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新型コロナウイルス感染症について
最終更新日 2024年12月19日
新型コロナウイルス感染症の基本情報
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2と呼ばれるコロナウイルスによって引き起こされる疾患です。
- 感染者の口や鼻から、せき、くしゃみ、会話等のときに排出される、ウイルスを含む飛沫又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接的に接触することにより感染します。
【主な症状】
- のどの痛み、せき、鼻水・鼻づまり、体のだるさ、発熱、筋肉痛など全身の症状が出ることが多いです。
- 軽症の方は、発症後1週間以内に症状が軽快することが多いです。
- 高齢者や基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方は重症化リスクが高くなります。
- 重症化のリスクとなる基礎疾患等には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、喫煙があります。
- 重症化リスクの高い方や、症状が重い方などは、医療機関に相談しましょう
感染予防対策について
個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします
判断のための参考情報(有効な対策の例)
手洗いなどの手指衛生
換気
三密を避ける
重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方、妊婦など)は、流行期においては次のような場面を避けることが有効です
- 換気の悪い場所
- 不特定多数の人がいるような混雑した場所
- 近接した会話
マスクの着脱について
マスク着用は個人の判断が基本となります
ただし、以下のような場合には注意しましょう
周囲の方に感染を広げないためにマスクを着用しましょう
- 新型コロナウイルス感染症の陽性となった場合、発症後5日間かつ症状が軽快して24時間程度は他人に感染させるリスクが高いことから、外出を控えることが推奨されます
- 10日間が経過するまでは、マスクを着用し、周りの方へうつさないよう配慮しましょう
ご自身を感染から守るために マスク着用が効果的です
※感染が急拡大している時期や、医療機関・高齢者施設など重症化リスクの高い方が多い場面など、時期や場面によっては、感染対策を強化していくことも考えられます
流行状況
検査キットや解熱鎮痛薬を常備しましょう
抗原検査キットについて
購入するときは、外箱の表示を確認してください。
【注意!】使用できる検査キットは国に承認された「医療用医薬品」、「一般用医薬品(OTC)」です。
- 医療用医薬品には外箱に「体外診断用医薬品」の表示があります。
- 一般用医薬品には外箱に「第1類医薬品」の表示があります。
医療用医薬品「体外診断用医薬品」について
→購入できる薬局はこちら。
抗原検査キット販売薬局リスト(一般社団法人 横浜市薬剤師会ホームページ)(外部サイト)
一般用医薬品「第1類医薬品」について
→インターネット等で購入可能です。製品情報などについてはこちら。
新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット(OTC)の承認情報(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
解熱鎮痛薬について
その他、常備しておくとよいもの
- 常用している薬
- 日持ちする食料(5~7日分)
- 体温計
発熱などの症状が現れた場合
- 抗原検査キットで自己検査をお願いします。症状が軽い場合は、自宅等で療養を始めましょう。
- 高齢者や基礎疾患のある方、症状が重い場合などは、かかりつけ医などの医療機関に相談してください。
かかりつけ医がない方や受診可能な医療機関が不明な方は、#7119(あるいはTEL045-232-7119 24時間・年中無休)へご相談ください。 - 感染症法に基づく感染した際の就業や日常生活の行動制限はありません。
外出を控えることが推奨される期間
- 特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目として5日間は外出を控えることが推奨されます。
- 5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
- 10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。
- 発症日を0日目として5日間は外出を控えることが推奨されています(厚生労働省ホームページ(外部サイト))
医療費について
- 令和6年(2024年)4月1日から、通常の医療体制に移行し、公費負担は終了しました。
- 医療費の自己負担割合に応じた、通常の窓口負担になります。
- 医療保険において、毎月の窓口負担(治療薬の費用を含む)について高額療養費制度が設けられており、所得に応じた限度額以上の自己負担は生じません。
- 公費申請など、詳しくは、 医療費についてをご覧ください。
ご家族や同居の方について
「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。
- 可能であれば部屋を分け、感染されたご家族のお世話はできるだけ限られた方で行うことなどに注意してください。
- 外出する場合は、新型コロナにかかった方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。
- 7日目までは発症する可能性があります。
- 手洗い等の手指衛生や換気等の基本的感染対策をお願いします。
- 不織布マスクの着用や、高齢者等の重症化リスクの高い方と接触を控える等の配慮をしましょう。
救急車を呼ぶか迷ったら
り患後症状について
り患後の症状など
新型コロナウイルス感染症のり患後症状(いわゆる後遺症)とは、感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、り患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般を指します。
代表的な症状として、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下等があります。
≪参考≫新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について(外部サイト)(神奈川県ホームページ)
り患後症状の受診先
り患後症状の多くは、時間経過とともに改善することが多いとされており、その過程で、各症状に応じた対症療法が行われることもあります。まずはかかりつけ医やり患後症状に対応している地域の医療機関(一次受け医療機関)へご相談ください。
り患後症状対応の医療機関は「罹患後症状に対応している医療機関(神奈川県のホームページ)(外部サイト)」をご確認ください。
り患後症状が続いた場合の支援制度
り患後症状によって社会生活に大きな制限が生じた際に、公的な制度が活用できる場合があります。よくある質問「新型コロナウイルス感染症のり患後症状の支援制度等について」を参照ください。
関連リンク
新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)(外部サイト)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報(国立感染症研究所)(外部サイト)
このページへのお問合せ
医療局健康安全部健康安全課
電話:045-671-2463
電話:045-671-2463
ファクス:045-664-7296
ページID:194-000-007