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界面活性剤には毒性がありますか?
家庭用の洗剤に含まれる界面活性剤には、毒性や催奇形性があることを聞きました。このようなものが川に流れてしまっているのですか?
最終更新日 2023年10月4日
洗剤の主成分として使用されている複数の界面活性剤について、多くの研究機関による調査の結果、厚労省により「安全性に問題がない」という見解が示されています。
現在、一般的に使われているLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)と呼ばれる界面活性剤は、水中1Lあたりに0.2~0.3mg含まれると魚の成長が阻害され、数ミリグラム以上で死んでしまうことがわかっています。
洗濯時の濃度は通常1Lに数百mgのLASが含まれるため、魚に害のないようにするには、100~1000倍に希釈する必要があります。
平成12年度に鶴見川、境川、柏尾川、いたち側の市内流域で下水道局(当時)が調査した結果、陰イオン界面活性剤はほとんど不検出で、最大でも1L中に0.06mgと、飲料水の基準(1Lあたり0.2mg)を大幅に下回る値です。
昭和50年代後半の河川の界面活性剤の濃度は1L中に1~2mgであり、下水道の整備が進んできた結果と見ることができます。
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