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ブックリスト「読んで知る横浜市歌」

最終更新日 2024年1月15日

横浜市歌は、1909(明治42)年、横浜港の開港五十周年を記念して作られました。作詞は文豪森鷗外、作曲は東京音楽学校助教授南能衛(みなみよしえ)です。同年7月1日の開港五十年祭において市内小学生の歌唱により披露されました。1966(昭和41)年には「横浜市歌普及専門委員会」により改訂が加えられ、現在歌われているのは改訂後の市歌です。長く歌い継がれ、市民に親しまれている横浜市歌。その歴史と拡がりを知る資料をご紹介します。

読んで知る横浜市歌(PDF:1,530KB)

もくじ

1 市歌の誕生
2 市歌のお披露目
3 市歌の改訂
4 市歌の拡がり
5 楽譜・録音資料
【コラム】
6 横浜市歌関連年表

森鷗外への依頼 -なぜ作詞が鷗外なのか?

森鷗外が作詞者である理由ははっきりしていません。鷗外の日記によると、1909(明治42)年3月21日、横浜市長三橋信方の代理人三宅成城(教育課長)が鷗外を訪問し、市歌の作詞を依頼しています。一方で、「東京音楽学校から横浜開港五十年の唱歌を作ってくれと托された」という鷗外の談も残っています。これらのことから、横浜市がまず東京音楽学校へ依頼し、同校が鷗外へ橋渡ししたのではないか、と推測する論もあります。

制作過程 -曲が先、歌詞が後

横浜市歌は、先に曲を作り、曲にあわせて詞をつけるという方法(塡詞・てんし)で作られました。これは、当時としては珍しい手法だったそうです。1909(明治42)年6月6日、南より音楽学校へ招かれた鷗外は、「横浜市歌の譜を見て、直ちに塡詞」しました。鷗外の談によれば、自らその方法を提案したとのこと。そんな提案は初めてであったので、学校側は驚き、喜んだそうです。

作曲者・南能衛 -新進気鋭の音楽家

南能衛は徳島県出身、1904(明治37)年に東京音楽学校(現・東京芸術大学音楽学部)を卒業、徳島県中学校教諭等を経て、1908(明治41)年に東京音楽学校助教授となりました。南は当時27歳。その若さで、東京音楽学校に依頼のあった学校の校歌を多数作曲しています。鷗外とのコンビでは、ほかに「美澤進先生彰徳之歌」(コラム「Y校と、森鷗外&南能衛」参照)を制作しています。

市歌の作製費

『横浜開港五十年紀念帖』によると、作製費の総額は472円80銭。内訳は、「作歌報酬」100円、「作曲報酬」50円、本譜と略譜あわせて3万8百部の印刷に310円、作曲者教授のため2回来浜旅費及び弁当料12円80銭とあります。これとは別に、鷗外には市長から銀の烟草箱が贈られています。
ちなみに、楽譜の印刷に310円とありますが、当時の都新聞が伝えるところによると、その印刷はすこぶる美しく、台紙は120斤の光沢紙、表面には市の徽章を金色であしらい、横浜の今昔の様子を模様とし、裏面に楽譜を印刷したということです。

開港五十年祭

1909(明治42)年7月1日、横浜開港五十周年の記念式典が行われました。午後からの祝賀会において、市内小学校より選抜された数百名の児童により、横浜市歌が披露されました。指揮は高野己之助、演奏は横須賀海軍楽隊でした。

小学校への伝達

当時老松小学校の生徒であった平野威馬雄(詩人・フランス文学者)によると、1909(明治42)年、夏休みの最中に全校生徒が集められ、「東京のえらい学者の先生がヨコハマ市の歌をこしらえてくだすった」と聞かされます。そして校長先生が市役所から市歌を持ち帰るのを「野毛坂の両側に全校生徒がせいぞろいして、真夏の太陽の下で待っていた。」ということです。その後、「今は百舟百千舟」を「今は桃食って腹下し…」という替え歌が流行したとか。

市歌普及のために

1966(昭和41)年、神奈川県立音楽堂に読売交響楽団を招いて演奏会を行いました。飛鳥田市長は、そのアンコールで横浜市歌を指示しましたが、当時市歌のオーケストラ版は存在せず、この時は断念しました。また、そのころ市の教育委員を務めていた佐藤美子(声楽家)による提言もあり、同年に「横浜市歌普及専門委員会」が開かれました。メンバーは、佐藤美子、作曲家高木東六、横浜交響楽団常任指揮者小船幸次郎、横浜市立桜丘高校教諭村山拡也、音楽の指導主事、小学校の音楽研究会代表でしたが、高木東六が辞退したため、ほかの5人で改訂することとなりました。

改訂の主なポイント

1 調の変更
原曲はト長調ですが、曲中の1番高い音が高すぎて歌えないということで、変ホ長調(一般用)、ヘ 長調(学校または合唱団用)に移調しました。
2 旋律のリズム、音程の修正
複雑な音程やリズムにより歌いづらい部分を補修しました。
3 ピアノ伴奏の補修、オーケストラ版の作製
ピアノ伴奏、オーケストラ版は小船幸次郎が編曲を行いました。

【大正から昭和初期】

祝賀会などでの横浜市歌演奏の様子

式典等で市歌が歌われた例としてご紹介します。
1917(大正6)年7月1日の開港記念横浜会館の開館式において横浜市歌が演奏されました。
1918(大正7)年から1923(大正12)年の7月1日に横浜開港記念会館で全市小学校の代表児童が集まり、横浜貿易新報社主催の開港記念児童祝賀大会が開催されました。大会では横浜市歌が斉唱されました。

  • 参考資料
    • いずれも「横浜貿易新報」
      「開港記念横濱会館開館式」1917(大正6)年7月2日p.2
      「祝賀児童大会」1918(大正7)年6月27日p.5、1919(大正8)年7月1日p.5、1920(大正9)年7月1日p.5、1921(大正10)年6月27日p.5、1922(大正11)年6月22日p.5、1923(大正12)年7月1日p.5

唱歌の学習と横浜市歌

横浜市教育研究会により昭和初期に発行された唱歌学習用のテキストに横浜市歌が収録されています。

横浜市歌ダンス

戦前、小学校の運動会や横浜市児童体育大会で、横浜市歌を使った「合同遊戯」が行われました。「横浜市歌ダンス」として知られています。

【平成】

横浜市歌ブルースバージョン

横浜のミュージシャン中村裕介によるブルースバージョンが野毛の居酒屋から広がり、2003(平成15)年3月にはCDが発売されました。

  • 参考資料
    • 「鷗外の歌詞ブルースで 現代版・横浜市歌がブーム」「神奈川新聞」2003年3月11日 横浜版 p.21

好きな横浜の歌 4位:横浜市歌

2008(平成20)年に行われた「横浜開港150周年記念式典市民アンケート」で、「横浜にちなんだ歌で好きな曲は?」という質問に対し、横浜市歌は4位となりました。1位はブルーライト・ヨコハマでした。

横浜市歌制定100周年

横浜開港150周年・市歌制定100周年の2009(平成21)年には「横浜市歌100周年ライブ」、横浜交響楽団による記念演奏会、「横浜市歌制定100周年スペシャルライブ」、「横浜開港150周年記念コンサート」などが開催されました。

  • 参考資料
    • 「森鴎外作詞「横浜市歌」100周年ライブ」「読売新聞」2009年3月30日 東京朝刊横浜 p.37
    • 「今と違う初演の旋律 きょう 横響、開港150周年記念し再現 横浜市歌、生誕100年迎え」「神奈川新聞」2009年6月21日p.22
    • 『横浜開港150周年記念事業公式記録』(外部サイト) 横浜開港150周年・創造都市事業本部/〔編〕 横浜開港150周年・創造都市事業本部 2010年 p.60~63、p.88~89

横浜市歌の歌唱指導について

『横浜版学習指導要領 音楽科編』で「横浜の時間」との関連で横浜市歌を取り上げること、『横浜版学習指導要領 特別活動編』では、入学式や卒業式での市歌の指導について記載があります。

横浜市歌で盆踊り

2010(平成22)年5月「横浜市歌で盆踊り実行委員会」によるBon Dance横浜市歌『よこはまアラメヤ音頭』CDが完成。歌唱には林文子市長も参加しました。

市営地下鉄駅構内での横浜市歌放送

2010(平成22)年9月1日から、横浜市交通局では湘南台駅(藤沢市)を除く市営地下鉄39駅の構内で横浜市歌のメロディーをBGMとして流すことを開始しました。

  • 参考資料
    • 「市営地下鉄駅構内での横浜市歌放送について」 横浜市記者発表資料 平成22年8月31日
    • 「市営地下鉄BGMに「横浜市歌」 鴎外が作詞」「読売新聞」2010年9月1日 東京朝刊横浜 p.27

横浜市立小学校体育大会「Let’s Dance With YOKOHAMA」

横浜市立小学校体育大会は1951(昭和26)年から開催され、市立小学校6年生が一堂に会します。「Let’s Dance With YOKOHAMA」は第60回大会を記念して作られた演技で、横浜市歌をアレンジしています。

「横浜風流」初演

2016(平成28)年6月11日、横浜能楽堂で開館20周年を記念し、狂言方大蔵流の人間国宝山本東次郎が創作にあたった「横浜風流」が初演されました。横浜市歌の一節を取り込んでいます。

  • 参考資料
    • 「横浜に新作「風流」 市歌を取り入れて」「神奈川新聞」2016年7月31日 横浜・川崎・横須賀版 p.18

横浜市会本会議場で横浜市歌斉唱

横浜市会では、2017(平成29)年から、毎年、第1回市会定例会の開会に先立ち、先人への敬意、横浜への郷土愛をより深める場として、市会本会議場において、横浜市歌の斉唱を行っています。

横浜DeNAベイスターズ 応援歌

ホームページの「テーマ別応援歌」に、テーマ「ホームラン・勝利のファンファーレ「横浜市歌」」と、歌詞が掲載されています。

【楽譜】

1 『横浜市歌』(外部サイト) 森 林太郎/作詞 南 能衛/作曲 横浜市教育委員会 1959年

原曲版(ト長調)の楽譜です。当時の半井清市長による一文があり、市民からピアノ伴奏付き楽譜の要望が多いため、開港101年のみなと祭記念事業として発行した楽譜だということです。

2 『横浜市歌』(外部サイト) 横浜市教育委員会/編 森林太郎,南能衛/著 横浜市教育委員会 1966年 付属資料:ソノシート1枚

1966(昭和41)年5月「横浜市歌普及専門委員会」を経て、改訂された直後に出た楽譜です。「学校または合唱団用」(ヘ長調)、「一般用」(変ホ長調)の2種類で、編曲者はいずれも市歌普及委員会 (補修編曲)、小船幸次郎(ピアノ編曲)です。市歌歌唱の手引き、当時の飛鳥田一雄市長による市歌紹介文があります。また、付録ソノシートの内容は次の通りです。
1.斉唱~横浜少年少女合唱団 2.混声合唱と管弦楽~横浜交響楽団 横浜混声合唱団 3.吹奏楽~横浜市消防局音楽隊 4.管絃楽~横浜交響楽団

3 『横浜市歌』(外部サイト) 森 林太郎/作詞 南 能衛/作曲 横浜市教育委員会 [出版年不明]

2と同じ、改訂後の楽譜です。市歌歌唱の手引きも2と同様です。しかし、市歌の紹介文に若干の違いがある上、「横浜市教育委員会」名義で作成されています。

4 『横浜市歌 楽譜(CD付)』(外部サイト) 横浜市教育委員会事務局生涯学習文化財課/編 横浜市教育委員会 2015年 付属資料:CD1枚/12cm(付:ブックレット)

楽譜は3と同じです。付録CDの内容は次の通りです。
1.横浜市歌について 2.斉唱 横浜少年少女合唱団 3.斉唱 コーロ・みお 4.斉唱 横浜市歌合唱団 5.管弦楽 横浜交響楽団 6.横浜市歌と森鷗外(解説) 7.合唱 横浜少年少女合唱団 8.混声合唱 横浜混声合唱団 9.吹奏楽 横浜市消防音楽隊 10.筝曲合奏

5 『横浜市歌』〔オーケストラ編成用〕(外部サイト) 森林太郎/作詞 南能衛/作曲 [出版者・出版年不明]

オーケストラ編成のスコア(総譜)です。歌詞はありません。

6 『横浜市歌』〔オーケストラ編成用パート譜〕(外部サイト) 森林太郎/作詞 南能衛/作曲 [出版者・出版年不明]

オーケストラ編成のパート譜集です。歌詞はありません。

7 『横浜市歌(楽譜)』(外部サイト) 南能衛/作曲 小船幸次郎/編曲 [出版者・出版年不明]

吹奏楽編成のパート譜集です。スコア(総譜)、歌詞はありません。

【録音資料】
 音楽・映像資料は図書館外への貸出はしていません。中央図書館内で視聴できます。

1 『横浜市歌』(外部サイト) 森林太郎/作詞 南能衛/作曲 横浜市教育委員会 [19--] カセットテープ

A面 1.市歌演奏(1)斉唱/横浜少年少女合唱団 (2)斉唱/コーロ・みお (3)管弦楽/横浜交響楽団 (4)合唱/横浜少年少女合唱団 2.横浜の歴史概略(解説)
B面 1.横浜市歌と森鴎外(解説) 2.市歌演奏(1)混声合唱/横浜混声合唱団 (2)吹奏楽/横浜市消防音楽隊(3)筝曲合奏

2 『横浜市歌』(外部サイト) 森林太郎/作詞 南能衛/作曲 市歌普及委員会/編曲 横浜市教育委員会 1994年 CD

1.横浜市歌について 2.斉唱/横浜少年少女合唱団 3.斉唱/コーロ・みお 4.斉唱/横浜市歌合唱団 5.管弦楽/横浜交響楽団 6.横浜市歌と森鴎外(解説) 7.合唱/横浜少年少女合唱団 8.混声合唱/横浜混声合唱団 9.吹奏楽/横浜市消防音楽隊 10.筝曲合奏

3 『復刻私(わたし)の横浜』(外部サイト) 八木義之/制作 齊藤秀夫/解説 ビクターエンタテインメント 2000年 CD

1.横浜市歌 横浜市立青木尋常小学校生徒(伴奏:日本ビクター・サロン・オーケストラ、発売:昭和4年(1929年)11月25日)
これまであまり存在を知られてこなかった横浜にまつわる歌を残そうと、当時の原盤から音を起こして復刻し、刊行したCDです。改訂前の横浜市歌を聴くことができます。

4 『横浜うた物語 横浜開港150周年記念企画』(外部サイト) 横浜開港資料館/監修 King Records 2009年 CD

11.横浜市歌(横浜青木小学校生徒)※上記3と同じ。 27.横浜市歌~ブルースバージョン
横浜開港150周年を機に、横浜で歌われてきた伝承歌・愛唱歌・歌謡曲の中から27曲を選び、横浜開港資料館監修の下、年代順に編成したCDです。改訂前の横浜市歌を聴くことができます。

5 『よこはまアラメヤ音頭 BON-DANCE横浜市歌』(外部サイト) 横浜市歌で盆踊り実行委員会/[編 ]横浜市歌で盆踊り実行委員会 CD 付属資料:「よこはまアラメヤ音頭」の踊り方

6 『よこはまアラメヤ音頭 BON-DANCE横浜市歌 振付け教則用DVD』(外部サイト) 横浜市歌で盆踊り実行委員会/編 TVK 2010年 DVD

解説バージョン、教則ビデオバージョン、プロモーションバージョンを収録しています

2013(平成25)年に開催された「横浜音祭り2013」。その際作曲された「横浜音祭りファンファーレ」のほか、横浜市歌、2014横浜市歌(矢部政男編曲)を収録しています。演奏は横浜市消防音楽隊です。

【Webサイト】

こちらで、市歌を聴くことができます(斉唱版、吹奏楽版)。楽譜も掲載しています。

【録音資料】3、4と同様の音源が収録されています。
「横浜市歌」 森林太郎[作詞] 南能衛[作曲] 横浜青木小学校生徒 日本ビクター・サロン・オーケストラ[伴奏] 発売年月日:1929-11
「国立国会図書館/歴音参加館限定」資料です。国立国会図書館および横浜市中央図書館(3階PCリサーチコーナー)等で視聴できます。

【コラム 1】 Y校と、森鷗外&南能衛
1909(明治42)年11月、横浜商業学校同窓会が同校の美澤進校長に贈った「美澤進先生彰徳之歌」は、森鷗外と南能衛の作詞作曲です。また、校歌は作詞森公章鷗外、作曲小松耕輔(学習院助教諭)で1916(大正5)年に作られました。鷗外は作詞料を受け取らなかったと紹介されています。
参考資料
『Y校八十周年記念誌』(外部サイト) Y校八十周年記念誌編集委員会/編 横浜市立横浜商業高等学校 1962年 p.35~36 p.36~38
横浜市立商業高等学校ホームページ「校歌・公章」(外部サイト) 校歌を視聴できます。
【コラム 2】 昭和初期の横浜市歌“評”
横浜市歌は、どのように評されていたのでしょうか。昭和初期に刊行された2冊からご紹介します。
「尋常小学唱歌」や「尋常小学国語読本」の編集に関わり、また、多くの校歌・市歌等の作詞を行った八波則吉は、『唱歌作歌法講話』(昭和6年)の中で横浜市歌を取り上げています。「大家の作歌法とも見るべき珍しい話を一つしよう。」と前置きした上で、鷗外の「塡詞」について「博士なればこそ、先づこんな注文をされたのだ。」、「東京音楽学校で驚いたのも無理がない。」、「語彙が豊富で、どんな難題でも頓着しないだけの自信がなければ出来ない藝当である。」と称賛しています。
また、東京音楽学校乙種師範科を卒業し、横浜市の二谷尋常高等小学校などで訓導を務めた三浦俊三郎は、『本邦洋楽変遷史』(昭和6年)で横浜市歌を取り上げ、「行進曲風に出来て居て、歌謡風でない處が歌ひ手を困らせてゐる。」としつつも、「今日に至るまで全市児童並に青年の集会記念式等に歌はれ市歌としての眞價を發揮して居る。」と紹介し、「自分は永久にこの市歌の存続を希ふものである。」と述べています。
参考資料
『唱歌歌作歌法講話』(外部サイト) 八波則吉/著 京文社 1931年 p.124~128 (国立国会図書館デジタルコレクション)
『本邦洋楽変遷史 2版』(外部サイト) 三浦俊三郎/著 日東書院 1931年 p.582~584

既に紹介している資料は、著者・出版社等の書誌事項を省略しました。

横浜市歌関連年表
西暦和暦月日できごと出典
1909明治423月21日横浜市長の代理人三宅成城が森鷗外に市歌の作詞を依頼。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治425月12日三宅成城と森鷗外、市歌について相談。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治425月23日南能衛が市歌について森鷗外に相談。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治426月6日南能衛から電話があり、森鷗外が音楽学校に行き、市歌の楽譜を見て、直ちに作詞。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治426月17日市歌の印刷ができる。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治426月18日森鷗外が、市歌を南能衛に送付。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治426月28日各小学校選出の生徒300名、横浜小学校で南能衛の指導により市歌の練習。「東京毎日新聞」1909年6月29日 p3
1909明治427月1日横浜開港五十年紀念大祝賀会開催。小学生徒らにより横浜市歌斉唱。森鷗外参列。『横浜開港五十年紀念帖』(外部サイト) 『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治427月18日三宅成城が横浜市長の使として、森鷗外を訪問し、銀の烟草箱を贈呈。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1909明治427月31日三橋横浜市長が森鷗外を訪問。『鴎外全集 第35巻』(外部サイト)
1931昭和63月『横浜市小学唱歌 尋常科第1学年用』発行。「ヨコハマシカ」を収録。『横浜市小学唱歌 尋常科第1学年用』(外部サイト)
1934昭和94月『唱歌学習帳』発行。「横浜市歌」を収録。『唱歌学習帳』(外部サイト)
1966昭和415月7日横浜市歌普及専門委員会開催。『横浜市歌 横浜洋楽文化史』(外部サイト)
1966昭和417月『横浜市歌』(付:ソノシート1枚)発行。改訂後の楽譜、市歌歌唱の手引き、飛鳥田市長による紹介文を収録。『横浜市歌』(外部サイト)
1968昭和43 開港110年記念、フォノシート盤「横浜市歌」発行。『横浜市歌 横浜洋楽文化史』(外部サイト)
1994平成6 『横浜市歌』CD(横浜市教育委員会)発行。『横浜市歌』(外部サイト)
2000平成127月『復刻私(わたし)の横浜』CD発行。『復刻私(わたし)の横浜』(外部サイト)
2003平成153月23日『中村裕介ROXVOX / 横浜市歌~ブルースバージョン~YOKOHAMA CITY BLUES』CD発売。「神奈川新聞」2003年3月11日 横浜版 p21
音楽出版社 CDジャーナルホームページ(外部サイト)
2008平成205月26日横浜開港150周年記念式典市民アンケートが行われ、横浜市歌は4位となった。横浜市記者発表資料 平成20年5月26日(PDF:738KB)
2009平成213月『横浜版学習指導要領 音楽科編』、『横浜版学習指導要領 特別活動編』 発行。『横浜版学習指導要領 音楽科編』(外部サイト)
『横浜版学習指導要領 特別活動編』(外部サイト)
2009平成216月21日横浜交響楽団第615回定期演奏会開催。初演当時の市歌を再現。「神奈川新聞」2009年6月21日 朝刊 p22
2009平成216月中旬市教育委員会が横浜市歌の吹奏楽版等の楽譜を作成し、全市立学校に配布。横浜市記者発表資料 平成21年6月30日
2009平成218月『横浜うた物語 横浜開港150周年記念企画』CD発売。『横浜うた物語 横浜開港150周年記念企画』(外部サイト)
2009平成219月11日横浜市歌制定100周年スペシャルライブ開催。『横浜開港150周年記念事業公式記録』(外部サイト)
2009平成2112月12日開港150周年の締めくくりとして、記念の年を振り返るとともに、横浜市歌を未来に歌い継いでいくため、横浜開港150周年記念コンサート開催。『横浜開港150周年記念事業公式記録』(外部サイト)
2010平成225月27日Bon Dance横浜市歌『よこはまアラメヤ音頭』CD完成。横浜市記者発表資料 平成22年6月8日(PDF:388KB)
2010平成229月1日市営地下鉄駅構内でBGMとして横浜市歌を放送。横浜市記者発表資料 平成22年8月31日
2010平成2210月5日
10月7日
第60回横浜市立小学校体育大会開催。第60回を記念して市歌をアレンジした演技「Let’s Dance With YOKOHAMA」が作られた。横浜市教育委員会ホームページ 横浜市立小学校体育大会 はまっ子スポーツウェーブ
2014平成26 『横浜音祭りファンファーレ オリジナルCD』作成『横浜音祭りファンファーレ オリジナルCD』(外部サイト)
2015平成274月『横浜市歌 楽譜(CD付)』発行『横浜市歌 楽譜(CD付)』(外部サイト)
2016平成286月11日横浜能楽堂 開館20周年記念 新作「横浜風流」初演「神奈川新聞」2016年7月31日 p18
2017平成292月1日横浜市会本会議場で「横浜市歌」を斉唱。横浜市記者発表資料 平成29年1月31日(PDF:391KB)

「鷗外」の漢字表記について
・ 紹介文中の表記は、各資料の表記によりました。
・ 『(書名)』(著者)等の表記は、横浜市立図書館蔵書検索ページ「資料情報」の表記によりました。
文中敬称略しました。
インターネット情報の最終確認日 令和5年3月1日

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電話:045-262-7336

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