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令和3年度(2021年10月)地域のわ通信 NO.71

町内会の災害時における情報伝達のデジタル化

最終更新日 2021年11月16日

災害時における情報伝達のデジタル化

  町内会の情報伝達は、回覧板や掲示板が主な手段ですが、平常時ではない緊急時には
スピード感が求められ、工夫と知恵をもった取組が必要になります。
 大口仲町池下町会では、災害時の安否確認や回覧板といった機能を取り入れたアプリの
運用を令和2年4月から開始しています。災害時には、リアルタイムに情報が伝達でき、近所の
助け合いをスムーズに行えることを期待しています。
 緊急時の町内の情報発信にデジタル活用した取組を、町内会の役員の方々にお聞きしました。

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大口仲町池下町会(神奈川区内での位置)

災害時に、今の伝達手段では時間がかかりすぎるのでは!?

  大口仲町池下地区は、ひな壇状の宅地造成で丘陵地が多い地域です。歩行路は
狭いうえ勾配がきつく、高低差が30メートルもあり、マンションだと10階建てに相当
するそうです。このエリアで災害が発生した場合の共助に不安を覚えた町内会の
石渡会長は、6年前に防災・減災につながる災害時支援チームを結成しました。
助けられる人(要援護者)と助けてくれる人(支援チーム員)をグループにし、
もしもの時に備えようとしています。
ただ、緊急時には、今までの伝達手段である紙や電話連絡では時間がかかりすぎて、
それを何とか解決できる手段を考えていく必要性を感じていました。

町内会に合ったデジタル情報発信は・・・

 デジタルで情報発信する にあたり、まずは身近なメールやラインを試しましたが、
緊急時に使うにはそれぞれに長所短所がありました。
  安心・支援部会(元防災部)長であり、ICT担当の岩並さんを中心に検討を重ね、
導入したのが「結ネット」というスマホのアプリです。特徴は、平常時には町内会の
予定のほか、市や区のHPにアクセスでき、もしもの時には「災害モード」になり、
緊急の連絡がリアルタイムでできるようになることです。

デジタル情報発信で緊急の連絡がリアルタイムに!

 デジタル活用は住民の理解がなくては進みません。現在、デジタルの情報発信(結ネット)に、
池下町会の約3分の1の世帯が登録しています。「丘陵地で狭い道が多いこのエリアでは
車両進入が難しく、災害時には人を介した対応が必要になります。デジタルの情報発信で
支援の優先順位がわかり、支援する人的な負担が軽減されるはずです。さらに災害に
対する住民意識を高め、登録者数を増やしていきたいです」と石渡会長は話します。
 実際に「災害モード」を使うほど大きな災害は起きていませんが、令和3年2月の地震
(神奈川県東部は震度4)時に、アプリ内の「緊急投稿」というツールを使い、安否確認と
支援チーム員の被災者対応策を連絡し合いました。夜間連絡だったにもかかわらず
「緊急投稿」を確認した世帯は、登録者の約80%で、迅速な情報伝達と対応が可能に
なったと、デジタル活用の手応えを感じています。
 使い始めたばかりの緊急時のデジタル活用は、災害時の命を守る手助けになりそうです。

地域のわ通信No71(大口仲町池下町会の災害時の情報伝達のデジタル化)

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