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小児がん対策について
最終更新日 2025年1月31日
知ってほしい 小児がんのこと
小児がんは、り患数が少なく、大人のがんと比べると社会の理解が不足していることから、小児がん治療中やその経験があるお子さんやご家族の現状を少しでも知っていただくことを目的とした動画を制作しました。
横浜市内の病院で小児がんの治療を受けた、横浜市内在住のお子さんとご両親が、横浜F・マリノスで活躍した中澤佑二さんに、「闘病中に辛かったこと」や「周りから励まされたこと」など、ご自身の気持ちをお話ししています。
本動画の15秒ショートバージョンは、令和7年2月1日~28日の期間に市営地下鉄や市営バス等で、3月14日(金曜日)~3月27日(木曜日)の期間にはシネアドで放映します。
■「知ってほしい 小児がんのこと」(フルバージョン)
■「知ってほしい 小児がんのこと」(ショートバージョン)
<すべての方に知ってほしい 小児がんについての情報>
①がんの子どもの家族や周りの方へ(国立がん研究センター がん情報サービス)
https://ganjoho.jp/public/life_stage/child/family/index.html(外部サイト)
小児がん患者のご家族に対し、患者やきょうだいに接する際に知っていただきたいこと、学校の先生や同級生に対し、小児がん患者や保護者へ接する際に知っていただきたいことを案内しています。
②未来へ向かう私たちの参考書~小児がん経験者の体験談~(国立成育医療研究センターHP)
https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/cancer/leaflet07.pdf(外部サイト)
③小児がんの資料(小児がんのこどもを守る会HP)
https://www.ccaj-found.or.jp/materials_report/cancer_material/(外部サイト)
患者のきょうだいの日常に関わるすべての方向けの手引き、患者の体験談、患者家族の実態調査結果などを案内しています。
④AYA世代がん患者家族向け冊子「AYA」(一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会HP)
https://aya-ken.jp/archives/9534(外部サイト)
思春期・若年成人(AYA)世代のがん患者と家族の実態調査結果をまとめた資料です。
※ AYAは、Adolescent and Young Adultの略で、15歳から30歳代の思春期・若年成人の世代を指します。
<小児がん患者やご家族の方向け情報>
・幼児・思春期・若年世代向け妊孕性温存療法の説明動画(国立成育医療センター)
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/cancer_center/cancer_news/post_10.html(外部サイト)
年齢層別に、それぞれ適した妊孕性温存療法を説明した動画です。
適応のある患者の保護者の方に一度、視聴いただいてから供覧していただくことをお勧めしております。
・患児・経験者・家族・医療関係者の方へ(公益財団法人 ゴールドリボン・ネットワーク)
https://www.goldribbon.jp/participants(外部サイト)
ゴールドリボン・ネットワークが行っている様々な支援が紹介されています。
・小児がん患者会ネットワーク
https://ssj-gan.net/(外部サイト)
患者会の紹介や、患者家族にとって役立つ情報が掲載されています。
・小児・AYA世代がん経験者みんなの健康管理サイト(公益財団法人 がんの子どもを守る会)(外部サイト)
http://kenkokanri.ccaj-found.or.jp/(外部サイト)
小児がん経験者の健康管理の方法について案内しています。
<横浜市からの情報>
・横浜市若年がん患者等妊よう性温存治療に関する助成
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/iryo/gan/taisaku/ninyousei/
横浜市では、妊よう性温存治療に関する切れ目のない支援を目的に、都道府県の助成対象外である、患者が妊よう性温存治療を受けないと決めた場合のカウンセリング料や、妊よう性温存治療で凍結した精子、卵子、受精卵、卵巣組織の保存更新料の助成を行っています。
神奈川県の妊孕性温存治療・温存後生殖補助医療については、こちら(外部サイト)
・骨髄移植等により免疫を失った方に対する「再接種費用」の助成について
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/saisessyu.html
骨髄移植等により既に行った予防接種で得た免疫が消失し、再度予防接種することが必要な場合、その費用は自己負担となります。
横浜市では感染症の蔓延防止および経済的負担の軽減を図るため、予防接種費用を助成しています。
・がん患者へのウィッグ購入費助成
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/iryo/gan/taisaku/wigannai.html
がん患者の皆さまの就労や社会参加を応援し、生活の質がよりよいものになるように、ウィッグ(かつら)等の購入経費の一部を助成しています。
・若年がん患者の在宅療養支援助成(対象0~39歳)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/iryo/gan/taisaku/terminalannai.html
40歳未満のがん患者の方が住み慣れた生活の場で安心して自分らしい生活ができるよう、在宅サービス利用料の一部を助成(償還払)し、患者さんとその家族の負担を軽減する助成制度を実施しています。
小児がん経験者への支援
小児期にがんの治療を受けた方(小児がん経験者)は、がん(腫瘍)そのものからの影響や、治療の影響などによって、合併症の恐れや、生活習慣病やがんの発症リスクなどが高くなる場合があります。疾患を早期に発見し、重症化を未然に防ぐために、下記の医療機関において、「よこはま小児がん経験者ドック」による検査と「長期フォローアップ」受診を受けることができます。
よこはま小児がん経験者ドック
小児期にがんの治療を受けた方(小児がん経験者)は、それまでの治療の影響などにより、20代など若い頃から生活習慣病やがんの発症リスクなどが高くなる場合があるとされています。疾患を早期に発見し、重症化を未然に防ぐためには、人間ドックなどを利用して定期的な検診を受けることが重要です。
このたび、小児がん経験者が成人後も自身の健康管理に役立てられるように、横浜市小児がん連携病院と横浜市立みなと赤十字病院が連携し、11月から横浜市立みなと赤十字病院で、小児がん経験者用の検診メニューとして、「よこはま小児がん経験者ドック」を実施しています。(年齢制限なし・横浜市民以外の方も検査可能です。)
料金など、詳細は下記のページをご覧ください。
横浜市立みなと赤十字病院 健診センターホームページ(外部サイト)
長期フォローアップについて
長期フォローアップとは
小児がんの治療を受けた方は、成長や時間の経過に伴って、がん(腫瘍)そのものからの影響や、薬物療法、放射線治療などの治療の影響によって生じる合併症(晩期合併症)がみられることがあります。適切な対処をするためには、定期的な診察と検査によるフォローアップが必要です。
横浜市では、横浜市小児がん連携病院で受診することが可能です。
小児がん拠点病院
小児がん患者とその家族が安心して適切な医療や支援を受けられるよう、「小児がん拠点病院」(国指定)として、「神奈川県立こども医療センター」が指定されています。
相談窓口として「小児がん相談支援室」が設置されており、病気や治療のこと、学校・仕事、医療費や福祉サービスのことなどのご相談に対応しています。
【病院名】 神奈川県立こども医療センター
【所在地】 横浜市南区六ツ川2-138-4
◆小児がん相談支援室
平日8時30分~17時15分
電話 045-711-2351(代表)※『小児がん相談』とお伝えください
E-mail shounigan@kcmc.jp
詳細は下記のページをご覧ください。
小児がん連携病院
本市では、市内の小児がん治療に実績のある3つの病院を「横浜市小児がん連携病院」と指定し、診療体制の充実や相談支援体制を構築していきます。
病院名 | 長期フォローアップ | 所在区 |
---|---|---|
神奈川県立こども医療センター(外部サイト) | 南区 | |
恩賜財団済生会横浜市南部病院(外部サイト) | 小児がんの長期フォローアップ(外部サイト) | 港南区 |
公立大学法人横浜市立大学附属病院(外部サイト) | 小児科(外部サイト) | 金沢区 |
長期フォローアップについて相談したいけれど、どこへ相談したらよいかわからない方は
神奈川県立こども医療センター 小児がんセンター インターネット相談窓口メールフォーム(外部サイト)
にご相談ください。
メタバースによる交流支援
長期入院や入退院を繰り返しているお子さんが、治療の副作用の影響による外見の変化を気にせず、心を支える交流の場をつくるための試行として、メタバース交流イベント「YOKOHAMAスペースアドベンチャー」を開催しました。
開催概要
(1) 対象
長期に入院しているお子さん、慢性の病気で病院へ入退院をしているお子さん、
大きな病気を経験したお子さん、またはそのきょうだい
※クイズやミニゲームが中学生以上向けとなっています
(2) 実施日
令和6年8月21日(水曜日)13時30分~15時
【プログラム】
チームで協力しながらゲームにチャレンジする中で、参加者同士のコミュニケーションの活性化を図ります。
・オリエンテーション
・ゲームによる交流
・表彰式
(3) アクセス方法
ご自身のスマートフォンまたはPCから、家や病院等の好きな場所でアクセス
VRゴーグルなど特別な機器は必要なし
※申込受付は、終了しました。
横浜市小児がんに関するアンケート
横浜市小児がんに関するアンケートは、10月31日で調査期間を終了しました。
結果につきましては、後日掲載いたします。
世界小児がん啓発キャンペーン
「Global Gold September Campaign(世界小児がん啓発キャンペーン)」は、子どもたちは「金」のように貴重な宝物として、小児がんを啓発し、支援を呼びかけるため、毎年9月に世界各国でそれぞれの地域を象徴する建物や橋などを金色にライトアップするキャンペーンです。
今年のテーマである「小児がんの闘病と支援、みんなに金メダルを!~こんな風に治療がんばってます ~わたしには何ができるだろう」に賛同し、横浜市でも市内各施設におけるゴールドライトアップを開催しました。
9月9日(月曜日)18:30から、横浜をはじめとする各地の実施施設をYouTube中継します!
YouTube公式「GGSC チャンネル」 2024年メインイベント オンライン中継
https://www.youtube.com/live/YsZ2sC9LkCE(外部サイト)
実施日
令和6年9月3日(火曜日)~9月9日(月曜日)
※横浜こどもホスピス~うみとそらのおうちは9月7日(土曜日)~9月9日(月曜日)
※神奈川県立こども医療センターは9月9日(月曜日)~9月30日(月曜日)
ライトアップスポット(50音順)
・アニヴェルセル 横浜みなとみらい
・神奈川県庁
・神奈川県立こども医療センター
・象の鼻パーク
・女神橋
・よこはまコスモワールド「コスモクロック21」
・横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち
・横浜市庁舎
・横浜ハンマーヘッド
・横浜マリンタワー
骨髄移植等により免疫を失った方に対する「再接種費用」の助成について
骨髄移植等により既に行った予防接種で得た免疫が消失し、再度予防接種することが必要な場合、その費用は自己負担となります。
横浜市では感染症の蔓延防止および経済的負担の軽減を図るため、予防接種費用を助成しています。
詳しくは下記のページをご覧ください。
骨髄移植等により免疫を失った方に対する「再接種費用」の助成について
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医療局地域医療部がん・疾病対策課
電話:045-671-2721
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