平成29年度の活動実績

経済産業省による「インドネシア国バタム市上下水道改善事業調査」に関連して実施中の事業の一環として、バタム市の下水道事業関係者が北部下水道センターと港北水再生センターを見学しました。高度処理した処理水を更にオゾン消毒し近隣の施設で再利用している再生水供給事業に大きな関心が寄せられました。

独立行政法人国際協力機構(JICA)及び横浜ウォーター株式会社と連携して、アフリカ地域8か国の水道事業体職員10人を受け入れ、水道事業に関する研修を実施しました。
研修員が自国の水道に関する現状や課題について発表するインセプション・レポート発表会には、5社の会員企業が参加しました。また、会員企業の工場の視察を行いました。

ベトナム国最大の水分野に関する展示会であるVietWater2017に横浜市のブースを出展し、テクニカルセミナーにおいて発表を行いました。今回は467社・団体の出展と約14,000人の来場がありました。
会員企業のリスト等の配布やセミナーでの発表を通じて横浜水ビジネス協議会のPRを行うとともに、横浜市のブースへの来場者を会員企業の出展ブースに案内しました。

アジア・スマートシティ会議は、アジアを代表する都市のリーダー、国際機関、学術機関、企業らが一堂に会する国際会議です。
本会議中に開催されたビジネスマッチングの場において、横浜市水道局と環境創造局が共同でブースを出展し、横浜水ビジネス協議会のPRを行いました。

横浜市水道局がIWA-ASPIRE（国際水協会アジア太平洋地域会議）の展示会にブースを出展し、横浜水ビジネス協議会のＰＲを行いました。会議全体で33か国・地域から約650名が参加し、横浜市のブースにもアジア・アフリカ地域等から多くの方が来訪しました。展示会場では、パネル展示や会員リスト（英語版）の配布、ビジネスフォーラムでのプレゼンテーションなどにより、水道局や横浜水ビジネス協議会の活動についてPRを行いました。

平成29年3月に採択されたJICA草の根技術協力事業（地域活性化特別枠）「ベトナム国ハノイ市における下水道事業運営に関する能力開発計画（フェーズ2）」の活動開始に先立ち、ベトナム国ハノイ市において、本市、JICA及びハノイ市建設局の3者で覚書を締結しました。

独立行政法人国際協力機構(JICA)と横浜市の共催で行われた「第４回アジア地域上水道事業幹部フォーラム」にて、横浜市水道局が展示会を開催しました。会員企業8社がアジアでの水ビジネス展開の機会とするため、同フォーラムに参加したアジア各国の水道事業体及び水道行政機関の幹部に対して、水関連技術をPRしました。

独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施するパナマ国別研修「下水道事業運営管理」コースの一環として、パナマ首都圏の下水道施設の管理・監督及び維持管理を行っているパナマ衛生計画事業実施ユニット(UCP)に向けた技術研修を北部下水道センターで行いました。

横浜水ビジネス協議会会員企業によるベトナム国での水ビジネスを推進するため、横浜市水道局と覚書を締結しているフエ省水道公社の協力のもと、会員企業の製品・水道技術を紹介するセミナーをフエ市で開催しました。
同セミナーでは、会員企業6社がプレゼンテーション、展示を通じて各社の製品・技術をPRし、ベトナム国側からは水道事業体等58団体165人の参加者が集まりました。

横浜市と代表幹事会員が、横浜水ビジネス協議会の平成28年度の活動報告及び平成２９年度の活動予定について情報共有を行いました。