ここから本文です。
乳がん対策について
最終更新日 2024年12月4日
乳がん/乳がんの疑いありと言われたら
日本では、女性の約9人に1人は一生のうちに乳がんと診断されると推計されています。
乳がんは40代からり患が増える特徴があり、家庭や職場で中心的な役割を担う世代のため、乳がんと言われると、治療に関する心配だけでなく、脱毛など外見の変化や仕事、お金など、生活に影響する多くの心配事から、焦りや不安を感じることがあります。
このたび横浜市では、患者さんやご家族が、乳がんについて調べることのできる情報ウェブサイト「よこはま乳がん」を制作しました。
乳がんに関する情報
「よこはま乳がん」について
「よこはま乳がん」
乳がんの診療に携わっている「横浜市乳がん連携病院」の医師や看護師が、医療者の視点で患者さんにお伝えしたい、知っていただきたいことをまとめた情報ウェブサイトです。
よこはま乳がん(外部サイト)
「よこはま乳がん」目次
これから乳腺外科を受診する方へ
乳房にできる病気/乳がんの疫学/初診時の流れ
乳がんと診断されたら
乳がん治療の総論/気持ちの持ちようについて/大切な人への伝え方/これからの生活について
これから手術を受ける方へ
乳がんの手術について/乳房再建手術について/手術後の生活の注意点
これから薬物療法、放射線治療を受ける方へ
抗がん剤治療について/ホルモン療法について/放射線治療について
治療中・治療後の方へ
術後の経過観察について/転移・再発乳がんについて
乳がん治療を受けるにあたって知っておきたいこと
妊孕性について/遺伝について/緩和医療について/性生活について/アピアランスケアについて/様々なサポートについて
ブレスト・アウェアネス
ブレスト・アウェアネスとは「乳房を意識する生活習慣」のことを言います。乳がんは他のがんより若い世代からり患する人が増える特徴があり、生涯で乳がんにり患する確率は9人に1人と言われています。日頃から自分の乳房の状態を知ることがブレスト・アウェアネスの第一歩です。ブレスト・アウェアネスのポイントについては、こちらをご覧ください。
知っててよかったブレスト・アウェアネス(PDF:889KB)
横浜市遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)検査費等助成について
親・子・きょうだいに遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)でいらっしゃる方が、令和6年度4月1日以降に遺伝カウンセリングや遺伝子検査を受けた場合の費用の一部を助成します。詳細についてはこちら(横浜市ウェブページ)をご確認ください。
横浜市乳がん連携病院
本市では、市内にある8つの病院を「横浜市乳がん連携病院」に指定しています。
最新治療や患者支援で8病院が連携していくとともに、それぞれの病院が各地域の医療機関と連携することで、横浜市内の乳がん診療体制を充実させるための取組です。
乳がん連携病院体系イメージ図
乳がんは、家庭や職場で中心的な役割を担う世代で発症率が高く、患者さんは仕事を続け、家庭を守りながら治療を進めなくてはなりません。そのためには、精神的・社会的ストレスに対するメンタルケアや、脱毛や爪変形に対する外見(アピアランス)ケアなどの患者支援が必要不可欠となってきます。患者さんが安心して確実に治療を受けるためには、医師、看護師、薬剤師など様々な専門職が連携し、患者さんの治療(生活)環境を整えていく必要があります。横浜市乳がん連携病院では、乳がん患者さんを包括的に支援する「人を看る医療」をめざし、市内の医療機関を指定して取組を進めています。
また、横浜市乳がん連携病院は、地域医療機関と役割分担をしながら、乳がん検診や内服治療などの利便性を向上するとともに、最新治療や患者支援に関する市民向け啓発にも取り組んでいきます。
病院名 | 所在地 |
---|---|
横浜市立大学附属病院(外部サイト) | 金沢区福浦3-9 |
横浜市立大学附属市民総合医療センター(外部サイト) | 南区浦舟町4-57 |
横浜労災病院(外部サイト) | 港北区小机町3211 |
横浜市立みなと赤十字病院(外部サイト) | 中区新山下3-12-1 |
横浜市立市民病院(外部サイト) | 神奈川区三ツ沢西町1-1 |
けいゆう病院(外部サイト) | 西区みなとみらい3-7-3 |
済生会横浜市南部病院(外部サイト) | 港南区港南台3-2-10 |
昭和大学横浜市北部病院(外部サイト) | 都筑区茅ケ崎中央35-1 |
横浜市立大学附属病院
横浜市立大学附属市民総合医療センター
横浜労災病院
横浜市立みなと赤十字病院
横浜市立市民病院
けいゆう病院
済生会横浜市南部病院
昭和大学横浜市北部病院
Patient Navigator養成講座
第2回「Patient Navigator養成講座」を開催します!
詳細は下記の募集要項を御参照ください。
申込みは下記のリンクからお願いします。(申込期限:令和6年6月28日(金曜日))
PatientNavigator養成講座とは
《目的》
この講座では、患者の皆様に寄り添い、自ら、または、他職種との連携をして必要な支援を提供できる人材を育成し、横浜市内病院における乳がん診療の質を向上させることを目的として行います。
《Patient Navigator とは・・・》
社会的役割の多い世代に発症する乳がんでは、最善の治療を行う上で、多くのサポートを必要とします。Patient Navigatorとは、患者の皆様に寄り添い、意思決定の支援をしたり、様々なサポートの提供につなげる人材のことを言います。本講習では、日常診療で、明日から役に立つ実践的内容のみにフォーカスし、横浜市において、より多くの看護師さんが、日常的に乳がん患者の皆様をサポートする一助になるようプログラムを作成しています。
令和6年度「PatientNavigator養成講座」募集要項(募集終了)(PDF:526KB)
《これまでの開催状況》
(令和3年度)・ビデオ講義、ライブ配信講義:8月~10月
・集合研修:10月17日
(令和4年度)R3年度実施PatientNavigator養成講座受講者を対象としたフォローアップ研修 集合研修:3月4日
(令和5年度)R3年度実施PatientNavigator養成講座受講者及び
乳がん診療に関わる市内病院の医療職を対象としたフォローアップ研修 集合研修:12月16日
10月はピンクリボン運動の推進月間です!(令和6年10月の取組)
10月は、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを広くお伝えするために世界中で行われているピンクリボン運動の推進月間です。横浜市では、この啓発月間にあわせて市内全域で乳がんの啓発に取り組みます!
この機会に、乳がんについての理解を深めていただき、「ブレスト・アウェアネス」を実践していただければと思います。なお、横浜市乳がん検診は、職場等でがん検診を受診する機会のない市内在住の40歳以上の女性を対象に実施しています
ピンクリボンライトアップ2024inかながわ(ピンクリボンかながわとの連携)【終了しています】
ピンクリボンかながわ等共催団体の呼びかけのもと、「ピンクリボンライトアップ2024inかながわ」の一環として横浜市庁舎など市内27か所がシンボルカラーのピンクにライトアップされます!
詳細なライトアップ日時は施設によって異なるため、ピンクリボンかながわHP(外部サイト)をご確認ください。
ピンクリボンフェスティバル2024(公益財団法人日本対がん協会との連携)
「ピンクリボンフェスティバル2024」(外部サイト)(公益財団法人日本対がん協会ほか主催)にあわせ、協会より提供された乳がんに対する理解を深める内容のパネル・バッチ等の啓発資材等を用いて、各区福祉保健センター保健師等が商業施設でのイベントや区民まつり等において乳がんの啓発を行います。
■令和6年度市内各区福祉保健センターでの乳がん啓発イベント予定(令和6年9月19日時点)(PDF:245KB)【終了しているイベントもあります】
PDF形式のファイルを開くには、別途PDFリーダーが必要な場合があります。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページへのお問合せ
医療局地域医療部がん・疾病対策課
電話:045-671-2721
電話:045-671-2721
ファクス:045-664-3851
ページID:407-977-277