ここから本文です。
水やりを楽にする多年草花壇のすすめ
公園愛護会の活動の中で、多くの方が負担に感じているのが「水やり」です。特に夏場は、暑さや人手不足の影響もあり、継続的な管理が難しくなっています。そこでおすすめしたいのが、多年草を中心としたローメンテナンス花壇です。毎日の手入れに追われるのではなく、無理なく続けられる花壇づくりへと考え方を変えていくことが大切です。
最終更新日 2026年6月12日
水やりが楽になる花壇づくりの基本
①環境に合った植物を選ぶ
花壇を成功させる第一歩は、その場所の環境に合った植物選びです。
日なたには日なたに強い植物
半日陰には日陰でも育つ植物
乾燥に強い種類を中心に選ぶ
植物本来の力に任せることで、無理な水やりを減らすことができます。
日なた花壇には日なたに強い植物を配置
半日陰花壇には日陰でも育つ植物を配置
②水やりの方法を変える
水やりは「回数」よりも「やり方」が重要です。
≪たっぷり与えて回数を減らす≫
≪土の奥まで水をしみ込ませる≫
これにより、植物の根は深く伸び、乾燥に強くなります。
一方で、こまめな水やり(少ない量をこまめに与える)は根を浅くし、かえって水切れしやすい状態をつくってしまいます。
株元に水たまりができるまでたっぷり与える
溜まった水が引いていく速度がゆっくりになるまで繰り返す
ゆっくりになったら土の奥まで水分が行き渡ったサイン
水やりの頻度は
地植えした場合最初の1か月は週に1~2回水やりをしますが、その後は、雨任せに。葉がしおれてきたらたっぷりと水やりをしましょう。
③根が育つ土づくり
水やりを減らすためには、「土」の状態がとても重要です。
理想的なのは、細かい土の粒が、有機物や微生物の働きにより結びつき、小さな’団子’のようなかたまりになる状態の「団粒構造」の土です。根が張りやすい土は、
- 水を程よく蓄える力(保水性)
- 余分な水を流す力(排水性)
- 空気を通し、根がしっかり伸びる力(通気性)
この3つをバランスよく備えた土です。
根がしっかり広がることで、植物は自ら水分を吸収できるようになります。
④土壌改良で整える
花壇の土が固い・水はけが悪い場合は、土壌改良を行うことで改善できます。
土に適度な隙間をつくる
水はけと保水性のバランスを整える
これにより、植物が育ちやすい環境が整い、水やりの負担軽減につながります。
無理なく続けるために
「がんばりすぎないこと」
≪毎日作業できなくても大丈夫≫
≪体調の良い日にできる範囲で≫
≪誰でも分かりやすく管理できる構成≫
こうした考え方が、長く続く花壇づくりにつながります。
都筑中央公園で実際の花壇を見てみよう
現在、今回ご紹介した考え方をもとにした見本花壇を、都筑中央公園に作りました。
- 水やりの回数はどのくらいか
- 本当に管理が楽になっているか
- 季節ごとにどう変化するのか
実際に現地で見ることで、ご自身が活動する公園に合ったヒントが得られます。
フラワー&ガーデンフェスティバル横浜で展示した花壇を再現しました。
エコフレンドリーガーデンと呼んでいます。
これからの花壇づくりは、
- 無理なく続けられること
- 人にも植物にもやさしいこと
- 環境に適していること
が重要です。多年草を中心とした花壇は、その第一歩になります。
ぜひ実際の花壇を見に足を運び、取り入れられる工夫を見つけてください。詳しい情報について花壇づくりの具体的な工夫や実践のポイントは、今後**X(旧Twitter)**で順次発信していきます。
YOKOHAMA GO GREEN をみる(外部サイト)
最新情報をぜひチェックしてください。
暮らしの中や地域の中で、無理なく、楽しく続く花壇づくりを一緒に広げていきましょう。
このページへのお問合せ
みどり環境局公園緑地部環境活動事業課
電話:045-671-2484
電話:045-671-2484
ファクス:045-550-4554
ページID:236-115-478





