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Q

リンスの生分解性は悪いのですか?

最終更新日 2023年10月4日

A

生分解性は、その化学的構造から比較的分解が遅いと考えられます。
リンスには主要成分として、衣料用柔軟剤にも広く使われている陽イオン界面活性剤が含まれています。これは一般的に毛髪に付着しやすく、帯電を防ぐことを目的として使用されています。
下水処理については、河川水中で測定した濃度が非常に低いことから、大部分が除去されていると考えています。
これは、生分解性が低くても、水に溶けにくいことや、ほかの物質に吸着しやすい性質により、処理が可能となっていると考えられます。
しかし、陽イオン界面活性剤には殺菌性があるため、下水処理を行う微生物に馴致(化学物質に対して微生物がなれることで摂取や分解が可能になること)が必要であることから、多量に使用することは環境に影響を与える可能性があります。

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下水道河川局下水道施設部水質課

電話:045-621-4343

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ファクス:045-621-4256

メールアドレス:gk-suishitsu@city.yokohama.lg.jp

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