そのようにさせていただきました。

記者:
モデルナ社製のワクチンに関連してですが、先ほど所管の方から、最終的に60箱届くようになった経緯について、国から横浜市が抱えている在庫の数が、7月いっぱいの分まで足りるのではないかと国が把握していたので、そのあたりで情報の行き違いがあったという話を伺ったのですが、この点に関して、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

事務局:
実際には、毎週しっかり(ワクチンを)使い切って、月曜日に1週間分(のワクチン)を(供給して)いただくのでは、現場の運用として全く回らなくなる可能性が高いので、元々1週間分のうちに一定程度の余裕を持たせながら、国からは供給いただいていました。その状況について、国としては、我々の実際のものよりも、少し多めにゆとりがあると認識をされていたのではないかと思います。現実的には1週間分(の在庫が)ある状況ではなかったので、具体的な調整をしていただきました。


2 情報提供


(3 その他にて質問あり)


3 その他

記者:
Y-SDGs金融タスクフォースの設置について、改めて狙い、一般的にどのようにタスクフォースが広がりを見せて、良い状態にしていくのか、期待するところをお聞かせください。

市長:
SDGsの目標年次である2030年まで10年を切りました。大企業を中心に、取引先にSDGsの対応を求める事業者様が増えています。企業によるSDGsの取組は、環境・社会・ガバナンスの3つの要素を考慮した「ESG投資」の判断基準ですから、これなしでは、もはや投資家や金融機関に、少し厳しい言葉ですが、相手にしてもらえなくなってしまう。取引先としても金融機関の融資対象としても、非常に重要視されています。このような傾向から、横浜市としては、市内事業者の皆様がSDGsにしっかりと取り組んで、取引先の拡大、ESG投資の呼び込みを通じて、将来にわたって持続的に事業を展開していけるようになることが非常に大事だと考えました。金融機関の皆様も、このような市場の動向を捉えて、市内事業者の皆様のSDGs達成に向けた取組の支援に力を入れはじめたところです。今回タスクフォースを立ち上げたことで、横浜市と金融機関が連携を強化して、SDGs達成に向けた事業者が抱える課題などを共有し、情報交換して、解決に向けて議論を行い、対応策を考える。そのような重要な場所であり、これをやることで充実した支援になっていくと考えました。この取組の成果や参考にしていただける事例を、市内事業者の皆様や他都市でもご活用いただけるように、様々な媒体を活用して発信し、SDGsの普及に広く貢献していきたいと考えます。SDGsデザインセンターと、タスクフォースを設立できることは非常に良かったと考えています。

記者:
(新型コロナウイルス感染症の)感染者が増加傾向であることに伴って、明日からまん延防止等重点措置も延長されますが、一方で東京2020オリンピック・パラリンピックも始まり、4連休にもなるということで、改めて所感をお伺いできればと思います。

市長:
神奈川版緊急事態宣言として、まん延防止等重点措置の内容変更があります。酒類提供の終日停止が要請される大変厳しい措置ですが、やむを得ないと思います。そのような状況の中で、いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックが、既に福島でソフトボールも開幕し、オーストラリアに日本が勝ったという情報が届きましたが、安心で安全なオリンピックの開催を目指してやってきました。引き続き、基礎自治体として、特に開催都市ですので、緊張感を持ってやっていきたいと思います。今日午前中に英国大使がお昼頃にお出でいただきました。英国のオリンピック・パラリンピックの事前キャンプの場所として、川崎市、慶応義塾大学、横浜市で一緒にやらせていただきましたが、これからいよいよ緊張感をもってやらなければなりません。私も、しっかり選手、アスリートの方が競技できる状況を作っていきたいと、大使に改めて話しました。大使も是非よろしくとおっしゃっていました。どこの都市もそのような気持ちでいっぱいでしょうし、今回、都市ボランティアの方に活動を中止していただきましたが、研修も随分行いましたし、大変残念で、本当に感謝の思いでいっぱいです。直接接することができず、テレビで様々観戦いただくと思いますが、そのような方のためにも、重ねて申し上げますが、組織委員会と連携しながら、3密をしっかり避ける、殺菌・消毒の徹底、検温や手指の消毒、感染防止をさらにきっちり行い、アスリートの皆様がベストを尽くせるようにしっかり取り組んでいこうと、決意を新たにしています。

記者:
この4連休、(オリンピック競技の)開催地の市長として、視察や会見などを行う予定はありますか。

市長:
会見の予定はありませんが、視察は、時間がまだ調整できていませんが、させていただきます。あまり長い時間滞在することではありません。観戦はせず、どのように準備しているかを視察することで調整中です。


このページへのお問合せ

政策経営局シティプロモーション推進室報道課

電話:045-671-3498

電話:045-671-3498

ファクス:045-662-7362

メールアドレス:ss-hodo@city.yokohama.lg.jp

前のページに戻る

ページID:228-144-002

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • SmartNews